谷瑞恵のレビュー一覧

  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    1作目同様、千景と透磨の関係といい、話の道筋といい、分かりやす~い展開。
    図像術やキューブメンバーにもっとフォーカスしてほしいな。もっと各メンバーを掘り下げないともったいない気がする。
    ミステリーと言うよりは少女漫画。

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    2015年11月17日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    贋作がある、という噂を聞いて、真実を確かめるため
    動き出したはいいものの…。

    この二人の屈折したというかなんというか…。
    関係性、最後の方には多少動いてますけど
    他からみたら、ほぼ動いてないに等しい状態。
    幼馴染の警察は、確実にあと一歩どころか
    やろうと思う所で阻止されまくりそうです。

    発見された絵に、画廊に、昔の彼女。
    色々掘ったら出てきました状態なのに
    本人達が掘り下がらない…!
    事件だけが掘り下がって、発掘されて終了。
    そのついでに、と双方の感情がでてきたりしますが
    この温度差、というか気になり具合の違い差。
    うん、これはさっさと別れて正解です。
    相手に失礼。
    付き合う事を選択した時

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    2016年03月11日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    お洒落なブルターニュ産のりんごジュースに、
    見た目が強烈なスターゲイジーパイにそそられた。

    絵画はブリューゲルの『イカロスの墜落』と『悪女フリート』。

    今回も千景と透磨の関係がいじらしい。

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    2015年10月19日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    図像学に興味をそそられる。
    絵に関わるミステリー。
    今回は途中で、結末を予測できてしまったけど、図像術に関する部分はやはり面白い。

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    2015年10月11日
  • 思い出のとき修理します 3

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    雰囲気が好き。

    あとがきにあった、地図や建物の見取り図がなんだか嬉しかった♪
    なんだかより物語を身近に感じられる、みたいな?

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    2015年09月28日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    ネタバレ

    第2弾。透磨の元カノも出てきて、ブロンズィーノの贋作も出てきて、そしてちょっと二人の距離が縮まった?
    というか、恋愛というには曖昧な二人の想いが少しだけ形を成したというか…。

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    2015年11月23日
  • 異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女

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    ネタバレ

    谷瑞恵の新作。伯爵と妖精で培ったイギリス文化の知識が絵画というジャンルで再構成されている。

    舞台は現代だけど、主人公の千景はリディア並に頑固で、人間関係を苦手としている18才の女の子。7歳時に起こった誘拐事件以前の記憶がなく、両親を憎み、祖父から学んだ絵画に込められる図像学を専門に飛び級して大学に入ったというとびきり変わった経歴を持つ。
    そんな中、見ると不幸になるというゴヤの絵が盗まれ、日本にあるという情報が彼女の天敵、西ノ宮透磨にもたらされる。
    彼はそういった絵画を収集する集まりキューブを結成していた。
    不幸をもたらす絵を放置できないと、自分も調査にのりだすが、対人が苦手な主人公は、絵さえ

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    2022年11月05日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    自分を捨てた父の影が残る庭園で、彼女は断罪されるのか

    シリーズ3作目。今回ピックアップされている画家はブリューゲル。前作から一歩進んで、透磨は千景をどうしたいのか、その一端が垣間見えた今作。千景も少しトラウマを乗り越えて強くなった。
    相変わらず事件自体はすごいトリックや深い過去があるわけじゃないけれど、絵画って面白い!と思える内容。次巻が出るまでに、図像に関する本を読んでみたいと思う。
    あと、実は京一の空気の読めなさも楽しみなったきた。

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    2015年09月16日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    異人館画廊の2冊目。
    今回も千景と透磨を中心に話は進んでいく。
    千景と透磨のキモチが、なんだか痛々しい。
    ミステリーでもあり、恋の話でもあり、
    ちょっとキュンとしてしまう1冊。

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    2015年09月15日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    ネタバレ

    今回は透磨の葛藤がいろいろわかり読んでいて面白かった。
    相変わらずじれじれしている二人だが今後どうなるのか楽しみです。

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    2015年09月03日
  • 拝啓 彼方からあなたへ

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    谷瑞恵さんの初の単行本。雰囲気としてはやはり『思い出のとき~』のような感じではある。途中犯人はあの人かなぁと思ったら当たった。ほんのりミステリー風味。ショウくんのエピソードがよかった。

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    2015年09月03日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    荒野を進む女の後ろ姿。その背をずっと追いかけている。

    シリーズ2作目。前作が物語の根幹を握る図像術についての説明とするなら、今作は透磨が千景をどう思っているのかを含めた恋愛面が中心といった感覚。贋作の噂と呪われた絵、そして透磨の元カノからの依頼が、物語を加速化させていく。
    少し強引だし、ミステリーとして不十分だが、千景と透磨を見守りたい私としては、ただ守ったり慈しみたいだけじゃない透磨の感情が今後どうなるのか楽しみ。次回は2015年8月。次も絵画を検索しながら楽しみたい。

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    2015年07月20日
  • 拝啓 彼方からあなたへ

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    ネタバレ

    手紙にまつわる、ほのぼの系だと思って読んだのですが…
    冒頭から、あのお手紙!

    意外とミステリー?
    人が死んでるんだし、思い切りミステリー?

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    2015年04月22日
  • 拝啓 彼方からあなたへ

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    「もしもあたしが死んだら、この手紙をポストへ入れてください。」と中学生の時に友達の響子に託された詩穂。その後、手紙が大好きで手紙専門店「おたより庵」を営んでいる詩穂の元に響子の訃報が…(゜゜;)大筋では響子の死の真相を解き明かす話だけれど、手紙の良さを感じられるエピソードあり、ラブあり(^o^;)いろいろありすぎて、的を絞れない感じがして読むのに少し苦労した(--;)響子の分も詩穂には幸せになって欲しいなぁ(*´-`)

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    2015年03月19日
  • 拝啓 彼方からあなたへ

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    ミステリーとしては駄目でしょう。
    まあ、谷さん独特の感じで救われてはいますが、どっちつかずになってしまったような気がします。

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    2015年03月02日
  • 拝啓 彼方からあなたへ

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    【収録作品】もうひとりの受取人/瓶の中の海/幾つものメッセージ/世界でいちばん短い手紙/脅迫状に願いを
     自己主張が苦手そうな女性の自立、というとDV関連になるのは時代性だろうか。

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    2015年02月23日
  • 伯爵と妖精 涙の秘密をおしえて

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    ネタバレ

    すこし近づいた二人の距離。今後、いろいろと待ち構えていそうですがいい意味でまた変わったエドガーに期待です。

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    2015年02月08日
  • 伯爵と妖精 恋人は幽霊

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    ネタバレ

    死んでいたと思われたアーミンが妖精としてよみがえります。
    彼女が新たな生をうけたことが今後どのように影響していくのか楽しみです。
    またリディアにより人間らしい心が芽生えていく彼らの今後が楽しみです。

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    2015年01月26日
  • 拝啓 彼方からあなたへ

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    手紙を書くのに使う商品を扱う「おたより庵」を営む詩穂が、以前に中学の友人から預かった一通の手紙より始まるミステリー。連作短編集。「おたより庵」に関わる人たちの過去をもひも解いていく。そして、中学の友人の死の謎を解明していくことで、詩穂自身も強くなっていく感じがしました。束縛されることで自分は相手を必要としている女性が羽ばたいていく姿を描いたお話なんですが、なんとなく、詩穂のキャラクターが何だかちぐはぐに見えたせいか、前半は読むのに少し苦労しました。後半は一気に読めました。
    手紙が出てくるミステリーと聞いていましたが、ちょっと想像していたものとは違いました。
    詩穂と城山の、不器用な大人たちの関係

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    2015年01月02日
  • 拝啓 彼方からあなたへ

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    手紙が繋ぐ物語。

    何の前情報もなしに購入したため、帯にミステリーと書いてあって驚きました。

    犯人は途中でぼんやりと分かったので、あぁやっぱりなと思いました。

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    2014年12月21日