ふすいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
北海道の札幌がテーマだったので親近感が湧いたこの本。
この本の主人公、麦菜は認知症のおばあちゃんと一緒に暮らしている。ヤングケアラーとまでは行きませんが十分その予備軍の麦菜は理不尽な理由で叱られたり介護をする毎日に疲れていました。ですが学校の授業で支援制度を知り、、、?
少子高齢化の超高齢化社会の日本なのでこの問題はどんどん深刻化していくと思います。なので支援制度をもっと広めたり充実させることが大切だと思いました。やっぱり介護は疲れることもあるけどあからさまに態度の悪い介護だと介護される側もストレスなのでどちらの側も気持ちよくなれるような介護に出来たらいいですね。
ぜひ、多くの人にこの -
Posted by ブクログ
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。と、あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。の主な登場人物たち、一人一人の‘’その後‘’を集めたお話です。
あの花〜と、あの星〜、の2作を読んだのでせっかくならこちらも読みたいと思っていましたが、なかなか手につきませんでした。
というのも、あの花〜や、あの星〜から得た戦争の姿に怖さを感じたからです。
ただ、経験した事も無いのに文字だけでも怖さを感じれるなんて、現実で、その目で見た人たちはどれほど怖かった日々なのだろう…と思いました。
ましてや国の為に、死ぬとわかっていながら毎日毎日、1分1秒を過ごした特攻隊員たちはどんな気持ちだったのだろうかと想像もつきま -
ネタバレ 購入済み
号泣する
作家さん買いです。
私は難病を抱えて生きてきました。
それは全身に症状が広がり、今は目に障害が出始めています。
ちょうどほのかのように、視野が狭まり暗いところで見えなくなっています。
だから、すべて他人事とは思えませんでした。
登場人物みんなの気持ちが自分のもののように思えて切なかった。
白石先生は全てをみずみずしく描き、未来の希望をくれた気がします。
現在の詳しいことは全然書かれていないことにも唸りました。
小説の醍醐味とはこれだな、と痛感しました。
自分の目に許される限り、私も本を読み続けたいです。 -
購入済み
じんわりと
胸が熱くなりました。
今までの白石先生のお話も大好きでしたが、このお話は別格。
ヒロインの静かな愛情がそこここに溢れていました。弱視から光を失うまでの焦燥感、それでも小さな希望にしがみつき、悩み続け、悩み抜き、選択した別れまで。
全てが愛でした。
そんな彼女を一途に星を想うように思い続けていた彼も深かったです。
いろんな涙が溢れるお話でした。