ふすいのレビュー一覧

  • 10年後、きみに今日の話をしよう。

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    麦ちゃんの屈託ない明るさが
    家族を変えていく過程が
    たまらない

    電車の中で読んでいて
    途中涙…

    家族がお互いを一応理解していても
    それに納得しているわけではなく
    誰もが遠慮して生きていたあの頃と
    麦ちゃん1人の存在をきっかけに
    家族それぞれを認め合えるようになった今では
    全てが違って見えるのだろうな

    主人公家族以外の周りの人々も素敵

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    2024年06月29日
  • 春の真ん中、泣いてる君と恋をした

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    ネタバレ

    不器用でやわらかくて、優しい。これはまるで作者さん本人の実話なのでは、というくらいナチュラルに飛び込んできます。 ヒロインの奏音ちゃんの傷ついた心に、優しく入り込んできた芹羽くん。二人ともとっても不器用だし、だけど本音はとっても優しい気づかいさん同志。 それが読んでいて全編通して温かな空気を醸し出してるから、感情移入のまま最後まで読み切る。 ただ不思議なことに、その感情移入は他の登場人物一人一人二も「わかる、気持ちはわかる」と自然に思わせられるのは、作者さんの腕だと思います。 心が温かくなる読後感です。

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    2024年06月24日
  • 遠い町できみは

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    ひどい親もいるもんだ と、憤慨しながらも、その状況の中でも成長していく子供達を見ていると、救われた気分がします。

    サーフィンをやってみたくもなりますよ。

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    2024年06月07日
  • 遠い町できみは

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    いっき読み

    子ども大人関係なく心が通い合う物語で
    ところどころ涙もありながらいっき読みしました

    サーフィンあまり分からないけど

    自然と向き合う感じは
    サーフィンに限らず

    人の手では努力してもどうしようもない事とか
    向き合う姿勢とかを教えてくれるのかなと思う

    子どもでも大人でもどうしようもない事もある

    すごくいい物語でした

    映画化とかしそうだけど
    本がいいです

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    2024年04月16日
  • ホワイトルーキーズ

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    コロナ禍初期に研修医になり、駆け抜ける4人の新米医師たちの話。現役医師が書いてあるからかとてもリアルな話だと思う。彼らの今後に期待。医者になりたい人に。

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    2024年03月28日
  • 涙の音、聞こえたんですが

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    主人公は、人の涙の音が聞こえる。(家族もそうなので血筋のよう)
    という特殊な設定はあるものの、全体はとても素敵な、リズムも良いストーリー。

    こんなおじさんが読んでも言いよね。

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    2024年03月25日
  • ホワイトルーキーズ 4

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    ついに、研修医期間も最後で自分の進路を決めるところ

    彼と離れたくないと沢井は思うけど、進路の邪魔をしたくないって思いなかなか言い出せないが
    彼朝倉が自分よりに合わせてくれてよかったー
    父親の病院を継がなきゃいけないかな?って気持ちもあるけど父親は自分の意見を尊重してくれたし

    風見は、なんとなく病院に残るんだろーなって思ってたけどその通り!
    薬剤のゆめちゃんと同じ場所で働く!
    こりゃ、きっと付き合うな

    続きあるのかな?

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    2023年12月20日
  • 見えない星空に最後の恋が輝いている

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    2人のやりとりがとても微笑ましく、とても感動できる話でした。

    徐々に視力が弱くなる描写には、自分自身が体験している感じがありました。
    (本の裏面に説明あり。)

    目が見えていることが、如何に幸せであるか。
    当たり前と思うことが、他の人には当たり前ではない。
    自分自身が、どれだけ幸せか改めて再認識させられる。
    とても素敵な小説でした。

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    2023年05月16日
  • 見えない星空に最後の恋が輝いている

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    号泣する

    作家さん買いです。

    私は難病を抱えて生きてきました。
    それは全身に症状が広がり、今は目に障害が出始めています。
    ちょうどほのかのように、視野が狭まり暗いところで見えなくなっています。
    だから、すべて他人事とは思えませんでした。

    登場人物みんなの気持ちが自分のもののように思えて切なかった。
    白石先生は全てをみずみずしく描き、未来の希望をくれた気がします。

    現在の詳しいことは全然書かれていないことにも唸りました。
    小説の醍醐味とはこれだな、と痛感しました。

    自分の目に許される限り、私も本を読み続けたいです。

    #泣ける #切ない #感動する

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    2023年04月24日
  • 見えない星空に最後の恋が輝いている

    匿名

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    静かな愛

    現実と自分の気持ちと折り合いを見つけるまでの葛藤。お母さんの気持ち。後で知らされる彼の想い。そのどれもが、それぞれの愛でした。自分だったらと考えながら、時に涙し読み進めました。

    #泣ける #切ない

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    2023年04月15日
  • 見えない星空に最後の恋が輝いている

    購入済み

    じんわりと

    胸が熱くなりました。
    今までの白石先生のお話も大好きでしたが、このお話は別格。
    ヒロインの静かな愛情がそこここに溢れていました。弱視から光を失うまでの焦燥感、それでも小さな希望にしがみつき、悩み続け、悩み抜き、選択した別れまで。
    全てが愛でした。
    そんな彼女を一途に星を想うように思い続けていた彼も深かったです。
    いろんな涙が溢れるお話でした。

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    2023年03月07日
  • ホワイトルーキーズ 3

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    前巻から、少し間が空いてたため
    研修医四人の人物像がハッキリと思い出せなかった。
    間が空く時は、簡単な登場人物像が書かれてるとすごい助かる。

    空知総合病院、一体どこを舞台にしているのだろう。
    物語よりも、そっちが気になる。
    知ってる地名が出てきて、行ってみたくなった。

    研修もいよいよ終わりに続く中、最後の研修先でいろいろ学んで成長していく。
    研修医四人の中の二人が交際。
    いいことだが、できすぎた話だな…

    癌で療養病院に行った方がいい少し横柄な高齢の鞄職人の患者さん
    他の患者さんがリハビリしないで転院したいと言う患者に出てけと言う。
    でもそれは、最後の注文の鞄を作らなきゃいけないからとリハ

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    2023年02月04日
  • 天使がくれた時間

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    とても心が温かくなりました。この本のように愛する人のために自分を犠牲にしてまでも相手の幸せを願えるところに心がとても締め付けられました

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    2023年01月27日
  • 卒業 桜舞う春に、また君と

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    4つの卒業にまつわる短編集。(あんま卒業関係ないけどね)
    汐見さんがいるのと、表紙の桜にひかれて読みました。一番好きなのは2編目の「初恋の答えは、約束の海で」です!いやー水葉さんのデビュー作ですからね。デビュー作だけある。いい。短編なのにすごい泣いちゃった(笑)ちなみに1編目も泣きました。意外にも汐見さんのやつがぁ~よくあるやつ~で、あんま新鮮じゃなくて、一番あんまかな。でも全部良かったぁ~~!マジのお気に入りは「初恋の答えは、約束の海で」だぞ~ 注目してね

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    2022年09月05日
  • ネコとカレーライス スパイスと秘密のしっぽ

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    読んでいると必ずカレーが食べたくなる、そして不思議とスパイスの香りが漂う飯テロ小説。『レシピは冒険の記録』という言葉がお気に入りです。カレー好きにはたまらない美味しい物語です。

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    2022年04月13日
  • 自意識過剰探偵の事件簿(一二三文庫)1

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    自意識過剰探偵の事件簿。真摯夜紳士先生の著書。探偵志望の自意識過剰女子が主人公の楽しい一冊。主人公の自意識過剰女子の言動はとても個性的で、周囲からは迷惑がられて煙たがられていたりするけれど、こういう人が身近にいたら案外楽しくて人気者になったりするかも。

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    2019年01月13日
  • あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った

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    久しぶりに本を読みながら号泣した。
    タイトルからして、きっとそういう本だろうと思って読み始めたにもかかわらず。

    綾乃の母に対する気持ちは、保育園も児童館もギリギリに迎えに行く自分を重ねて考えると、私も子供達に寂しい思いをさせているのかと反省したりして。
    ただ、母.珠貴は、しっかりとした考えで、強く逞しく、娘を愛してた。

    母娘の間柄がだんだん変わっていくことも自然だったし、登場人物みんなステキな人たちで、みんな愛おしく思って読んだ。

    珠貴のような、強くて包容力があって愛情のある母に、わたしもなりたい。

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    2018年10月28日
  • 天使がくれた時間

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    登場する誰もが、愛する人のために自らを犠牲にしてまでも守り抜く姿に、とても感動しました。
    舞台となった千葉県の鵜原海岸に行ってみたくなりました。

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    2018年09月29日
  • 僕の永遠を全部あげる【文庫版】

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    ネタバレ

    文庫本で書き下ろされた最後のストーリーもちょーよかった!!
    この章が永遠(♾)のマークなのもいいなぁって思った!

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    2025年12月23日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    ネタバレ

    リアル本にて。
    「考察する若者たち」で中高生に人気の小説として紹介されていたため、購入。
    中学二年生で反抗期真っ只中の現代に生きる少女が、1945年にタイムスリップし、特攻隊に所属する青年、彰と出会い、恋に落ちる。
    戦時中、しかも特攻隊が舞台ということで、少しハードルが高く感じられるが、実際読んでみるとすごく読みやすい文体で、分量も多くなく、読書筋力があまり要らない本だった。
    個人的に、ラストシーンは腑に落ちなかった。百合は、彰たちの尊い犠牲の上に、現代の平和な生活があると気付いた。一方でら彰は、最後の最後、米兵の恐怖の表情を見ることで、相手にも家族があることに気付き、撃沈することなぐ、自分だ

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    2025年12月14日