【感想・ネタバレ】あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言ったのレビュー

あらすじ

ネットで生まれた涙あふれる母娘小説、ついに刊行! 自由奔放な母に嫌気が差し、田舎を飛び出してひとりで暮らす綾乃。そんな綾乃の家に、ある日突然、母の珠貴がやってきた。不本意ながら始まった数年ぶりの母娘生活は、綾乃の同僚若菜くんや、隣の家の不登校少女すずちゃんを巻き込んで、綾乃の望まない形で賑やかになっていく。だが、ある時綾乃は気付いてしまう。珠貴の身体が、すでに取り返しのつかない状態になっていることに。そしてあろうことか、綾乃の身体にも――

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Posted by ブクログ

久しぶりに本を読みながら号泣した。
タイトルからして、きっとそういう本だろうと思って読み始めたにもかかわらず。

綾乃の母に対する気持ちは、保育園も児童館もギリギリに迎えに行く自分を重ねて考えると、私も子供達に寂しい思いをさせているのかと反省したりして。
ただ、母.珠貴は、しっかりとした考えで、強く逞しく、娘を愛してた。

母娘の間柄がだんだん変わっていくことも自然だったし、登場人物みんなステキな人たちで、みんな愛おしく思って読んだ。

珠貴のような、強くて包容力があって愛情のある母に、わたしもなりたい。

0
2018年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不器用な母娘の物語。
主人公母娘だけでなく、登場人物全てが不器用。

疾患と闘病に関する表現は少なめなので、重たい雰囲気にならず
文章もやわらかい表現なので読みやすいので、一気に読めます。
なのに涙を止めることができませんでした。

0
2018年07月06日

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