ふすいのレビュー一覧

  • ドーナツの歩道橋

    Posted by ブクログ

    若者の青春、って感じのお話かと思ったらなかなか考えさせられるテーマだった。
    いつかの自分の物語かもしれないって思った。麦菜の気持ちがすごくわかる。おばあちゃんのことは好きだけど、めんどくさいって思っちゃう気持ちは絶対あって、そんな自分がいやで後悔する。後悔したままにならなくてよかった。
    好きときらいは近い。そうなのかもしれない。

    0
    2020年11月19日
  • ドーナツの歩道橋

    Posted by ブクログ

    小さい頃、いろんな遊びを教えてくれたり、美味しいおやつを作ってくれたおばあちゃん。いつの間にか、私より小さくなって、みんなに「おばあちゃん、大丈夫?」と気遣われるようになって…。
    病院でいつも「家に帰りたい」って繰り返し言ってた。そんなせつない情景を思い出しました。

    そして、麦菜のおばあちゃんが、自分の老いを感じながらも認めたくない気持ち、自分が自分じゃなくなることが恐ろしかったり情けなかったりする気持ちが胸にぐっときました。

    麦菜は大好きなおばあちゃんの変化に戸惑いながらも、おばあちゃんを支えてあげる優しい孫です。
    友達のチェキは麦菜と正反対の性格で、麦菜の不満を上手く発散させてくれたり

    0
    2020年06月11日
  • ドーナツの歩道橋

    Posted by ブクログ

    札幌の高校一年生麦菜は、始まったばかりの高校生活に緊張気味。パン屋を営む自宅には、最近同居を始めたおばあちゃんがいて、だんだん認知症が進み、家族の生活にも変化が…。できたばかりの友達の意外な一面を知ったり、勝手ばかりすると思い込んでいた弟のやさしさに気づいたり、麦菜の高校生活はちょっと大変でちょっと楽しい。

    0
    2020年06月09日
  • 青いスタートライン

    Posted by ブクログ

    夏休みを佐渡でおばあちゃんと過ごすことになった主人公の小学五年生の男の子が、遠泳大会に出たいと口に出したことから始まったひと夏の物語。今回も佐渡の景色がありありと浮かんでくるような描写が、佐渡出身者にはたまらない(もちろんそうでない大多数の皆さんもそれぞれの夏の思い出がありありと思い浮かべられるでしょう)。
    特に今回は相川が主な舞台なので、あ、ここは達者(たっしゃ)か、姫津(ひめづ)のあたりかな、とか、連想できて楽しいこと楽しいこと(まぁ、そこは佐渡出身者の特権ということで)。
    物語は小学生高学年向けとなっていたけど、大人でもしっかりくすりと笑えて、しっとり泣けて、じんわり感動できるかと。子供

    0
    2019年07月01日
  • 自意識過剰探偵の事件簿(一二三文庫)1

    Posted by ブクログ

    こんな本が売れない時代に創刊するのだか、無謀さに敬礼。

    高校生のペアで、男子生徒が女子生徒に振り回されるというある意味、ありきたりな設定なのであるが、わりとお気に入りなので星4。
    いわゆる、ハルヒ&キョン的な展開のミステリです。
    まだまだちょっとしか出てきていない登場人物も多いので、続きも期待です。

    0
    2018年12月23日
  • 世界の端から、歩き出す

    Posted by ブクログ

    なんだかラノベかと読み始めたら、思っていた以上に素敵な小説で気に入ってしまった。
    就職の決まった短大二年生の女性が、存在を知らなかったおじさんに届け物をすることになる。
    そしてその不思議なおじさんとの縁を中心に展開するストーリーは、何気ない日常の中でキラキラと輝く。
    どんな本でも読んでみるものだと思う。

    0
    2018年11月20日
  • あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    不器用な母娘の物語。
    主人公母娘だけでなく、登場人物全てが不器用。

    疾患と闘病に関する表現は少なめなので、重たい雰囲気にならず
    文章もやわらかい表現なので読みやすいので、一気に読めます。
    なのに涙を止めることができませんでした。

    0
    2018年07月06日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

    Posted by ブクログ

    本編の登場人物やその後の未来の子孫達からみた戦争、特攻への関わりが描かれたオムニバス。短編がそれぞれの人物に繋がっていって、個人的には本編より楽しめるお話だった。とてもよかった。

    0
    2026年09月06日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

    Posted by ブクログ

    30代半ばとなった今、10代の主人公の恋愛と気持ちの共感はなかなかに難しかった。

    しかし、主人公百合が、戦死を名誉とし生き残ったことを生き恥と感じる当時の文化に憤りを感じ怒る姿には心打たれた。

    生き恥なんて言葉使ってほしくない。生きてることの何が恥ずかしいのか、と百合は叫んでいた。
    ほんとその通りだな。

    0
    2026年09月03日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    Posted by ブクログ

    あの花が咲く丘で〜の続編。百合のその後が気になってたので、読めて良かったです。ただ、こちらはthe恋愛小説だったので、読みたい物と何かが違いました。恩返しが出来なかった事を悔やんでいる百合に、恩送りをすればと話す涼の言葉には共感。優しい気持ちを誰かに繋げていければいいな。

    0
    2026年08月21日
  • あの夏のキミを探して

    Posted by ブクログ

    「あの花が咲く丘で〜」シリーズよりも低年齢の小学生を対象にした戦争もの。

    ストーリーはとてもシンプルです。
    だからこそ、小学生にもまっすぐに戦争の悲しさや平和の大切さ、学校に通ったり友達とおしゃべりしたりといった当たり前の日常の尊さが伝わるんじゃないかなと感じました。

    0
    2026年07月28日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

    Posted by ブクログ

    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
    「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」
    の登場人物たちのスピンオフ短編集。

    色んな人の心情や状況が語られるけれど、この一冊の主人公は千代ちゃんでしょう。

    千代ちゃん、戦後は結婚して子どもや孫に囲まれているのかと思っていた。
    純粋でまっすぐで切ない。
    けど、こんなにも大切に想える人に出会えた人生はなんて豊かなんだろうと、羨ましい気持ちにもなりました。

    三井流星だけが誰の関係者なのかわからず。
    特攻資料館で千代や板倉が出てくるだけで、流星自身は前作までの登場人物とは無関係なのかな?

    0
    2026年07月06日
  • 遠い町できみは

    Posted by ブクログ

    自分の置かれた環境に諦める気持ちと、それでも誰かを信じたい気持ちが波のように押し寄せては引いてゆく3人の心の揺れ。
    小中学生ならではの煌めきと、一方でどろりとした混じり気のない悪意にまみれた日常が田舎の空気を感じさせる。海の匂いがする1冊。

    0
    2026年07月03日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    Posted by ブクログ

    戦時中 夢みることも やりたいことも
    諦め お国の為に 亡くなってしまった人達
    もし 生まれ変わって 今度は自分のために 生きる事ができ 前世で叶わなかった 愛する人と幸せになることができたら…

    自分自身も 大切に毎日を過ごしたくなる作品だと思う

    0
    2026年06月27日
  • あの夏のキミを探して

    Posted by ブクログ

    小学生も読める読み易い文章でしたが、感じることや伝えたいことがたっぷりと詰まった一冊でした。
    今一度、学べる幸せというものを抱くべきですね。その上で、一人でも学校に行けなくなる子供をなくすよう、社会で考えないといけないと思いました。

    夏休みに祖父母の家で過ごし、
    裏山で不思議な少女に出会い、
    特別な夏を過ごすといった、
    ファンタジーな部分も、優しく、なんだか懐かしい感じに包まれました。
    また、「でも、だいじょうぶよ。いやなことは、いつかはきっと終わるから」
    「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
    「どんなにつらいことでも、かならず終わる日がくるわ。だからね、おたがい、がんばりましょうね」
    という、よ

    0
    2026年06月18日
  • 結末は君のもの~全てが繋がる5つの物語~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第10回スターツ出版文庫大賞&未来屋書店賞
    受賞作が好きなので買ってすぐによんだ。新刊をすぐ読むのは楽しい。短編集。読めば読むほど変化する5つの物語。仕掛けと帯の広告は上手。ただそんなにハマらなかった。叙述トリック。ひとつひとつの話がそんなに強くない。読み進めながら自分で展開を考えていく面白さはあった。どこか没頭できずに読み終えてしまった。あとがきに熱がこもっていた。

    0
    2026年06月18日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    Posted by ブクログ

    前作「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。
    前作の最後で涼との出会いが描かれ、涼が彰の生まれ変わりであることが匂わされていて、個人的には「生まれ変わりっていう安易なかんじ嫌だなー」と思っていました。

    そして今作は涼の時点で描かれています。
    ちょっと百合があまりに神格化されていないか?というのは引っかかるけれど、彰の記憶を持たない涼が彰に嫉妬して、百合から離れる流れなど、たしかに実際にありそうな展開だなぁと感じました。

    生まれ変わりで結ばれるっていうのは、やっぱり蛇足感を持ってしまうのだけど、後書きを読んで、作者はそういうのもわかったうえで、それでもなおこの物語を描きたかったとい

    0
    2026年06月13日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。Another

    Posted by ブクログ

    映画やその主題歌からインスピレーションを受けた上で執筆された短編を含む作品集。
    特攻隊と知覧特攻平和会館に影響を受けた人たちの、戦時中の人たちのその後、現代の人たちの変化を知ることができる。
    寺岡さんのひ孫と板倉さんの話、あと千代さんの話が良い

    0
    2026年05月21日
  • 君が何度死んでも

    Posted by ブクログ

    思ってたのと少し違うなとは思いましたが、学ぶ事や感じる事が多くて楽しめました。

    いわゆるループものですが、まったく何もわからない所から、少しずつ主人公と女性の関係が明らかになっていいきます。

    0
    2026年05月04日
  • あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オーディブルで。

    やっぱり、主人公が中学2年生っていうのが、少し違和感がありますね。最初の班決めのイザコザのところとか、幼い感じがすごくて没入できなかった。
    リョウ、自分の中のアキラに気がついて、それに嫉妬して受け入れられない描写は切なかったー。
    ユリも成長して、リョウの立場だったら、、とか考えられてて素敵でした。

    0
    2026年04月01日