ふすいのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛に不器用というより、生きていくことに方向性は違えど少し不器用な二人のもどかしい恋愛物語。
どちらもどこか息がし辛そうな印象だったので。
割と早々に物語が動いて、デートをする仲にまでなったのに、そこから先が長かった。
「僕」が淡々としている分、鎧塚さんが爆発しちゃったから……案外口が悪い、彼女。
似たところもありつつも(似たところというか、身内に似た人がいるというか)どちらかというと正反対だからこそ、互いに惹かれたのかなと思った。
「僕」が静、鎧塚さんが動。
これから先はお互いに段々とバランスが取れて、よりいい関係になれるのだろうなと思う。
今はまだバタバタした連弾も、いつか調和するよう -
-
-
-
Posted by ブクログ
ほうほう、こうきたか!
最終頁までいって、再度冒頭に戻る。
ほうほう、なるほどね!
そしてあとがきまでが物語の一部であるような、そんな一冊です。
櫻井いいよの青春物語が大好物の人も、そうじゃない人も、もうお腹いっぱいと思ってるかもしれない人も、ぜひ読んでみてほしい。
彼女はいつも自分自身を更新している。
これが書き続けるってことなんだなーとしみじみ。
夏の日は儚くてだからこそ思い出になりやすくて、でもあえて「覚えていない夏の日」を描く彼女のセンスがだいすきです。
千鶴も律も華美も危うくて拗らせまくっているけれど、自分なりに噛み砕いて答えを出す姿は頼もしくいとおしかったです。
痛みを