【感想・ネタバレ】ネコとカレーライス スパイスと秘密のしっぽのレビュー

あらすじ

得意料理はスパイスカレー。無職。彼女にフラれたて。
そんな僕・松本は、不思議な白いネコに導かれ、
十数年ぶりに幼馴染の中村と再会。
二人で間借りカレー店を始めたが、来店した「カレー予備校」の生徒・成宮さんに
こう言われてしまう。「趣味でここまで作れるのは凄い」と。

趣味ではなく、本気でやりたい。

僕たちはカレーの世界の有名人が揃う予備校に通い始めた。
自分たちの「本気」をつかみ取るために。
そして、仲間たちと「究極のミールス」を作り上げるために――。

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Posted by ブクログ

読んでいると必ずカレーが食べたくなる、そして不思議とスパイスの香りが漂う飯テロ小説。『レシピは冒険の記録』という言葉がお気に入りです。カレー好きにはたまらない美味しい物語です。

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2022年04月13日

Posted by ブクログ

恋人に去られ仕事も失った松本は、不思議な猫の導きでかつての同級生・中村とともにカレー作りの道へ。
カレー予備校での描写は飯テロ効果抜群です。(個人的にカレーブーム突入)仲間5人でカレー作りに試行錯誤するところは、読んでいて「明日は絶対カレー!」という気持ちになってしまいました。
主人公の松本があまり感情を表に出さないこともあり、内面が読み取りにくい。一番わかりやすそうに見えた瀬川氏にも知らない間に驚きの展開が起きています。登場人物全員が社会人経験のある大人同士ならではの距離感なのでしょう。

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2024年05月30日

Posted by ブクログ

仕事を辞めた主人公が趣味のカレー作りを通じてカレーを探求する話。カレー美味しそう……。カレーにも色々あるんだなぁ。

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2024年01月19日

Posted by ブクログ

しばらく積読状態だったけれど、カレーが食べたくなったというか、そろそろ戴こうかと思って手に取りました。
物語は再会した小学校時代の同級生とカレー予備校に通い、自分たちのお店を開くまでの話。
スパイスの香り立つカレーを作る描写がたくさん描かれていました。
我が家では市販のカレールウを使います。だから物語の中に出てくるようなスパイスだけで作ったカレーは普段は食べませんが、物語を読みながら「やっぱりカレーは美味しいよね」と思いました。

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2024年05月09日

Posted by ブクログ

集中できるものを見つけてのめり込んでいく。爽やかな若者系の小説。通勤中に気軽に読んだ。

カレー、こんなに複雑で、作り手の思いのこもった料理だったんだなぁと思った。他の感想にもあるように、確かにこれはカレーを食べたくなる。

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2023年06月07日

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