【感想・ネタバレ】10年後、きみに今日の話をしよう。のレビュー

あらすじ

じんわり泣ける、ある家族の物語

母とふたりで暮らしている蒼士(あおし)。とくに夢も目標もなく、なんとなく日々を生きている平凡な男子高校生だ。その平穏な日常は7年間音信不通だった姉・楓(かえで)が娘の麦(むぎ)を連れて帰って来たことで見事に破壊された。父に反発して家を飛び出した姉の突然の登場で家族は否応なく形を変えていく。変えられない過去とこれからの未来。ラストはじんわり泣ける、家族の再生の物語。



2015年、スターツ出版文庫の創刊ラインナップの1冊として『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』(スターツ出版)を刊行し作家デビュー。同作は累計24万部を売り上げ、コミカライズされた。2018年には、投稿作「咲久良町シンフォニー」がピュアフル小説大賞にて金賞を受賞し 同作を改題した『千年桜の奇跡を、きみに 神様の棲む咲久良町』(ポプラ文庫ピュアフル)を翌2019年に刊行している。近刊は『僕らの夜明けにさよならを』(スターツ出版)、『雲雀坂の魔法使い』(実業之日本社文庫GROW)など。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

麦ちゃんの屈託ない明るさが
家族を変えていく過程が
たまらない

電車の中で読んでいて
途中涙…

家族がお互いを一応理解していても
それに納得しているわけではなく
誰もが遠慮して生きていたあの頃と
麦ちゃん1人の存在をきっかけに
家族それぞれを認め合えるようになった今では
全てが違って見えるのだろうな

主人公家族以外の周りの人々も素敵

0
2024年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家族の確執。振り回される主人公。
言わないでいると相手には自分の気持ちは伝わらない。そんなことを経て少しずつ家族がまとまっていくストーリー。

0
2025年03月25日

「小説」ランキング