エドガー・アラン・ポーのレビュー一覧

  • 黒猫(乙女の本棚)
    乙女の本棚シリーズより
    エドガー・アラン・ポー × まくらくらま、さん
    コラボ作品の「黒猫」を読みました。

    ブク友の皆様より、怖いと噂の「暗黒作品」…
    私には無理なのでは…⁉ということで怖じ気づいておりました。
    でも新刊コーナで何度か目にしていて
    怖い物見たさで思わず手に取ってしまいました。

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  • 黒猫(乙女の本棚)
    あの有名なラストは知っていたものの、前半部分はほとんど覚えていなかった。そういう流れだったのか。
    件の黒猫さんは、妻の猫だと思ってたなぁ。だから、ああなのか、と。そうではなかったのね。
    主人公の精神状態、怖いよ。
    まくらくらまさんの挿絵も雰囲気があって素晴らしかった。この「乙女の本棚」シリーズ、ライ...続きを読む
  • ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫
    ポー、生き埋めへの執着がありすぎる(と思わせる収録作品のセレクション)

    ブラッドベリ「火星年代記」の一編「第二のアッシャー邸」で引用されているオリジナルを知りたくて読みました ブラッドベリがポーから非常に強く影響を受けていることが文体からさえもよくわかる 全体を通してグロテスクな銀細工のような文章...続きを読む
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    硝子の塔の殺人を読み終わった時に、元々ホームズやポアロといった古典海外ミステリ好きを自負しているが、最古のミステリは読んでいないことに気づき本作を読み始めた。
    ネタバレはミステリにおいて禁忌であるので、最古といえどそこは守らせていただく。
    短編集なので、一つ一つはすぐに読めてしまう。
    この本の顔であ...続きを読む
  • エドガー・アラン・ポー短篇集
    カポーティ『遠い声 遠い部屋』が好きで、影響を受けたといわれるポーを手に取りました。
    か、かっこいい……
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    もっと堅い話かと思っていたけどそんなことはなかった。おもしろかった!
    某作品のtwentyは誤植…? やってみたらfortyだったのだけれど……
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    作品は既読でしたが、映画の帯がついていたので思わず買ってしまいました…。
    映画に合わせてもっと押してるかなと期待したのですが、ひっそり置いてありましたw
    そして映画は黒猫がモデルではないので、モルグ街だと良かったです。

    新潮さんの訳は昔ながらのイメージがして好きです。
  • エドガー・アラン・ポー短篇集
    ちくま文庫のための訳し下ろし、編訳。黄金虫ヴァルドマール氏の死の真相赤き死の仮面告げ口心臓メールシュトレームの大渦アッシャー家の崩壊ウィリアム・ウィルソン以上の7篇。附された「エドガー・アラン・ポー小伝」「熱と虚無――エドガー・アラン・ポーとは何か」が、ありがたい。私は特に、『赤き死の仮面』(赤死病...続きを読む
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    The Murders in the Rue Morgue(1841年、米)、
    The Gold-Bug(1843年、米)。
    ミステリの開祖エドガー・アラン・ポーの短編集。

    ポーといえば『黒猫』『アッシャー家の崩壊』などの不条理で不気味な怪奇小説も有名だが、『モルグ街の殺人』『黄金虫』などの推理小...続きを読む
  • エドガー・アラン・ポー短篇集
    海賊の宝に暗号解読がからむ知的エンターテインメントから、象徴に満ちた幻想・怪奇・狂気まで、描かれるものも雰囲気も文体もさまざまである。あまりに違うので、これらをどれも同じように好む読者が果たしているのだろうかという気もするが、ポーの多彩さをあらわすセレクションではある。
    もし私がポー・ベストを作るな...続きを読む
  • ポー詩集
    この阿部保さんの口語訳が、いちばんポーっぽい感じがして読み易かった。 この邦訳を読むと、岩波の赤は、もう開かなくなるよ。
  • ポー詩集
    ポーの詩の日本語翻訳は、なぜか阿部保さん訳でないとしっくりこない私です。翻訳者がいかに大切かを教えてくれた本。
  • 黒猫(乙女の本棚)
    こわい…えぐい…グロい…
    でもイラスト美しい。
    そして実はこの作品読むの2回目。
    前に「100分で名著」でとりあげられていたときも、
    観て、ひぃ…って思ったのだが。
  • 黒猫(乙女の本棚)
     乙女の本棚シリーズから、エドガー・アラン・ポーさんとまくらくらまさんのコラボ作品『黒猫』です。噂どおりストーリーも怖いけれど、まくらくらまさんのイラストでより一層重厚な恐怖感(なんか、変な言い回しだけれど汗)を味わうことができますよ!

     主人公の男性が酒におぼれ、飼っていた黒猫のプルートを残虐極...続きを読む
  • 黒猫(乙女の本棚)
    学生時代に読んだことありましたが、イラストがあることでより読みやすくなり、物語にもすんなり入り込めました。
    読後も強く印象に残ります。
    名作!
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    いろんな作家に影響を及ぼしたと言われるポーを読まねばと思い、先ずはゴシック編を。
    狂気、ひたひたと迫る恐怖、厳しい豪邸。どの作品も実に毒が効いている。最後まで気が抜けないストーリーも良い。本当にどの話も狂っている(褒めている)。
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    この書におさめられている、「モルグ街の殺人」は
    私が小1の時にクラスの学級文庫(おそらく先生の私物)で最初に読んだ本。私のミステリ好きの原点かもしれない。
    だから犯人はオランウータンって子供心に衝撃だったし、たぶん子供向きの本だったからマイルドだろうけどなかなかの惨劇。

    改めて読んでみたけどデュパ...続きを読む
  • ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人
    今まで読んできた日本の推理小説に度々登場する作家エドガー・アラン・ポー。
    やっと読むことができました。
    「モルグ街の殺人」は、世界初の推理小説とされ、1841年と今から180年も前の作品です。
    冒頭の部分は少し読みづらいですが、トリック自体は斬新で面白かったです。
    他にも、暗号解読や推理ものがあり、...続きを読む
  • 黒猫(乙女の本棚)
    物語も絵本の絵柄も最高に好みでした。人の善悪の両面性が学べます。普段優しそうな人ほど、闇堕ちすると恐ろしいことになる。また、絵柄が本当に美しい...。思わず見惚れてしまいます。最高の一冊!
  • 黒猫(乙女の本棚)
    うひゃあ。この世界観にまくらくらま先生の絵はよく似合う!ねこはかわいい。装飾やどす黒いイメージはゴシックホラー。こわい。重苦しい。でもいい。

    この作品は過去に読んでいたハズなのだけれど、すっかり忘れていた。
    改めて読んだのだが…、
    「単なる猫やん」。
    我が家の猫(ハチワレ・黒)となんら変わらない。...続きを読む