エドガー・アラン・ポーのレビュー一覧

  • ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫

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    ポーは名前しか知らず作品を読んだことがないなと思い初めて読んでみた。
    ミステリーの印象を持っていたが、文学的?というか詩的な表現の多い作品で想像と違っていた(ミステリーはポー傑作選2の方に収録されてそう)。
    ゴシックホラー編ということで、全体的に怖くて暗い。詩は正直よく分からないが、「落とし穴と振り子」「黒猫」「メエルシュトレエムに呑まれて」「早すぎた埋葬」あたりが面白かった。なかでも特に好きだったのは「落とし穴と振り子」。じわじわと迫り来る恐怖に対する感情の変化が読み応えあった。
    読者を怖がらせようというよりは、色んな怖いという気持ちがひたすら表現されている感じがした。
    また、最後にある解説

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    2026年01月15日
  • ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人

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    ポー傑作選の2冊目です。
    『モルグ街の殺人』『盗まれた手紙』は既読でしたので、お初で鮮烈な印象を残したのが『ベレニス』でした。
    なんとも一筋縄ではいかない語り手に辟易しましたが、そのラストといったら……!
    これまでに似たようなシーンはいくつも目にしましたが、その原点がここなのではと感じました。それほど、後の表現者に与えた影響は大きかったのではと思います。
    有名な『黄金虫』も気になっていたので読めてよかった!
    英語でひもとく暗号なのでピンとこない部分も多かったですが、この解き方もあちこちで引用されているのでは。

    そして前巻に続き、訳者・河合祥一郎氏による書き下ろしの読み応えがすごい。
    なかでも

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    2026年01月14日
  • 赤い死の舞踏会 付・覚書(マルジナリア)

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    ネタバレ

    北山猛邦『神の光』で久しぶりにポオが読みたくなった。収録作は『ベレニイス』『影』『メッツェンガアシュタイン』『リジイア』『沈黙』『アッシャア家の没落』『群衆の人』「赤い死の舞踏会』『アモンティラドの樽』と評論2つ。あえてか?一般に流布されているタイトルと違うものが多い。やはり模倣した文体より原文の方が数段晦渋で、地の文は常に論考を読まされているみたいだ。
    某ポオオマージュ作品で『アッシャー家の崩壊』を犯罪小説としても読めるぞという評論を読んでから、注意深く再読したけど少し無理筋では…?ポオがそこまで見越して描いているとは思えない。
    『アモンティラドの樽』は地の分がほとんどを占めるポーにしては珍

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    2025年12月28日
  • ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫

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    ポーのゴシックホラー小説集。
    カテゴリに分けられてる方が読みやすいと思ったけど、時々詩が含まれていてこれがよくわからない。どうやら韻を踏んでるらしいし、英語では巧みな構文がされているのだろうけど、日本語になると(もちろん訳者も配慮してると思うけど)伝わらず。
    短編小説はどれもキレイにまとまっていると思う
    私が気に入ったのは『メエルシュトレムに呑まれて』渦に巻き込まれる船の姿が鮮明に浮かんできた。
    生き埋めの話が多いのだけどこの時代は「生き埋め対策協会」みたいなのがあるくらい、生き埋めは社会問題?だったようで、そういえばゾンビとかもアメリカの名物だよねえ土葬文化~などと思ったりした。

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    2025年12月26日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    エドガー・アラン・ポー、いつか読んでみようと思っていたので、乙女の本棚に黒猫があって嬉しい。けども、猫が痛めつけられるお話はしんどいね…。

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    2025年11月25日
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―

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    ネタバレ

    再読はほぼしない私だが、エドガー・アラン・ポーはお話について行くだけで精一杯なので2周するくらいがちょうど良い。巽孝之氏の解説を読んで結構満足。
    『黒猫』は何度でも読める犯罪小説。
    『赤き死の仮面』は初読時には雰囲気に惑わされていたが、7つの部屋は一体何を表しているのでしょうかね。最後が「死」を表しているのだとして、人生におけるターニングポイントのようなもの?それともすべて死にまつわる何か?うーんわからん。「仮面の人物に実体がなかった」というのも不思議だ。実体を伴わない方が恐怖が増大するというだけの理由でそうしたとは思えない。うーんわからん。結論:再読してもわからん。
    『ライジーア』は意志は肉

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    2025年10月31日
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―

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    ミステリー、ミステリ、ホラーの源流のゴシック小説を味わえた。推理小説(ミステリー)の祖ポーの代表作ということで、読んだ。城、幽霊、病、狂人、これらの要素に感じる不気味さ怖さは今のミステリーにも共通するものがある。3つ好きな順に並べるとしたら、黒猫=赤仮面>アッシャー。

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    2025年10月20日
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―

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    ゴシック編に続きミステリ編ですが、編集者の趣味か?非ミステリも混じっています。3読目ともなればかなり余裕を持って読める。隠し場所の意外さに気を取られてサラッと流していたが、何気にデュパンは数学の公理は異教の伝説みたいなもんだとディスりまくっているのを見逃してはいけない。代数学専門の兄に読ませたら発狂しそうな内容だ。ポーは知り合いの数学者に大嫌いな奴でもいたのだろうか、それとも詩人としてのプライドか。論理の『モルグ街の殺人』、心理の『盗まれた手紙』と記憶しておこう。

    『群衆の人』は人間観察が趣味の語り手がとある老人に惹かれて尾行するお話。都会人なら誰しもが持つ感情、罪悪の権化、ただ集団にいるだ

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    2025年10月15日
  • ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人

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    ネタバレ

    某理由から『ベレニス』を再読したくて、どうせならと登録しました。
    実はちょっと前に一読している短編集なのですが、初読ではお話についていくので精一杯だった覚えがあります。新潮文庫ミステリー編と比較すると、詩を含めてマイナーなのが結構載っています。
    記憶薄めの感想をいくつか

    『告げ口心臓』
    前も思ったけど、被害者と犯人はどういう関係?読み飛ばした? その時は罪悪感のある等身大の人間だなんだとか書いたが、ふつうに異常な感覚神経の持ち主ですね。

    『ベレニス』  【ネタバレ注意】
    ポーこそが死者蘇生のモノマニアではないかというくらい鉄板ネタ。偏執狂の語り手はベレニスに対する恋慕の情はなく、あくまで分

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    2025年10月15日
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―

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    短編集なんだけど最後まで読んでないです…。

    モルグ街の殺人と群衆の人と盗まれた手紙だけ読んだので、そこだけ記述。

    元祖密室殺人と言われているモルグ街の殺人だけど、あれ?このシーンみたことあるぞって思ったのが、その時直近でプレイしていた「レインコード」の場面。
    あーじゃあトリックは縄梯子ね〜とか安直な考えで読み進めていたんだけど、あれ?これ縄梯子か?って途中で迷走する。
    犯人オランウータンかよっていう衝撃的すぎる結末に短編ながらに横転した。
    ミステリの世界の常識に惑わされた結果、ポーに翻弄されてしまった。
    ポーの作品の中で出てくる名探偵デュパンは、ポアロとかとはまた違った英国紳士の渋さがあっ

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    2025年07月31日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    有名タイトルだけど内容知らないのでちゃんと読んでみようと思った作品

    ゴシックホラーというジャンルに分類されているんですが、タイトルがシンプルなだけにちょっと内容が信じられない印象を受けるかもしれない
    ネコチャン好きな人は覚悟を持って読んでね

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    2025年06月22日
  • モルグ街の殺人事件

    A

    購入済み

    探偵小説の元祖ということで有名な本書。
    そういう意味で興味深いものですが
    物語としては、現代のものとは比べるべくもないので
    マニアが、探偵小説の元祖ってどんなもの
    と思って読むものですね。

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    2025年06月02日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    乙女の本棚の一冊。
    今回はポーの「黒猫」。
    ポーはこのシリーズにうってつけかも。絵になる場面がいろいろあるからね。
    次は「陥穽と振子」とか「早すぎる埋葬」とか、いいんじゃないかな。
    若干翻訳が気になったので、他の訳者のものも読んでみようかな。

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    2025年05月11日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    読みやすい!黒猫の物語と、絵のタッチがピッタリ合っています。

    初めて黒猫を読みましたが、主人公ヒドいですね。猫ちゃんは悪くない。裏表紙の絵が、主人公と猫の関係をよく表現していて好きです。

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    2025年04月13日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    子供の頃読んだ名作にイラストで彩られた乙女の本棚シリーズ。
    酒に溺れて暴力的になる男に訪れる悲劇とは…
    ポーの恐怖小説「黒猫」をまくらくらまさんの美しく妖しいイラストで楽しめる!
    猫好きな人には全くオスス出来ません。

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    2025年04月13日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    この乙女の本棚シリーズはイラストがほんとに綺麗。久しぶりに「黒猫」読み返したら、楳図かずおの「黒い猫面」(だったかな?)を思い出してしまった。

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    2024年12月19日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    1843年 怪奇短編小説

    動物好きの男が 酒に溺れて虐待へと向かう
    遂には 最愛の黒猫をも手にかける
    黒猫を木に吊し殺した夜から起こる黒猫の復讐
    中世ヨーロッパでは、教会の壁に死体を埋めていたという
    黒猫が不吉な物とされたのも同時期
    文庫で黒猫を持っているということは
    昔読んだんでしょうが覚えてないなあ
    男が壁に塗り込んでいた物
    それをあらわにしたのは、彼の恐怖心だったのかもしれない
    主人公の穏やかそうだけど病的な佇まいを 
    まくらくまさんはうまーく表現している
    最後のP58は油絵でしょうか
    ポーの雰囲気が良く伝わってきました

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    2024年10月07日
  • ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人

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    タイトルがとても有名な作品だったので、内容を知っておきたくて読みました。ゾッとする殺され方でした…。

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    2024年05月14日
  • ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人

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    ポーの作品といえば、史上初の推理小説と言われ、表題にもなっている「モルグ街の殺人」が有名で、実際読んだことがあるのはその作品だけだったけど、他の作品を読んでみてこの著者の後世に与えた影響の大きさがよくわかった。

    特にホームズシリーズを連想とさせる記述が多く、「盗まれた手紙」はボヘミアの醜聞を彷彿とさせるし、ホームズシリーズで好きだった「踊る人形」は思い切り「黄金虫」の暗号解読術を引用していたのでびっくり。

    江戸川乱歩的な怪奇さもあり、なるほど魅力がある推理小説家です。

    ただ、途中に何個か挟まれている詩の必要性がまったくわからない...。

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    2024年03月20日
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―

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    さすが名作、面白かった。
    どれも一人称で話が進むのだが、ポー自身が体験したかのようなリアル感と緊張感が良かった。文章は幻想性があって、そこが怖いような美しいような不思議さを感じさせてくれた。これがゴシックか。

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    2024年02月17日