エドガー・アラン・ポーのレビュー一覧

  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    「モルグ街の殺人」★★★
    「盗まれた手紙」★★★
    「群衆の人」★★★
    「お前が犯人だ」★★★
    「ホップフロッグ」★★★
    「黄金虫」★★★
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    コナン君のトリックですらさっぱりなため、なるほどーー!と何度もうなる。黄金虫は、早くお家に連れて帰ってあげ…待って…本気?本気だったの?、とまさしく同行者の気分で読みこんだ。
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    怖いお話しにどれだけ免疫がついていても、アッシャー家の崩壊には背筋が寒くなる。この免疫の原点に著者が見え隠れするお話し。
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    ポーの代表作6編が収録。
    喜々として読める作品はなく、むしろ背筋がヒヤリとするものばかりだけれど展開も早く読者を引き込ませる。人間の猟奇的な面をはらんだ作品が多い。
    「黒猫」はばっさりと終わるラストが逆に余韻を残す。

    収録作品:「黒猫」「赤き死の仮面」「ライジーア」「落とし穴と振り子」「ウィリアム...続きを読む
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    近代推理小説の始まりにして、かなりの完成度。往々にして、新しいジャンルの開拓者は、開拓時点でかなりの傑作を残すものですが、今作はその通り。
    その記念碑的な、モルグ街の殺人事件。推理小説の始まりがまさかのオチで驚く。いきなり禁じ手に近いようなところ。そう考えると、推理小説とは、いかに読者を騙すか、とい...続きを読む
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    エドガーアランポーの名作と言えば黒猫と聞いたので読んでみた。
    思ったより短編で通学中の電車ですぐ読み終わった。
    内容は、正直イメージしてたのと全然違って、いい意味で裏切られた…!
    酒に溺れて人格すら定まらなくなり残虐になっていく主人公が、ラストでどうなるのか、緊張しながら読みました。ラストを読んだと...続きを読む
  • エドガー・アラン・ポー短篇集
    予備知識なしで読んでいった。
    「アッシャー家の崩壊」と「ヴァルドマール氏の死の真相」なんかは文章の凄味が感じられるようでよかった

    だけど…これはポーの持ち味なのか、翻訳の具合なのか、
    日本語にちょっと違和感を感じるところがあったような気もして、
    さらに解説のほうでも「ん・・?」と思うところがあって...続きを読む
  • エドガー・アラン・ポー短篇集
    エドガー・アラン・ポーは、黒猫ぐらいしか読んだことが無かった。それも高校生ぐらいの時に読んだので、暗いという印象しかない作家であった。

    そして、本を読んだ感想は・・・。
    正直、大して印象が無い。おもしろかったけれど、それ以上ではない。
    若干うまく書かれたホラー小説を読んだ感じ。

    あとがきによると...続きを読む
  • エドガー・アラン・ポー短篇集
    ポーの短編集。

    聞いたコトがある作品が多いですが
    読むのは初めてのモノばかりでした。

    どれも怪奇的な要素が織り込まれてて
    面白かったです。
  • ポー詩集
    阿部保訳のエドガー・アラン・ポー。
    日夏耿之介訳よりも平易な訳であるが、かといって現代に即した口語で読みやすいという訳でもない。
    (1956年発行だそうである)

    死んだ妻への哀惜が込められた詩が多く、「大鴉」はまさに絶唱であるが、一方でポーの詩における美少女達は容姿も画一的で人格も希薄であり、ただ...続きを読む
  • ポー詩集
    私は神に祈る。永遠に。
    曙から夜更けまで絶え間なく不安の空をさらさらと流れる雲は風たえてふかれることもなく。
  • ポー名作集
    理性と夢幻、不安と狂気が妖しく綾なす美の世界をつくりだす短篇の名手ポーの代表的傑作(「モルグ街の殺人」「盗まれた手紙」「マリー・ロジェの謎」「お前が犯人だ」「黄金虫」「スフィンクス」「黒猫」「アシャー館の崩壊」)
  • ポー名作集
    やはり名作、一度は読んでおくべき。黒猫は、ミステリーというより怪奇ものだが、ストーリーがたんたんと進むのが帰って不気味。
  • ポー詩集
    とある友人と「ポーの詩と言えば?」という問いにお互い揃って『大鴉』より先に『アナベル・リィ』と言った時、彼女とは長い付き合いになりそうだと思いました。