エドガー・アラン・ポーのレビュー一覧

  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    ミステリ
    かかった時間150分くらい?

    「モルグ街の殺人」をはじめとした、ポーのミステリ短編集。「盗まれた手紙」は知っていたが、未読の短編がかなり魅力的でよかった。
    ミステリではあるが思索的で詩的で、そりゃ江戸川乱歩も憧れるわな、という感じである。なぜか「短編集II」から読んでしまったが、「I」も...続きを読む
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    モルグ街の殺人と黄金虫について記す。
    パリのモルグ街でレスパネー母娘が殺害された。現場の部屋では、家具は壊され、タンスや金庫は開け放たれ、そこら中に金貨が散乱している状態であった。数人の証言者からは、フランス人男性の叫び声ともう一人の声が聞こえたということのみしか判明しなかった。しかし、比類なき分析...続きを読む
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    「盗まれた手紙」はラカンをやるのにあらすじを知ってしまっていたが、それでも面白く読めた。
    「モルグ街の殺人」もいろんな前知識があるとさすがに犯人がわかってしまうが、それでも死体がなかなか陰惨な状況であるのに驚いたり、これが探偵小説のはじまりかぁという感慨があったりで、たのしめた。
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    西澤くんに貸してもらった本☺︎
    最初むずかしすぎたけど、おもしろかった
    は?って思っても解説をきいていたら納得できることばかりだった
    一番の驚きは、これが1800年代に書かれた最初のミステリー小説だってこと…クオリティ。
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    黒猫 (1843) 酒乱、猫の殺害、妻の殺害。屋敷もの。猫ドッペルゲンガーという面も。
    赤き死の仮面 (1842) 流行り病から退避して豪奢な頽廃。屋敷もの。
    ライジーア (1838) 美女再生。ふたりの女。
    落とし穴と振り子 (1842) 拷問。
    ウィリアム・ウィルソン (1839) ドッペルもの...続きを読む
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    日本風にリメイクしたら正に怪談!
    ポーの場合一人称なので読み手から話を聞いているような感覚で読める。
    黒猫はホラーではあるが死体の処理方法なども含めてミステリー要素もある気がする。
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    ところどころ読みづらいけど、雰囲気は好き。
    堕ちていく話、堕ちた底での話。

    表紙のデザイン素敵だなぁ。
    2と3もそのうち買ってみよう。
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―
    Edgar Allan Poeの作品から、モルグ街の殺人(1841)、盗まれた手紙(1845)、群集の人(1840)、お前が犯人だ(1844)、ホップフロッグ(1849)、黄金虫(1843)のミステリー6編を収録した短編集。世界初の名探偵、オーギュスト・デュパンの3作品のうち2編を収録("マリー・ロ...続きを読む
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    Edgar Allan Poeの作品から、黒猫(1843)、赤き死の仮面(1842)、ライジーア(1838)、落とし穴と振り子(1842)、ウィリアム・ウィルソン(1839)、アッシャー家の崩壊(1839)のゴシック色の強い6編を収録した短編集です。ゴシックホラーのお手本というべき作品ばかりです。と...続きを読む
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    ニキータ・コシュキンのアッシャーワルツの元ネタだったので。あの旋律はこの部分かな〜とか思いをめぐらせつつ読むのが楽しかった。あとライジーアすき
  • ポー詩集
    詩を読むのはおそらく初めてくらい読んだことがないので、一回読んでみただけではほぼ理解できませんでした。とはいえいろいろと気になった繰り返しの部分が読み終わっても残ります。
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    前に読んでいたものもあるのに、まったく忘れてしまっていて、まっさらな気持ちで読めました。19世紀の作品の翻訳なので、読みづらさもちょっとあるのですが、内容の厚みでぐいぐいと読む気持ちをひっぱっていってくれます。ジャンルはゴシック小説、つまり怪奇小説とありますが、ホラーというよりは、現代でいえばその怪...続きを読む
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    やっぱり、「黒猫」「落とし穴と振り子」「ウィリアム・ウィルソン」「アッシャー家の崩壊」はおもしろい。これで「メールストロームへの下降 」も入っていたら最高なのだが、新訳からは削られてしまったのが残念。
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―
    まさにゴシックホラー。
    壮麗で神秘的な表現の中に、不気味でグロテスクな描写がたっぷりで、幻想の世界に浸れます。
    むかしに、子供向けの作品集で読んだことがあるはずだけど、このこねくり回したような独白調の語り口が何とも気持ち悪い。
    子どもが読む話じゃねーなと思う。
    非常に読みにくいです。
    が、独特な雰囲...続きを読む
  • ポー名作集
    訳文のせいかもしれないけど、思っていたより綺麗な文章だと感じた。個人的には、「モルグ街の殺人」コンビのシリーズが好き。
  • エドガー・アラン・ポー短篇集
    「黄金虫」と「モルグ街の殺人」を小学生のころに読んだ記憶がうっすらとあるのだが、読書を再開してからは初ポー。彼の文体は評価が分かれるようだが、私には合っていた。ほかの作品も是非読んでみたいと思う。
  • エドガー・アラン・ポー短篇集
    エドガー・アラン・ポーの短編集。
    なぜかこの人の文には惹きつけられるものがある。

    以下ネタバレ。

    黄金虫 ★★★
    黄金の虫を見つけたことから発展してキャプテンキッドの宝を見つけ出すといったストーリー。冒険心からワクワクさせられる。暗号の解き方や骸骨を利用した宝のありか探しなど描写が面白い。

    ...続きを読む
  • ポー詩集
    ポーの代表作「大鴉」は詩というより短編小説?でもいけるんじゃないか というお話です。あえて詩なのが良いのかな。ポーが詩の真の目的を巻末で語ってます。詩的感情は音楽と歌の結合によって最高の表現が可能。。。だそうです
  • ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人

    1.おすすめする人
    →最古のミステリーを読みたい、
     ホラー要素がほしい

    2.感想
    →ポーの探偵、デュパンの登場する話。
     短編集の中でデュパンが登場するのは2話のみ。
     他はゴシックホラーともいえよう内容。
     個人的には、「ベレニス」と「告げ口心臓」が
     かなりゾッとして好みだった。
     ところ...続きを読む
  • ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人
    ポーの作品といえば、史上初の推理小説と言われ、表題にもなっている「モルグ街の殺人」が有名で、実際読んだことがあるのはその作品だけだったけど、他の作品を読んでみてこの著者の後世に与えた影響の大きさがよくわかった。

    特にホームズシリーズを連想とさせる記述が多く、「盗まれた手紙」はボヘミアの醜聞を彷彿と...続きを読む