エドガー・アラン・ポーのレビュー一覧

  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―

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    ネタバレ

    いろんな作家に影響を及ぼしたと言われるポーを読まねばと思い、先ずはゴシック編を。
    狂気、ひたひたと迫る恐怖、厳しい豪邸。どの作品も実に毒が効いている。最後まで気が抜けないストーリーも良い。本当にどの話も狂っている(褒めている)。

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    2023年12月26日
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―

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    ネタバレ

    この書におさめられている、「モルグ街の殺人」は
    私が小1の時にクラスの学級文庫(おそらく先生の私物)で最初に読んだ本。私のミステリ好きの原点かもしれない。
    だから犯人はオランウータンって子供心に衝撃だったし、たぶん子供向きの本だったからマイルドだろうけどなかなかの惨劇。

    改めて読んでみたけどデュパンの論理的思考は古臭くないし、新鮮だった。

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    2023年11月22日
  • ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人

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    今まで読んできた日本の推理小説に度々登場する作家エドガー・アラン・ポー。
    やっと読むことができました。
    「モルグ街の殺人」は、世界初の推理小説とされ、1841年と今から180年も前の作品です。
    冒頭の部分は少し読みづらいですが、トリック自体は斬新で面白かったです。
    他にも、暗号解読や推理ものがあり、楽しめました。

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    2023年11月05日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    物語も絵本の絵柄も最高に好みでした。人の善悪の両面性が学べます。普段優しそうな人ほど、闇堕ちすると恐ろしいことになる。また、絵柄が本当に美しい...。思わず見惚れてしまいます。最高の一冊!

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    2023年11月03日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    うひゃあ。この世界観にまくらくらま先生の絵はよく似合う!ねこはかわいい。装飾やどす黒いイメージはゴシックホラー。こわい。重苦しい。でもいい。

    この作品は過去に読んでいたハズなのだけれど、すっかり忘れていた。
    改めて読んだのだが…、
    「単なる猫やん」。
    我が家の猫(ハチワレ・黒)となんら変わらない。
    いや、元野良の我が家衆と比べると、ここまで甘えてくれるのはむしろうらやましい。
    うっかりドアを開け忘れたり、自分で変なところにはいりこんでしまって出れなくなった時に「あけろー、だせー」と鳴くのも猫あるあるだ。
    変な形の毛色がある猫もみたことがある。ハートはかわいくてバズるが、ほかはどうだろう。
    内容は狂気に満ちて、重苦しく、どす黒い。
    しかし、猫のシモベから見ると、なんてことない御猫様の行動だ。
    月並みな感想だけれど、人間が一番怖い。
    猫が不吉だとか、不幸を招いた、ではない。
    気まぐれでただ甘えている猫の行動よりも、
    アル中、DV気質、動物虐待をする男の思考行動のほうが怖い。当たり前のことなのだが。

    そういう間に我が家のハチワレは足元に寝転んでいるのだが、いつみても上からの姿は黒いツチノコである。
    アル中になれば、これが恐ろしい妖怪か大蛇の類いに見えるのだろう。
    それが狂気の入口か。くわばらくわばら。

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    2023年10月14日
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―

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    「落とし穴と振り子」
    何度読んでも、迫り来る振り子の描写にヒヤッと、ゾワゾワしてしまう!暑い夏の読書にぴったりかもしれない(?)。

    「赤き死の仮面」
    これまでに読んだ翻訳でのタイトルは「赤死病の仮面」あたりだったようなと思いつつ……翻訳者さんの解説を読むと、なるほど確かに!とうなづいてしまった。


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    2023年08月31日
  • ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫

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     昨年刊行されたE.A.ポーの新訳傑作選。3冊シリーズの第1弾にあたる『ゴシックホラー編』。

     ポーの語りの技巧、言葉への拘りを訳出することに腐心したと訳者あとがきにあるが、訳自体はとても読みやすく、それでいて軽過ぎない。約80㌻に及ぶ作品解題とポーの生涯についてもかなりの読み応え。

    『ゴシックホラー編』と銘打たれているが、収録作を読み進めていくと、ポーが“生き埋め”や“地下への閉じ込め(壁に塗り込め)”、”蘇る美女“といったモチーフを繰り返し登場させていることに改めて気付く。それらはお気に入りであったと同時に、ポー自身に閉所恐怖症なり、何らかのオブセッションもあったのだろうな、と思えてくる。
     掉尾を飾る「跳び蛙」は、王様らに虐げられた道化師の復讐譚だが、これを下地に江戸川乱歩が書いたのが「踊る一寸法師」なのは有名な話。だが、乱歩が自分のフリークス嗜好や猟奇趣味全開で書いた酸鼻な残酷譚であるのに対し、ポーも同じく残酷ではありながらどこか冷静な観察者の目を保っているのがわかる。ポーの冷静な目、第三者的な態度、雰囲気というのは、例えば「黒猫」のように一人称で書かれた作品でも(狂気や恐怖にかられている描写ですら)感じられる。これは雑誌編集者としての経験も影響していたのではないか……と先日の読書会で聞いて、なるほど、と納得。

     また、ポーの出世作と言える「大鴉」はじめ詩作も3編収録されているが、作品解題では各詩の構成や韻律について詳細に解説されており、「小説は面白いけど詩はどうもわからなくて」という読者(自分含め)にも、ポーの詩の技巧と凝り、味わい方が理解し易くなっている。

     ポーは何度も読んでるよ、と言う人でも新たに愉しめる1冊ではないかと思う。

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    2023年08月30日
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―

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    モルグ街の殺人はどこかで読んだことあったが、ミステリ好きとしては読まないわけに行かない。
    原点を感じる小説で、どれもミステリとして基本のような仕掛けがあり、しかし退屈ではなく、当時の読者の新鮮な驚きを追体験したような心地だった。
    黄金虫が個人的には好き。面白かった。

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    2023年07月09日
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―

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    推理小説を語るなら是非読んでおかないと、と思い手に取りました。推理小説の元祖と言われているので、内容も典型的なものなのかなという先入観を持っていましたが、最初に読んだ「モルグ街の殺人」から予想もしなかったオチに驚かされました。流石に名高い作者の作品だけあって一読の価値があったと思いました。

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    2023年04月18日
  • ポー傑作選2 怪奇ミステリー編 モルグ街の殺人

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    ポー傑作選2 怪奇ミステリー編
    『モルグ街の殺人』
    著:エドガー・アラン・ポー
    訳:河合祥一郎
    令和4年 角川文庫


    角川文庫から出ているエドガー・アラン・ポーの傑作選。怪奇ミステリーが沢山集められていて、面白い話が沢山。
    何作かに登場するデュパンは本当にスマートで、ホームズのモデルになったと言われても納得なキャラクター。
    巻末にはポーの死の真相に迫る文章もあって、面白い。

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    2022年10月26日
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―

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    今までに読んだミステリー小説の中でも、圧倒的に奇怪な作品でした。
    読み終わったあとは、余韻と共に背筋がゾクッとします。

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    2022年09月26日
  • 世界の名探偵1 デュパン【試し読み】

    購入済み

    デュパンすごい

    名探偵マニアではない人からすれば、正直そこまで名前を聞いたことがない主人公の名前ですが、その人となりを知ると、例えば恵まれない生活環境のなかでひたすら本を読んでいた半生であるなど、結構な努力家であることを思い知らされます。公的な資格を持っているわけでもないのに、警察関係者から頼りにされるまでに成長したデュパンはすごいと思います。

    #タメになる #カッコいい

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    2022年08月01日
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―

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    堕ちていく人がまざまざと書かれています。ホラー小説はポーを読んでから。黒猫だけでも読む価値あります。死や絶望、恐怖を描きながらもその先にある光をわかっていないとホラーって書けないと思う。

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    2022年04月25日
  • ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫

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    いろんな人の訳で何度も読み、何度も読みたくなるポー。”お話”の原型が詰まっているように思うんだよね。

    巻末の「数奇なるポーの生涯」も力作で、1篇の作品のようですらある。

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    2022年04月03日
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―

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    史上初の推理小説。推理小説の父でもあるポーのモルグ街の殺人は、密室殺人、名探偵の登場、意外な犯人と現在受け継がれている推理小説の枠組みを確立したすばらしい作品であった。

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    2022年03月29日
  • ポー傑作選1 ゴシックホラー編 黒猫

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    エドガー・アラン・ポーの名作が詰め込まれた短編集。今作はあの有名な「大鴉」などの詩も含めたゴシックホラー編。読んだ事のある話もあればタイトルだけ知っていた話もありで、どの話もポーの技巧が凝らされた話ばかりである。「大鴉」だけでなく「黒猫」や「アッシャー家の崩壊」に「赤き死の仮面」も収録されているので、そんなに分厚くないながらも読み応えは抜群にあった。

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    2022年03月22日
  • モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集II ミステリ編―

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    モルグ街は100分テキストで、盗まれた手紙はアンソロで既読。印象的だったのは「おまえが犯人だ」かな。ポーらしい不気味さありつつコミカルで吉。ホップフロッグはなんとも言えん気持ちになる。黄金虫は英語が母語ならさらに楽しそう

    (黄金虫が暗号解読の話だと知らず、「いつ、誰が死ぬの?」とハラハラ読んでいたのはここだけの話。暗号文出てきた時、キョトンとした笑)

    ポーはまさに「マガジニスト」なんだなーとしみじみと思う。この人ほんまになんでも書けるんだな(全部読んでないから知らんが)ミステリに関しては、今出ている基礎は全部ポーが作ったんじゃね?と乱暴なことも考える。私の大好きなクリスティーのアレ、たぶんポーのコレに影響受けてると思われ。

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    2022年03月09日
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―

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    六編からなる短編集。元祖ホラーな黒猫やこのご時世にピッタリの赤き死の仮面もいいですが、私的一推しは「落とし穴と振り子」!!これめちゃくちゃ面白かった!振り子のあたりは手に汗握るハラハラ感やし、ラストもスッキリ!

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    2022年03月05日
  • 黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集I ゴシック編―

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    黒猫は良い 有名な黒猫はイメージが湧きやすいし、当時だと新しかったのだろうな、と思いつつ、他の作品は多くの比喩を含んだ長文で、内容がすっと入ってこない。

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    2026年01月12日
  • モルグ街の殺人(まんがで読破)

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    エドガー・アラン・ポーの原作を一切読んだことがなくても、本書を読むと興味がわいてくる。そんな人も多いと思えた。そういう意味でも「成功している」と評価していい気がした。
    物語もシンプルにおもしろい。作画もピッタリという感じで、いわゆる『変人だけど頭脳明晰』な感じがよく表現されている。きっとあなたも、すぐにデュパンのファンになる。

    2つのエピソードが楽しめる内容だが、ひとつのエピソードは15分程度でサクっと読み終えることができるため、通勤などの隙間時間にちょうどいい。しかも、解決していく過程に学ぶべきところもあってきちんと推理モノの気持ちよさを感じさせてくれる。

    推理小説に興味がない人間にこそぜひ読んでもらいたい一冊。

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    2021年04月10日