知野みさきのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより)
「南天」には「難転」、つまり「災い転じて福となす」という意が込められている──縫箔師・咲の職人仲間である修次が世話になった老人・喜兵衛が余命僅からしい。
死ぬ前に生き別れになった娘と会わせてやりたいと居場所を探す修次だが、喜兵衛は娘に迷惑を掛けたくないと会いたがらない。
ただ喜兵衛は、亡き妻が嫁入り道具として持たされ、大切にしていた筥迫を、今度は自分が娘に贈ってやりたいという。
咲は修次と共にその思いを受けて、針を握る──。
市井に生きる人々の縁を温かに描く、傑作人情時代小説第七弾!
令和7年6月25日~30日 -
Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより)
財布や守り袋などを美しい刺繡で飾る職人・縫箔師の咲。そんな咲が幼い頃から一人で面倒を見てきた妹の雪が、遂に祝言を挙げる。
その最中、守り袋を日本橋の小間物屋・桝田屋へ納めに行くと、丁度居合わせた仕立屋の参太郎が福寿草の意匠をいたく気に入り、どうしても買いたいと手付を払ってまで懇願した。
どうやら妹の奉公が決まり、餞に一つ買ってやりたいらしい。
その言葉に、咲は雪も母が縫ってくれた守り袋を大切にしていたことを思い出し──。
職人同士の絆、誇り、友情、交流を描いた、傑作人情時代小説第六巻。
令和7年6月21日~25日 -
購入済み
これで、終わり?
これで、終わりなのかな?けど、なんとなく、修次と咲の幸せそうな未来(夫婦か、仲間のままか分からないけれど、どちらでも、幸せそう)が、見える。
-
ネタバレ 購入済み
どの話も、面白い。
どの話も、良かった。2話目では、桔梗の別名、オカトトキだけで、謎を解いてしまった咲さんは、凄いよ。3話目の松葉の話も良かった。修次との距離は、縮まりつつあるのかな?
-
ネタバレ 購入済み
楽しみ
しろと、ましろは、神狐の化身で、お咲と、修次の、「何か面白い事が、ないかなぁ」に、答えてくれている。これからも、どんどん面白い事が、続くのだろうか?楽しみだ。