知野みさきのレビュー一覧

  • 江戸は浅草

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    期待を込めて。

    この作家さんのいいところは、キャラクター作り。
    そしてその一人一人に実にいい台詞を吐かせる。

    今回のこのシリーズ、みが3巻目が発売されるが、一度は江戸を捨てて上方へ行って人生のやり直しをと思っていた、真一郎。父親は矢師で、江戸に出てきたものの、剣とは違い、弓矢を稽古するものの数が圧倒的に少ないご時世。

    なかなか生活もままならない。
    親方でもある父親の死もあり、仕事もやめて一切合切売り払い、、、の矢先。
    親子連れのスリにあい、その資金もなくなる。

    そんな時に久兵衛という隠居が自分の家作である長屋に誘う。そこは面打ちのお多香。笛師の大介。目の不自由な二胡奏者、お鈴。頑固な鍵

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    2020年10月04日
  • 妻紅 神田職人えにし譚

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    前巻に続く第2巻。
    登場人物たちの関係がさらに濃密に。

    咲が商品を収める女主人の恋路を応援したり。
    妹の恋路に関わったり。

    さらに不思議さを重ねる、お狐様?とも思える双子。

    なんやかやと、退屈してる暇はない咲。
    ますます注文が増える毎日。

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    2020年09月26日
  • 飛燕の簪 神田職人えにし譚

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    主人公「咲」は、職人の父や母を亡くし、妹と弟の親代わりに頑張る女繍箔師だ。
    それというのも、繍箔師の元に女中として住み込みで働く咲が母親譲りの縫い物が上手なことを親方に見込まれ、ついには弟子として教え込まれたからだ。
    女ならではの丁寧な仕上げと、咲独特のデザインセンスが受け、今では名指しで注文も受けるほどだ。

    住んでいる長屋は、みんな職人が多いので、余計に気心が通じて仲の良い長屋。

    たまたま小さな稲荷神社を見つけてからという者、次々と不思議な縁が続いた。。。。

    評判の修次という簪職人、双子の不思議な少年。
    次々と事件が続く。。。。

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    2020年09月26日
  • つなぐ鞠(まり)~上絵師 律の似面絵帖~

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    二月をかけた着物の上絵をやり遂げた律だったが、その後は再び巾着の製作に。
    だが、なかなか類に褒められず数は前と同じ2枚。
    同じ仕事人に負けている。

    涼太との結婚話は進み結納を済ませる。

    新しい図案、手鞠柄を作ると、それに人気の火がつき、偽物も出る始末。

    いろいろな人から新しい注文が入り、同じ待つなら、倍額で完全オーダーの巾着をとの客も増える。

    仕事を通し、成長してゆく律。

    『みをつくし〜』シリーズは料理と友情、人としての成長が主題であったが、このシリーズは女性の少ない分野でのことだけに、女性の自立と成長、プラス事件の解決と捕物も加わり、なかなかスリリングな展開が多く充実の内容。

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    2020年09月23日
  • 巡る桜~上絵師 律の似面絵帖~

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    シリーズ第4巻。
    同じ長屋に住む、指南所の師、今井直之は律や香、涼太の師でもある。そこに知り合いの隠居をした古屋がやってくる。
    探し人がいるようで、律に似顔絵を依頼。

    評判を呼んで、似顔絵の依頼が増えて、仕事が進まなくなり、女将の仕事以外は断る律。

    そんなおり、繁盛している涼太の店が失策を。
    新茶の中に古い茶葉を混入された。商売敵の陰謀。
    犯人探しや、落ちた評判を挽回するべく多忙になった涼太。

    そして正式に二つの縁談が涼太へ。

    律はヤキモキしながらも、自分の仕事の悩みも抱える。

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    2020年09月22日
  • 雪華燃ゆ~上絵師 律の似面絵帖~

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    シリーズ第三弾。

    いくつかの事件が、、、(この事件がそれぞれに良い味わいなのだが。)起こり、巻き込まれたりしながら。
    二人の初恋は徐々に実を結ぶように。

    二人を応援する幼なじみや、隣人たち。

    たくさんの人生が綾なすお江戸のまちで、人間模様が万華鏡のように。

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    2020年09月22日
  • 舞う百日紅~上絵師 律の似面絵帖~

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    帯に、「みをつくし〜」シリーズのファンにおすすめ!
    と、あるように、第2巻は早くもの充実ぶり。

    淡い幼馴染との恋、両親の死の真相、そして真犯人の捜索。

    危機もありながら、スリリングに。
    そして職人としての律も、一段も二段も成長する回。

    ますます目が離せない素敵な本になっています。

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    2020年09月22日
  • 駆ける百合~上絵師 律の似面絵帖~

    購入済み

    次読みたくなります‼️

    上絵師の律とお茶問屋の跡取り涼太が紆余曲折後やっと結婚してからの物語。二人を軸に描かれている女性達が生き生きしているので、時間を気にしながらも一気に読み終わった。男と女が絡み合いながら物語が進んでいくが、律と最後まで絡む百合の生き方は見事すぎて、現代でもこう生きたいものだと思わされる。百合が縁切り寺東慶寺から帰り一人になってどんな生き方をするかも、涼太と律との物語の中で描いていただきたいと願うところである。

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    2020年09月14日
  • 深川二幸堂 菓子こよみ〈二〉

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    和菓子が好きで、実家の近所にある和菓子屋さんの季節ごとの華奢なお菓子を楽しみにしていた。
    和菓子は小さい分ケーキと違ってすぐ食べ終わるし上に飾りをつけたり層の断面を見せたり出来ない分、地味と思われがちだが、通うようになると奥行きに驚く。
    お七さんが素敵。

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    2020年08月31日
  • 深川二幸堂 菓子こよみ

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    和菓子に惹かれ、初めましての作家さん。
    時代ものは未だに若干の苦手意識があるんだけど、これはすんなり読めました。キャラ、ストーリーとのバランス?が自分には合ってたみたい。おもしろかった&餡子食べたい(笑)

    いい感じの終わり方と思ったら続編もあるそうで・・・ちょっと微妙な気持ちもありつつ、やっぱり読んでしまいそう。

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    2020年08月09日
  • つなぐ鞠(まり)~上絵師 律の似面絵帖~

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    内容(「BOOK」データベースより)
    鞠の意匠をあしらった「鞠巾着」が人気となり、安定した仕事をもらえるようになった律。涼太との祝言の日取りも決まり、幸せをかみしめながら、職人の仕事も一生続けていこうと決意するのだった。そんな折、拐かし一味の女の似面絵を頼まれた律は、仕上げた絵に何か引っかかるものを感じて―。恋に仕事に一途に生きる女職人の姿を描く、人気シリーズ第五弾。

    令和2年7月22日~24日 8月1日~2日

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    2020年08月02日
  • 山手線謎日和(2)

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    渋谷駅の話、あの女性の件は重かった。
    なんともやりきれないし、自分ならどうするか、何ができるか考えてしまう。
    コインロッカーのキーがレシートで出てくるのってああいう危険があるんだと初めて気づいた。数字が分かれば誰でも開けられちゃうんだもんね。気をつけないと。
    しかし、2人のいずみの様子は進歩しない。
    あ、もやもやしているのはイズミの方だけか。
    悠然とした和泉の視点の話も読んでみたい気がする。
    このシリーズ、山手線全駅いくかな。
    続きがあったら読みたい。

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    2020年07月13日
  • 江戸は浅草2 盗人探し

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    シリーズ第2弾。登場人物が個性的で良い。特に真一郎と大介のコンビは掛け合いも楽しい。今巻では、前作で名前だけ出てきた冬青が登場した。知野さんの本は、上絵師律シリーズを読んでいるけど、こちらのシリーズも好き。

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    2020年06月30日
  • 深川二幸堂 菓子こよみ〈三〉

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    三巻で完結なんて…と思っていましたが大団円で終わったので良かったです。
    収まるところに収まって一安心でした。
    三巻で出てきた人も多かったですが…友比古さんがお七さん過ぎて好きでした。
    お菓子も今回も美味しそう。「結葉」「家路」と、百合根の茶巾絞り…食べたい。
    あと、光太郎が作った根付を見せびらかすおじさまたちがかわいい。
    美味しかったり、素敵だったりするものに称賛を惜しまないの、良い考え方だな。自分には自分の、持って生まれた才がある、出来ないことは得意な人に、自分は自分の出来ることを精一杯…というのも。
    一巻を頂いて出会ったシリーズでしたが、良い本でした。

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    2020年06月19日
  • 深川二幸堂 菓子こよみ〈二〉

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    2巻も面白かったです。
    これまでの人達もあったかくて安心感がありますし、孝次郎の草笛屋での弟子・八郎と太吉、そして二人が新しく働くことになった羊羮屋の余市も良い人達です。特に余市さんよい。
    悪いことを企む人達は成敗されていく勧善懲悪だけれど、事件は結構シビアなのもよいです。
    だからかえって、孝次郎の作る和菓子か美味しそうで。
    冬虹の綺麗さと蓮を使ったお菓子!となりましたが、特に気になるのは、琥珀糖「夕凪」と粟まんじゅう「日向」。夕凪と日向のエピソード、素敵でした。
    お七さんの食レポがもう!食べたくなって困ります。お七さん大好き。「わたくしめが」「お任せあれ!」かわいい。
    装丁の二幸堂のお菓子の

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    2020年03月19日
  • 落ちぬ椿~上絵師 律の似面絵帖~

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     時は江戸時代。着物や商人の前掛けなど、布に家紋や絵を描く上絵師として自立を目指す女性職人の活躍を描く短編集。
     シリーズ第1作目となる本作は、主人公の律がなぜ上絵師として独立しようと決意したのか(江戸時代においては女性は若くして嫁ぐため、女性の職人は珍しい)、その経緯と苦悩が丹念に描かれている。また、上絵師を目指す傍ら、ひょんなことから始めた似面絵(似顔絵)が、様々な依頼解決の手掛かりになるというストーリーも見逃せない。上絵師として成長していく姿と似面絵描きとして活躍する姿の複線構成になっているので、どちらに比重を置いて読むかで、面白さが変わってくるように思う。
     依頼解決なのでミステリー要

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    2020年02月09日
  • つなぐ鞠(まり)~上絵師 律の似面絵帖~

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    ようやくと思ったら笑
    でも香も律もそれぞれ幸せに向かい、良かった。
    紗江がこのまま死罪だなんてと思ったけど、そこも含めて良かった。
    秋彦様がとで可愛い。
    みんなが幸せにいく感じがご都合主義でなく、ようやく物事がかちっとハマり上手く回り始めたという感じでよい

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    2020年01月23日
  • 江戸は浅草

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    なりゆきで九兵衛の用心棒兼雑用係になった主人公・真一郎。九兵衛が大家をしている「六軒長屋」に住むことになり、個性豊かな住人たちと色々な事件に奔走する。
    長屋の住人たちが個性的で良い。恋愛要素もあり、良い意味で軽さがあってクスリと笑えるところも多かった。

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    2019年12月21日
  • 深川二幸堂 菓子こよみ

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    面白かったです。
    去年の誕生日プレゼントに文通友だちから頂いた本です。初めての作家さん。美味しそうな表紙の本はチェックしてたのですがこちらはノーマークだったので嬉しいです。
    冒頭から辛いシーンで、えっこの子亡くなるの!?と思いましたが生きていてほっとしました。
    このことが兄弟に強い影を落としていて、孝次郎も遠慮しているし光太郎も遠慮してるし…なのですが最後には蟠りも解けて良かったね、となりました。
    孝次郎の作る和菓子も美味しそうで。素朴なのですが食べてみたくなります。
    兄弟のキャラも良いですがお七さんが好きです。お節介も過度ではなく弁えてるし、でも隙有らば和菓子の味見をしようと狙っているのが可

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    2019年11月04日
  • 深川二幸堂 菓子こよみ〈二〉

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    シリーズ第二弾。

    今回は草笛屋を追い出された、八郎と太吉が登場します。二人とも健気な少年で本当応援したくなります。それにしても草笛屋は人が出ていきすぎですね。大丈夫なのでしょうか。
    そして、孝次郎の作るお菓子は相変わらずどれも美味しそう。ただ、暁音さんとの恋は停滞?というか、何だか曖昧な関係になっている様子。
    兄の光太郎は、色々ありましたが、幸せになって良かったですね。孝次郎も頑張って!

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    2019年09月21日