知野みさきのレビュー一覧

  • つなぐ鞠(まり)~上絵師 律の似面絵帖~

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    女上絵師、律は幼なじみの涼太との祝言も決まり、鞠巾着の仕事も軌道にのってきたなかで起こる拐かし一味との事件。
    控えめながら、淡々とし落ち着いた主人公律のようなイメージで物語が進む。

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    2020年05月13日
  • 江戸は浅草2 盗人探し

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    シリーズ第二弾。

    真一郎と大介の凸凹コンビをはじめ、六軒長屋の面々の仲の良さが読んでいて微笑ましく思います。
    第四話「辻射り」では、“元・矢師”の真一郎が面目躍如のカッコいい姿を見せてくれました。

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    2020年01月09日
  • 江戸は浅草2 盗人探し

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    内容(「BOOK」データベースより)

    吉原の妓楼・尾張屋で、遊女の小間物を盗んでいるやつがいる。楼主の頼みで、真一郎と大介は盗人探しに乗り出すが…。不遇な遊女の運命に涙する「盗人探し」ほか、元矢師の用心棒・真一郎と洒落者の大介、出自不明の美女・多香など、貧乏長屋の住人がおせっかいと男気で事件解決に奔走する人気シリーズ!

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    2019年11月12日
  • 江戸は浅草

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    内容(「BOOK」データベースより)

    雷門で掏摸に遭い路頭に迷っていた真一郎は、六軒長屋の大家・久兵衛に用心棒兼遣い走りとして拾われる。向かいは真夜中に面を打つ謎の美女・多香、隣は女のヒモで洒落者の笛師・大介。長屋で気ままに暮らす住人たちが、町の騒動に立ち向かう。江戸っ子の粋と人情、そして色恋も鮮やかな新シリーズが開幕!

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    2019年10月29日
  • 江戸は浅草

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    路頭に迷っていた元矢師の真一郎は、六軒長屋の大家・久兵衛に拾われます。
    久兵衛の用心棒(?)兼雑用係をこなしつつ、様々な町の騒動の解決に乗り出す事に・・。
    個性的な六軒長屋の面々ですが、何だかんだで仲が良く、結束が固いのが良いですね。
    真一郎と多香は“大人の関係”っぽいようですが、多香に翻弄され気味な真一郎がちょいとお気の毒かも。

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    2019年10月09日
  • つなぐ鞠(まり)~上絵師 律の似面絵帖~

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    知野みさき 著「つなぐ鞠」、上絵師 律の似面絵帖シリーズ№5、2019.6発行。上絵師 律23歳と青陽堂の若旦那 涼太24歳、いよいよ結納の儀が終わり祝言へと向かうところ、祝言の前日、涼太の妹の香と秋彦という子供のかどわかしが。事件が解決したら、今度は香のつわりが。ということで、祝言は第6巻になりました。知野さん、願わくば、もう少しテンポよくお願いしますw。

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    2019年07月13日
  • つなぐ鞠(まり)~上絵師 律の似面絵帖~

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    内容(「BOOK」データベースより)

    鞠の意匠をあしらった「鞠巾着」が人気となり、安定した仕事をもらえるようになった律。涼太との祝言の日取りも決まり、幸せをかみしめながら、職人の仕事も一生続けていこうと決意するのだった。そんな折、拐かし一味の女の似面絵を頼まれた律は、仕上げた絵に何か引っかかるものを感じて―。恋に仕事に一途に生きる女職人の姿を描く、人気シリーズ第五弾。

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    2019年07月10日
  • 深川二幸堂 菓子こよみ〈二〉

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    社交的で美男な兄光太郎と不器用だけど菓子作りの才能がある弟孝次郎が営む深川の小さな菓子屋「二幸堂」の物語。光太郎はお葉に、孝次郎は暁音に惚れているがなかなか進展せず・・・。知野みさきさん、もう少しテンポよくお願いします(^-^) 光太郎とお葉はやっと一緒に。次は孝次郎と暁音の番です。「深川二幸堂 菓子こよみ(二)」、2019.5発行。

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    2019年06月14日
  • 深川二幸堂 菓子こよみ

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    幼い頃の大火傷の痕のために人付き合いの苦手な孝次郎は、菓子職人として修行を積んできた奉公先で妬まれ、腕をふるうことが出来なくなっていた。
    そんな孝次郎の元に、美形で人当たりの良い自慢の兄・光太郎から「迎えに行く」と言伝が届いた。
    亡父の後を継いで根付職人をしていたはずの兄は、弟が職人として腕をふるうことが出来るよう、菓子屋を開く段取りをととのえ、弟を迎えに来たのだった。


    正反対でいて互いを思い合う兄弟、内気な孝次郎のほのかな恋、世渡り上手な光太郎の秘めた悩み、そして二幸堂のとびきりの菓子。
    孝次郎の想いびとの暁音や、食いしん坊の見習い・お七もいい。
    読後は、ただもう、すぐにあんこが食べたく

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    2019年05月19日
  • 深川二幸堂 菓子こよみ

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    江戸時代の深川を舞台にした時代小説。
    「二幸堂」という菓子屋を始めた光太郎と孝次郎の兄弟。
    シンプルながら美味しいお菓子と、店を支える人々との交流、ほのかな恋など、人間ドラマが描かれている。
    短編連作。

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    2019年01月24日
  • 江戸は浅草

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    ひょんなことから大家の用心棒として住む事になった長屋には、それぞれ個性的な住人がいた。元矢師の真一郎は彼等と共に、周りで起きる事件を解決していく。
    個性的な長屋の住人達が面白い。現実的ではないけど、まあ、さらっとしてるから読みやすい。
    シリーズ化しそうだ。

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    2018年12月08日
  • 山手線謎日和

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    お手軽に読めて、おもしろかった。
    「五反田駅事件」は、気持ちはわからなくもない。やっぱり歩きスマホはイラつくし。

    登場人物のその後が気になるけど、シリーズ化されるのかな?
    ちょっと続編を期待。
    まだ山手線の駅は、たくさんあるんだもの!

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    2018年11月20日
  • 深川二幸堂 菓子こよみ

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    “兄弟で営む菓子屋が舞台”という事で、つい田牧大和さんの「藍千堂菓子噺」シリーズを彷彿とさせる本書。

    イケメンでコミュ力のある兄と、実直で職人肌の弟(田牧さんの話とは逆ですね)。
    兄弟の絆や恋愛、過去のわだかまり等・・。様々な背景と、美味しい和菓子を絡めて進んでいく展開です。
    餡子好きのお七さんが、いいキャラで好きでした。

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    2018年11月03日
  • 江戸は浅草

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    知野みさきさん「江戸は浅草」(2018.9)、新シリーズの開幕とか、期待が高まります。六軒長屋、猫殺し、夏の捕物、錠前破りの4話。六軒長屋、大家の九兵衛(両替商の隠居)、その用心棒兼雑用係・元矢師の真一郎28歳、謎の美女・面打師の多香28歳、笛師・女のヒモの大介22歳、盲目の胡弓弾き・鈴20歳、錠前師守蔵47歳の織り成す物語。真一郎と多香が主役か! テンポがゆるいのが気になります。長屋の住人の生き様、人情を描いた本所おけら長屋の軽快さに、ついつい比べてる自分がいます。次作に大いに期待します!

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    2018年10月05日
  • 山手線謎日和

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    出版社で働くイズミと家賃収入で暮らす和泉。
    不思議な運命で知り合った二人が山手線で起こった出来事の謎を解いていく。

    これは続きが出来そうな軽い読み物という感じ。

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    2018年08月30日
  • 巡る桜~上絵師 律の似面絵帖~

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    内容(「BOOK」データベースより)

    池見屋から巾着絵の仕事を減らされ、律は焦りを覚えていた。そんな折、葉茶屋・青陽堂では、商品に古茶が混じったことで、得意客が離れる騒ぎが起こる。商売敵による差し金ではと若旦那の涼太は悔しさを滲ませるのだが…。職人としての誇りをかけた仕事に打ち込みながら、ゆくえ定まらぬ恋に心揺らす律。得意の似面絵が事件解決にも一役買う、人気シリーズ第四弾。

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    2018年08月28日
  • 巡る桜~上絵師 律の似面絵帖~

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    やきもきさせられたー!
    涼太がもーハッキリしなくて、読んでいてこれは予想と違う展開かなーと思ったけど、ラストはきちんとしてくれて良かった。

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    2018年08月05日
  • 深川二幸堂 菓子こよみ

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    内容(「BOOK」データベースより)

    「餡子だけじゃつまらねぇ。菓子を作れよ、孝次郎―」深川で菓子屋「二幸堂」を始めた兄・光太郎と弟・孝次郎。ほんのり甘酒香る薄皮饅頭「斑雪」、桜の花弁を模した上生菓子「恋桜」、黄身餡が贅沢な「天道」と十四夜の月の如く控えめな甘さの「幾望」、柳の青葉が風情涼やかな錦玉羹「春の川」、薄紅色の白餡大福「紅福」。―不器用な職人・孝次郎の作るとびきりの菓子が、人と人を繋げ、出会いをもたらし、ささやかな幸福を照らし出す―。江戸の菓子屋を舞台に描かれる、極上の甘味と人情と、つたない恋。兄弟の絆と店を支える人々の温かさに心震える珠玉の時代小説!

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    2018年07月14日
  • 山手線謎日和

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    知野みさきさん、初読みです。「山手線謎日和」、2017.12発行です。軽い感じの読み物でした。時代物も書かれてるようで、次は時代物を読んでみます。

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    2018年05月08日
  • 落ちぬ椿~上絵師 律の似面絵帖~

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    亡き父の跡を継いで着物の絵付けをする上絵師となった律。だが、女であり、実績もない律には着物の上絵の仕事はなく、巾着や風呂敷などの小物の仕事を細々としていた。とあるきっかけから律は頼まれて似面絵(似顔絵)を描くことになり、それから副業として始めたその似面絵師の仕事から様々な事件に関わることになる。
    幼馴染との身分違いの恋もからんで話は面白くなる。上絵師として一人前になりたいと思う律を応援したいと思いつつ、涼太と結ばれるのか、見合い相手の基二郎もいいじゃないかとも思えるし。続きが楽しみ。

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    2018年02月25日