深川二幸堂 菓子こよみ〈二〉

深川二幸堂 菓子こよみ〈二〉

671円 (税込)

3pt

「華はねえが、味がある……なんともおめえらしいぜ、こうの字よ」
光太郎と孝次郎の兄弟が営む菓子屋「二幸堂」。
如才なく得意先を開拓する美男の兄と、不器用だが才ある弟の作る菓子は、江戸深川にしっかりと根を下ろしはじめた――。
王子のせせらぎのような水羊羹「壬」、生姜の風味爽やかな「夕凪」、香ばしさと舌触りが絶妙な栗饅頭「日向」、瑞兆を映す祝い菓子「冬虹」……。
――孝次郎の作るとびきりの菓子が、縁を言祝ぎ、幸いを呼ぶ――。
江戸の菓子屋を舞台に描かれる、極上の甘味と人情と、ままならぬ恋。
兄弟の絆と人々の温かさに涙零れる珠玉の時代小説、待望の第二弾!

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深川二幸堂 菓子こよみ のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 深川二幸堂 菓子こよみ
    671円 (税込)
    「餡子だけじゃつまらねぇ。菓子を作れよ、孝次郎―」 深川で菓子屋「二幸堂」を始めた兄・光太郎と弟・孝次郎。 ほんのり甘酒香る薄皮饅頭「斑雪(はだれゆき)」、桜の花弁を模した上生菓子「恋桜(こいざくら)」、黄身餡が贅沢な「天道(てんとう)」と十四夜の月の如く控えめな甘さの「幾望(きぼう)」、柳の青葉が風情涼やかな錦玉羹「春の川」、薄紅色の白餡大福「紅福(べにふく)」。 ―不器用な職人・孝次郎の作るとびきりの菓子が、人と人を繋げ、出会いをもたらし、ささやかな幸福を照らし出す―。 江戸の菓子屋を舞台に描かれる、極上の甘味と人情と、つたない恋。兄弟の絆と店を支える人々の温かさに心震える珠玉の時代小説!
  • 深川二幸堂 菓子こよみ〈二〉
    671円 (税込)
    「華はねえが、味がある……なんともおめえらしいぜ、こうの字よ」 光太郎と孝次郎の兄弟が営む菓子屋「二幸堂」。 如才なく得意先を開拓する美男の兄と、不器用だが才ある弟の作る菓子は、江戸深川にしっかりと根を下ろしはじめた――。 王子のせせらぎのような水羊羹「壬」、生姜の風味爽やかな「夕凪」、香ばしさと舌触りが絶妙な栗饅頭「日向」、瑞兆を映す祝い菓子「冬虹」……。 ――孝次郎の作るとびきりの菓子が、縁を言祝ぎ、幸いを呼ぶ――。 江戸の菓子屋を舞台に描かれる、極上の甘味と人情と、ままならぬ恋。 兄弟の絆と人々の温かさに涙零れる珠玉の時代小説、待望の第二弾!
  • 深川二幸堂 菓子こよみ〈三〉
    671円 (税込)
    ――俺には菓子作りしか能がねぇ。 兄・光太郎と弟・孝次郎が営む菓子屋「二幸堂」は、得難い縁に恵まれ「深川に二幸堂あり」との評判を確かなものにしていた。 抹茶餡の青葉を閉じ込めた滑らかな葛焼き「結葉」、まろやかな餡を生成りの皮で包んだ蕎麦饅頭「良夜」、ふわりと軽い小豆風味の飴煎餅「福如雲」、愛する人への想いを伝える栗の甘味「家路」…… 悲しい記憶も変えられぬ過去もそのままに、幸多かれと願い、これからも共にと誓う真心のそばには、いつもとびきりの菓子があった――。 江戸深川の菓子屋をめぐる極上の時代小説、感動の完結篇!

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深川二幸堂 菓子こよみ〈二〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今回も心尽くしのお菓子の数々。

    古巣の草笛屋の二代目と、少しばかり歩み寄れたのかな。
    暁音との恋路はまだまだ前途多難そうだけど、光太郎とお葉の祝言に心がじんわりと温かくなりました。

    次も楽しみです。

    0
    2019年07月29日

    Posted by ブクログ

    玄太の恋心にきゅんとした。
    温めたお饅頭を「小さな日だまり」と表現したり、「日向」の銘を付けたり、、、
    お菓子に込められた人々の思いが描かれるのが楽しい。

    0
    2023年03月20日

    Posted by ブクログ

    和菓子が好きで、実家の近所にある和菓子屋さんの季節ごとの華奢なお菓子を楽しみにしていた。
    和菓子は小さい分ケーキと違ってすぐ食べ終わるし上に飾りをつけたり層の断面を見せたり出来ない分、地味と思われがちだが、通うようになると奥行きに驚く。
    お七さんが素敵。

    0
    2020年08月31日

    Posted by ブクログ

    2巻も面白かったです。
    これまでの人達もあったかくて安心感がありますし、孝次郎の草笛屋での弟子・八郎と太吉、そして二人が新しく働くことになった羊羮屋の余市も良い人達です。特に余市さんよい。
    悪いことを企む人達は成敗されていく勧善懲悪だけれど、事件は結構シビアなのもよいです。
    だからかえって、孝次郎の

    0
    2020年03月19日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第二弾。

    今回は草笛屋を追い出された、八郎と太吉が登場します。二人とも健気な少年で本当応援したくなります。それにしても草笛屋は人が出ていきすぎですね。大丈夫なのでしょうか。
    そして、孝次郎の作るお菓子は相変わらずどれも美味しそう。ただ、暁音さんとの恋は停滞?というか、何だか曖昧な関係になっ

    0
    2019年09月21日

    Posted by ブクログ

    あかねさんの行動がよく分からない…何とか2人、いい仲になって欲しいものです。
    八と吉がいい奉公先へ行けてとても嬉しい!ここの3人が二幸堂と仲良くしているのをみるのがとても好き。
    相変わらず七はいい味出してるし、光太郎も好きな人と夫婦になれてとてもよかった。

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    202206/1~2巻まとめて。和菓子屋兄弟モノ。ややキャラ頼りな印象だけど、知野みさきなので安定の面白さではあった。

    0
    2022年09月04日

    Posted by ブクログ

    人当たりが良く、女にもてまくっていた光太郎の一途な思いが素敵。小太郎も可愛い。
    彦一郎と小太郎の会話が全てひらがなで書かれているのも、幼さが表現されているようで可愛い。
    考次郎と暁音がじれったい。

    0
    2022年08月17日

    Posted by ブクログ

    1巻に続きますます、美味しそうなお菓子がたくさん出てきます!食べたいっ!悪いやつが悪いままじゃなく、ちゃんとやっつけられるのがいいですw
    そしてほっこりします。止まりません。3巻へ、突入します。

    0
    2021年04月18日

    Posted by ブクログ

    社交的で美男な兄光太郎と不器用だけど菓子作りの才能がある弟孝次郎が営む深川の小さな菓子屋「二幸堂」の物語。光太郎はお葉に、孝次郎は暁音に惚れているがなかなか進展せず・・・。知野みさきさん、もう少しテンポよくお願いします(^-^) 光太郎とお葉はやっと一緒に。次は孝次郎と暁音の番です。「深川二幸堂 菓

    0
    2019年06月14日

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