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「華はねえが、味がある……なんともおめえらしいぜ、こうの字よ」
光太郎と孝次郎の兄弟が営む菓子屋「二幸堂」。
如才なく得意先を開拓する美男の兄と、不器用だが才ある弟の作る菓子は、江戸深川にしっかりと根を下ろしはじめた――。
王子のせせらぎのような水羊羹「壬」、生姜の風味爽やかな「夕凪」、香ばしさと舌触りが絶妙な栗饅頭「日向」、瑞兆を映す祝い菓子「冬虹」……。
――孝次郎の作るとびきりの菓子が、縁を言祝ぎ、幸いを呼ぶ――。
江戸の菓子屋を舞台に描かれる、極上の甘味と人情と、ままならぬ恋。
兄弟の絆と人々の温かさに涙零れる珠玉の時代小説、待望の第二弾!
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Posted by ブクログ
2巻も面白かったです。
これまでの人達もあったかくて安心感がありますし、孝次郎の草笛屋での弟子・八郎と太吉、そして二人が新しく働くことになった羊羮屋の余市も良い人達です。特に余市さんよい。
悪いことを企む人達は成敗されていく勧善懲悪だけれど、事件は結構シビアなのもよいです。
だからかえって、孝次郎の作る和菓子か美味しそうで。
冬虹の綺麗さと蓮を使ったお菓子!となりましたが、特に気になるのは、琥珀糖「夕凪」と粟まんじゅう「日向」。夕凪と日向のエピソード、素敵でした。
お七さんの食レポがもう!食べたくなって困ります。お七さん大好き。「わたくしめが」「お任せあれ!」かわいい。
装丁の二幸堂のお菓子のイラスト、今回も綺麗で良いです。どんどん増えていくのかな…わくわく。
光太郎さんがまとまったので、次こそ孝次郎も…!3巻も楽しみです。
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小説・文芸
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