あらすじ
小さな出版社の営業として働く折川イズミは、山手線の車内で自社の新刊を熱心に読む男性に気づく。その翌日、五反田駅のホームで歩きスマホの女性が何者かに押され転倒する事件が。怪我人が出たものの、犯人は分からずじまい。目撃したイズミは真相が気になって……。一方、和泉怜史は三十五歳で会社を退職して以来、毎日山手線内で読書するのが日課という変わり者。彼もまた、五反田駅の事件に居合わせていた。正義感の強いイズミと、ひねくれ者の和泉。二人が出会う事件の数々――。
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Posted by ブクログ
山手線の駅を舞台に起こる小さな日常の謎。
それを解くダブルいずみさんの掛け合いが楽しい。
出版社勤務の女性と山手線に乗り続けて本を読むおじさま。
高田馬場事件の英梨ちゃんが好き。
で、え、伝説のスリ?!実在したらすごいーーー。
痴漢はほんっと卑劣で許せない犯罪。
そんなやつは、みんな顔を世界にさらしてまえ。(過激すぎw)
デザートムーンのナポリタン、食べてみたーい。
せめてもで自分で作ろうと思って材料を用意したので、明日作ろう。
小岩井さんもかっこいい。
イズミたちは恋愛っぽくなっていくのかな。
他にも気になるお2人がいるし、「2」を続けて読もう。
Posted by ブクログ
「家」にまつわる短編集。「家守」の最期の謎は伏線が出てきた時点ですぐわかった。あのトリックも他で見た気がする。「転居先~」の夫は自業自得、奥さんは気の毒だけど。
Posted by ブクログ
山手線を舞台に、日常によくある事件や謎を解決する話。
駅ごとの名前がついた短編連作。
主人公は出版社の営業の女性イズミで、たまたま自社の新刊を山手線内で読む男性和泉と知り合い、一緒に謎を解いていくようになる。
歩きスマホの女性が押されて転倒する事件やスリ、痴漢など、電車や駅でありえそうな話から展開する。
さらっと読みやすい軽めの小説です。
それこそ電車に乗りながら読める本です。
Posted by ブクログ
山手線を利用している人は風景が思い浮かんで面白いかも。実際に駅とか電車内で起こりそうな日常の事件を扱ったミステリー。なかなかいい雰囲気だけど、読書はあまり関係ないですね(関係者とつないでいるのは本ですけど)。
まだ3駅だけだから、もっと続くかな?
Posted by ブクログ
山手線の駅をテーマにしたライトミステリー。
小さな出版社に勤める折川イズミ。
そして、35歳で退職し、悠々自適の生活を送る和泉怜史。
2人のイズミが山手線で出会う時、何かが起きる?
・五反田駅
・高田馬場駅
・上野駅
3つの難事件に、2人はどう立ち向かうのか?
Posted by ブクログ
山手線で、自社の本を読む男性に遭遇。
その帰りにも、読んでいるのを発見する。
日常ミステリーよりも、犯罪よりな感じかと。
なので、人としてどうかと思う、のは
最後の話が一番です。
ひっかき回してどうにか、と思うのはよくある手ですが
結局排除しても、自分は選ばれないわけで。
その場合、悪事がばれるわけですし
早めに終わってよかったのでは。
被害者がでなかった、という点で。
それを言ったら、全ての話に繋がりますが。
犯罪は、さっさと終わらせないと
被害者が増えてしまいます。
Posted by ブクログ
お手軽に読めて、おもしろかった。
「五反田駅事件」は、気持ちはわからなくもない。やっぱり歩きスマホはイラつくし。
登場人物のその後が気になるけど、シリーズ化されるのかな?
ちょっと続編を期待。
まだ山手線の駅は、たくさんあるんだもの!
Posted by ブクログ
出版社で働くイズミと家賃収入で暮らす和泉。
不思議な運命で知り合った二人が山手線で起こった出来事の謎を解いていく。
これは続きが出来そうな軽い読み物という感じ。