あらすじ
涼太と祝言を挙げ、青陽堂の嫁としての新たな生活を迎えた律は、息抜きに出かけた先で、同じく嫁いだばかりの女たちと知り合う。悩みを打ち明け合える知己を得て心強く思う律だった。一方、池見屋で、律は義母の佐和もよく知る由里という女性に出会う。彼女は何やら心に憂いを抱えている様子なのだが――。一途に生きる女職人の人生を描く人気シリーズ第六弾。
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青葉堂に嫁いでも上絵師を続け似面絵も引き受けるお律。慶太郎の兄弟子、横恋慕した男の罠で犯罪者にされたのは可哀想だけど恋人を待たせ続けて周りの人から説教三昧もきついな。涼太から「隠し事は無しにしよう」と言われても「やましい事は無いが秘密はある」と言い切るお律かっこいい。二人の仲睦まじい様子が嬉しくなる。佐和とお類、素敵な二人の出会い。二人の鬼の姿を思い浮かべるお律、恐々。
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お仕事シーン少ないけど、人間関係の広がり、信頼関係の深まりの巻ということかな。まぁその広がり深まりが、腕を上げてることを伝えてくれているに違いない、そして次のステップアップへの助走になっているに違いない、と応援したくなります。
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内容(「BOOK」データベースより)
涼太と祝言を挙げ、青陽堂の嫁としての新たな生活を迎えた律は、息抜きに出かけた先で、同じく嫁いだばかりの女たちと知り合う。悩みを打ち明け合える知己を得て心強く思う律だった。一方、池見屋で、律は義母の佐和もよく知る由里という女性に出会う。彼女は何やら心に憂いを抱えている様子なのだが―。一途に生きる女職人の人生を描く人気シリーズ第六弾。
令和4年12月12日~16日
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祝言が終え、睦み合う二人のシーンから始まるのがシリーズ第6巻。
ますます仲の良い二人。
女将、佐和も少しづつ店の中のない習いを律に教えてゆく。
縁が縁を呼んで、新しい友人も増える。
律は女の生き方も一つじゃないと、知ってゆく。
後半に大きな事件(駆け込み)に家族揃って巻き込まれるスペクタルな展開はドキドキもの!
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今回、今までで1番面白かったかも。小説のタイトルの意味も最後読み終わってなるほど〜っとなって感慨深かった。駆け込み寺があるくらいだから、やはり昔も男の人のDVとか、逃れられないものがあったんだなあと。人間だし。涼太と律の仲睦まじい様子も見られて、こちらがほっこりする。
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上絵師・律の似面絵帖シリーズ第六弾。
涼太と無事祝言を挙げ、青陽堂の嫁になった律。今の時代でも大店のお店に嫁いだら、何の手伝いも無しとはいかないだろう。
今迄と変わらず、長屋で仕事をし、自由に外に出歩いて青陽堂でご飯を頂き、夜は涼太と一緒に過ごすと言う都合の良い生き方があの時代許されるとは思えないが、読んでいて前向きな気持ちになれるし、優しい人達に囲まれていて安心して読めるので良しとしよう(笑)
次から次へと….….
まぁ。次から次へと、事件が、続くこと!事件に好かれるのかな?奉行所の似面絵描きをしているから、事件が寄って来るのかな?ちっとも、のんびりしていられない。
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無事に祝言をあげた涼太と律。ここまでかなりじれじれした二人なので、祝言をあげたらシリーズも終わりに近いのかなぁ、と思っていたけど、そんなこともなく、まだ続きそうな感じだ。
律の義父母となった佐和と清次郎の出番が増えた。全然タイプの違うこの二人の馴れ初めも気になるところ。前半はやや単調かなと思ったけど、終盤に盛り上がりを見せた。だんだん夫婦らしくなっていく涼太と律の様子も良かった。
次読みたくなります‼️
上絵師の律とお茶問屋の跡取り涼太が紆余曲折後やっと結婚してからの物語。二人を軸に描かれている女性達が生き生きしているので、時間を気にしながらも一気に読み終わった。男と女が絡み合いながら物語が進んでいくが、律と最後まで絡む百合の生き方は見事すぎて、現代でもこう生きたいものだと思わされる。百合が縁切り寺東慶寺から帰り一人になってどんな生き方をするかも、涼太と律との物語の中で描いていただきたいと願うところである。
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涼太と祝言を挙げ、新たな生活を迎えた律は、息抜きに出かけた先で同じく嫁いだばかりの女たちと知り合う。一方店で由里という女性に出会う。
シリーズ第6弾
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202202/1~7巻まとめて。先に読んだ「神田職人えにし譚(しろとましろ)シリーズ」が面白かったので、こちらも購入。弟がいる女性職人が主人公ってことで、似たようなところも多いけど、こっちもなかなか面白かった。
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今まで借りた知野さんのが面白かったからこれも面白いはずだけど…
読み進めるのが大変だった…
後半やっとサクサクと.
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やっぱり時代小説でシリーズがだいぶ進んでるものを途中からって入りこみにくい…