あらすじ
財布や守り袋などを美しい刺繡で飾る職人・縫箔師の咲。そんな咲が幼い頃から一人で面倒見てきた妹の雪が、遂に祝言を挙げる。その最中、守り袋を日本橋の小間物屋・桝田屋へ納めに行くと、丁度居合わせた仕立屋の参太郎が福寿草の意匠をいたく気に入り、どうしても買いたいと手付を払ってまで懇願した。どうやら妹の奉公が決まり、餞に一つ買ってやりたいらしい。その言葉に、咲は雪も母が縫ってくれた守り袋を大切にしていたことを思い出し――。職人同士の絆、誇り、友情、交流を描いた、傑作人情時代小説第六弾。
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Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより)
財布や守り袋などを美しい刺繡で飾る職人・縫箔師の咲。そんな咲が幼い頃から一人で面倒を見てきた妹の雪が、遂に祝言を挙げる。
その最中、守り袋を日本橋の小間物屋・桝田屋へ納めに行くと、丁度居合わせた仕立屋の参太郎が福寿草の意匠をいたく気に入り、どうしても買いたいと手付を払ってまで懇願した。
どうやら妹の奉公が決まり、餞に一つ買ってやりたいらしい。
その言葉に、咲は雪も母が縫ってくれた守り袋を大切にしていたことを思い出し──。
職人同士の絆、誇り、友情、交流を描いた、傑作人情時代小説第六巻。
令和7年6月21日~25日
これで、終わり?
これで、終わりなのかな?けど、なんとなく、修次と咲の幸せそうな未来(夫婦か、仲間のままか分からないけれど、どちらでも、幸せそう)が、見える。
Posted by ブクログ
今回もすごく面白かった。最初のお話で、咲が風邪を引いて倒れて、その夢の中でお父さんと喋ってるシーンは泣けてしまった。いつも弱音を吐かなくて、頑張り屋さんの咲がお父さんに弟と妹の祝言の話を伝えてて、心がぐっと来た。
Posted by ブクログ
咲と修二はこのままなのか?お互い職人として尊重し合って何かあれば訪ねて助け合って、といい関係なのかもしれないけどね。しろとましろのおかげか縁がどんどん繋がって登場人物たちも多くなって頭の整理が必要。
しろとましろと同じようにお遣いなのか?花野。
Posted by ブクログ
シリーズ第6弾
咲の作った小物たちが紡ぐ縁が広がっていく
咲と修二の関係は並行線のまま
このままいくのもいいが、やはり、しろとましろが二人の縁を結んで欲しい