内田昌之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジョン・スコルジーは、ブログやノンフィクションでの鋭い洞察力でも知られるアメリカのSF作家です。彼の代表作である『老人と宇宙』は、2005年に刊行された後、その斬新さでヒューゴー賞の候補に上がるほどの注目を集めました。この作品の魅力は、宇宙という無限の舞台上で繰り広げられる、人間ドラマの深さにあります。
『老人と宇宙』の中心となるテーマは、「歳を重ねた人々が未知の領域でどのように振る舞うか」という点です。主人公である75歳のジョン・ペリーが、地球を離れ人類コロニーを守る軍隊に参加するという物語は、ロバート・A・ハインラインの『宇宙の戦士』にインスピレーションを受けつつも、独自の哲学と人生観を -
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Posted by ブクログ
題名からして、“おび”からして、それはもう感じていました。
サイエンス・フィクション(SF)では、論理的でありながら感覚的に読むことが求められる。
これはもうはなっから「情緒的」に読みこなすことが求められる。
これはもはや「観念的」に読んでいかないと、いちいち止まってしまいそうになる。
そんなペースで進めていくうちに、例えば、秦の始皇帝の後継問題や、清朝乾隆帝期におけるヨーロッパを含めた周辺国の朝貢関係のような背景を、理解し始める。
そうなると、主人公たちのハラハラドキドキな冒険活劇が面白くなるって、下巻はあっという間に終了。
記憶と記録
記録とは単にあったことでそれ以上でも以下でもな -
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Posted by ブクログ
1960年のヒューゴー賞受賞作品。若き軍人の成長・昇進物語、の宇宙版といった印象。しかし文章の大半が軍隊での訓練と、軍国主義的な講釈で進み、ハインラインの思想書にも思える。パワードスーツの設定をはじめとするミリタリーSFな世界観はガンダムの着想元になったらしく、確かに読んでいて男の子の心をくすぐるものがあった。新兵から士官学校に至るまでの訓練の描写は、「愛と青春の旅だち」なども思い出させる。色々と後世への影響が大きい作品なのだろう。1997年の映画化は知っていたが、80年代に日本でもOVAとして映像化されているとのこと。製作はサンライズ、ガンダム好きとしては見るしかないかも??
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