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地球はかつて土星の衛星であった――。こんな大胆な説が出現し、宇宙開発が進む未来、土星の各衛星では、数十年前に地球から移住した人びと、クロニア人たちが理想社会を築いていた。地球を訪問したクロニアの科学者たちは、この星の科学者にとって到底受け入れがたい惑星理論を展開する。太陽系は何十億年も同じ状態を保ってきたのではない。現に今、木星から生まれた小惑星のアテナは突如彗星と化し、地球を襲おうとしているのだと。『衝突する宇宙』で名高い“ヴェリコフスキー理論”を大胆に応用、宇宙の謎に迫るハードSF新シリーズの開幕!
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Posted by ブクログ
新三部作の第一作。揺籃(ようらん)=ゆりかごですから、次はどうなるのでしょうか。
久々のホーガンの新作という気がします。それもかつてのガニメデ三部作の路線です。期待して読み始めました。しかし・・・。
なんかちょっと違います。恐竜の謎、旧約聖書の記述の謎など「らしい」所もあるのですが、後半は良くある彗星の地球衝突のディザスター小説です。それも凄惨さばかりが表に出てホーガンらしくありません。
もともとホーガンという人は、科学的であるより、物語の面白さを優先する人で、むしろ私はそれが好きなのですが、今回はちょっとね。肝心の彗星発生のメカニズムも描けてないし・・。
なんだか少々消化不良。でも、幾つかの謎は残してあるので、これを次作でどう処理されるかを期待しましょう。
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