美しき血 竜のグリオールシリーズ

美しき血 竜のグリオールシリーズ

小説・文芸
1,375円 (税込)

6pt

3.8

動かぬ巨竜グリオール。テオシンテ市に横たわる彼の体には、川が流れ村があり、体内では四季が巡る。その巨体には、いまだ解明されていない多くの謎がある。グリオールの血液を研究していたロザッハーは、黄金色にきらめく美しき血に混沌とした多彩な快感を与える効用があることを発見する。四年後、ロザッハーは〝マブ〞と名付けた竜の血から精製した麻薬により巨大
な財を成していた。しかし彼はその代償として、テオシンテに渦巻く権力と暴力、そして決して逃れられぬ巨竜の思念に翻弄されていく――。

〈竜のグリオール〉シリーズ、唯一の長篇にして最終作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    竹書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    竹書房文庫
  • タイトル
    :
    美しき血 竜のグリオールシリーズ
  • タイトルID
    :
    1449494
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年10月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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美しき血 竜のグリオールシリーズ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    “竜のグリオール”シリーズ唯一の長篇にして最終作(作者死亡のため)。とはいえ、先行する2冊の短篇集はもともと1冊だったものを翻訳出版時に分冊したものなので、実質は2冊しかない。それでもこの特異なシリーズは強い印象を残す。
    竜が出てくるファンタジーではあるのだが、全長1マイルにも及ぶ巨竜グリオールは、数千年前に魔法使いによって封印されており動くことができない。人々はこの巨竜をいいように利用している。
    本作は過去にも登場したキャラクターを再登場させ、断片的だった物語をすっきりとまとめている。最後に驚愕の展開があるのだが、なんと1行で終わってしまう(笑)。

    0
    2026年07月21日

    Posted by ブクログ

    ほとんど死んでいる巨竜グリオールの血液から麻薬を作った男、ロザッハー。彼は麻薬王として巨万の富を築くのだがー。
    ロザッハーは悪人で幸福ではなかったが、長命であり晩年は平和だ。グリオールの恩寵をプラス方向に受けた人間だと思う。
    彼は記憶が数年おきに飛ぶ。これは記憶喪失中はオートで動いてて、必要な時だけグリオールが起こしているんだろうか。むしろ逆なのかも。

    0
    2023年12月17日

    Posted by ブクログ

    グリオールシリーズ最後の長編。竜の血を研究するうちに商機を見出した男ロザッハー。竜の血を元にした麻薬が国中に蔓延し、政治の世界に足を踏み入れた彼はついには国同士の謀略に駆り出されることになる。
    竜の体に広がる生態系や町の描写は壮大かつ卑近で変わらず素晴らしい。血の摂取がきっかけと思われるトリップをギミックに人の一生に近い時間を描いているのも面白い。
    2巻目を読んでいなかったのでヨーロッパとかロシアとかの国名に地続きだっけ⁉︎と驚いた。

    0
    2025年12月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文庫オビにデカデカと書かれている「巨竜美血麻薬」というキャッチフレーズが、パワーワードに過ぎる(笑)
    ルーシャス・シェパードの「竜のグリオール」シリーズ、唯一の長編にして最後の作品。このシリーズは、グリオールの邪悪な思念に振り回される人々の不安や不幸を描くことを主題としてきましたが、この作品は他の作品と一味違います。それは、グリオールの思念よりも人間の欲望の方が強い、結局「一番怖いのは人間の心」ということを、まざまざと見せつけていることです。

    巨竜グリオールの血を人体に直接投与することで、至上の幸福感に包まれることを知ったロザッハーが、それを売って儲ける、という展開。いつもはここで主人公がグリオールの企みによる(と思われる)不幸に見舞われて不穏な結末に至る、というのがこのシリーズのパターンですが、ロザッハーは違います。まぁ、グリオールの思念を感じさせる場面もなくはないのですが、基本的にロザッハーの行動は、欲望と政治的判断に基づくものです。これまでのシリーズ作品に見られた超自然的な展開は政治の背後に溶け込み、極めてリアルな人間同士の丁々発止の駆け引きがストーリーを牽引します。
    元々独創的な世界観をベースに分厚いストーリーが織り込まれ、正にシリーズの掉尾を飾るに相応しい作品です。

    0
    2024年12月01日

美しき血 竜のグリオールシリーズ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    竹書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    竹書房文庫
  • タイトル
    :
    美しき血 竜のグリオールシリーズ
  • タイトルID
    :
    1449494
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年10月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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  • 【閲覧できる環境】
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