内田昌之のレビュー一覧

  • レッド・ライジング 火星の簒奪者

    Posted by ブクログ

    火星で最下層カーストが最上位に上り詰めるまでの戦いを描いた物語。

    最初の方でカースト最下層のレッドである主人公(ダロウ)の妻(イオ)が吊るし首で処刑され、その殺され方はかなり残酷というか哀しいものであった。しかも、そのほぼ直後にダロウも吊るし首の刑に処される。

    最初にかなりインパクトがあるお話を持ってこられたので、一気に物語に引きずり込まれた。特に主人公のダロウが吊るし首になった時には、「えっ?! 主人公まで死んでしまってこれからどうなるのだろう」とドキドキしながら読み進んだ。結局、ダロウは死ななかったのだが、それからのストーリーが本書のメインになる。

    カースト最下層のレッドを救うため、

    0
    2015年09月14日
  • 老人と宇宙

    Posted by ブクログ

    単純に面白かった。老人たちが兵士になるまでが一つの区切りで、そこまでの流れやガジェットや設定も面白い。映画になりそう。
    で、兵士になった後はスターシップトゥルーパー状態に入るわけだが、それも読みやすい文章なのでエイリアンの描写とかもなんとなく分かりやすく、話の流れもタイトで勢いに読ませる。
    ラストもテーマと繋がる感じで、うまくまとまってる。総じて面白いと思います。

    0
    2015年09月01日
  • アンドロイドの夢の羊

    Posted by ブクログ

    タイトルから想像されるようなディックへのオマージュは,特に無いように思う.昔はこういう話を書く人がたくさんいて,僕も大学生の頃は沢山読んだのだけど,今はないんだよね.映画的でよく出来ています.ただ,ブライアンがパジミの戦いのシミュレーションを繰り返して悟った結果は,どこに繋がっているのかが,少々疑問.今のところ,スコルジーに外れなし.

    0
    2015年07月05日
  • 老人と宇宙

    Posted by ブクログ

    小難しい事を考えずに読める娯楽作品。「ジジイとレーズンの違いは前立腺があるかどうかだけ(意訳)」など、ジョークが冴えてるし、異星人やその異星人にぶっ殺される地球人の描写もエグくて最高!これの元ネタになったと言われている「宇宙の戦士」も読んでみたい。

    0
    2015年03月03日
  • 戦いの虚空 老人と宇宙5

    Posted by ブクログ

    前回は外伝だったけど、今回はTVシリーズ構成を参考にした短篇集。13話なんだけど一つの話になってる。
    コロニー連合のBランク外交チームの活躍シリーズとでも言えばいいのかな?とっても面白かった。
    第2シーズンも書くつもりらしいので気長に待ちたい

    0
    2014年07月07日
  • アンドロイドの夢の羊

    Posted by ブクログ

    スコルジーに外れなし。
    いやー、気持ちいい。私はこういう話が読みたくて、ずっとSFを読んでいるんだよ。
    冒頭のおバカなおなら話のせいで、久しぶりに『地球はプレイン・ヨーグルト 』を読みたくなっちゃった。

    0
    2014年05月16日
  • 量子宇宙干渉機

    Posted by ブクログ

    "If"の世界に旅立てたら。ちょっとした選択肢の違いにより人生がずれた自分に憑依できたら。そんなとんでもない設定を違和感なく読み進めることができた。
    また、そのようなテクノロジーを手に入れた人はどのような振る舞いにたつのか。後半戦のスリルも楽しめた。
    物語としてももちろん面白かったが、「今の世の中に無駄は多いなと。現実世界の人は無意味なことに結構な割合のエネルギーを費やしているんだよなぁ」、とあらためて気づかされる一冊であった。。

    0
    2014年02月09日
  • アンドロイドの夢の羊

    Posted by ブクログ

    あはははは。期待して読み始めたSFだったのに、コメディだったけれど、全くもって面白かった。おなか抱えて笑うのって久しぶり。だったおならだもん!!お約束の展開でSF小ネタをちりばめつつ、安心して最後まで読み切れる。

    0
    2014年01月29日
  • 戦いの虚空 老人と宇宙5

    Posted by ブクログ

    今までは、痛快活劇のようなSFでそれを期待していたが、はじめの方は、退屈であったが、その後は、コロニー連合の沈滞と苦悩が始まり、
    物語に深みが出たと思う。続編が楽しみである。

    0
    2014年01月15日
  • 言語都市

    Posted by ブクログ

    難解なSFでした。二つの口を持ち同時に発音して意思を伝えるゲンゴを話すアリエカ人、彼らは真実しか話すことができない。アリエカ人の星に居留する人類、アリエカ人と交流するためにクローンで二人一組で育てられた大使。この設定を理解するまでの序盤をクリアできるまでが辛い。
    人類の大使がゲンゴを使ってコミュニケーションをとり、アリエカ人に影響を与え、やがて真実以外を伝える新しいゲンゴを持ちはじめたアリエカ人が現れ、いろいろ確執が生まれてきてからの展開は面白かった。

    0
    2013年08月31日
  • アンドロイドの夢の羊

    Posted by ブクログ

    ◆序章を読み始めた時は「あれ…自分は選んだ本を間違えたのかなぁ、それともタイトルと帯に騙されたのかなぁ?」と不安になりました。

    ◆ところが本章がはじまって物語が段々と加速すると、躍動感溢れる登場人物達のディテールが詳細かつ迫力を伴って読み手に伝わって来ます。

    ◆残りページ数が気になってハラハラしながら読んでいるうちに物語の世界に夢中になってしまうかもしれません。見事としか言えない完璧な結末に辿りついた時の感動と達成感は十分値打ちがあると思いますよ。

    0
    2013年07月12日
  • 言語都市

    Posted by ブクログ

    間違いなくSFだけど、哲学書のような趣。今年のバカロレアの哲学の試験問題に通じる「言語は単なる記号なのか?」という…

    0
    2013年06月18日
  • 言語都市

    Posted by ブクログ

    やや難解ではあるが、
    とてもミエヴィルらしい都市の物語。
    異形の世界に連れて行ってもらえる事が読書の醍醐味。
    直喩の扱いがとても面白い。
    メタファーのない日常は味気ないと思います。

    2012 年 ローカス賞 SF 長篇部門受賞作品。

    0
    2013年04月05日
  • アンドロイドの夢の羊

    Posted by ブクログ

    正統派SF。
    大銀河連邦に所属している地球には様々な異星人が共存しており、問題も様々だった。主人公のクリークはそういった問題を解決する、悪い知らせを届ける役だった。そんな中ニドゥ族との間で問題が起こり、ある羊を探す羽目になる。
    人工知能、異星人との戦い、駆け引き、政治的トラブルなど全ての要素が盛り込まれておりストーリーも良く考えられていて、非常に面白かった。映像化したら陳腐なモノになりそうな感じだけど、良い小説だった。

    0
    2012年12月14日
  • アンドロイドの夢の羊

    Posted by ブクログ

    いやー、面白かった。
    満足の 1 冊。
    冒頭の章で、このまま B 級というか、
    ナンセンスもので進んでいくのかと思っていたが、
    そんなことはなかった。
    アドベンチャー SF としての質は大変高い。
    ユーモア?おちゃらけ?なテイストが、
    独自の世界を作り上げている。
    最後のもっていきかたも見事で爽快。

    0
    2012年12月11日
  • アンドロイドの夢の羊

    Posted by ブクログ

    登場人物が多すぎて序盤把握できなくなりかけました。

    が、読み進めたら、後半の展開と論理理屈の展開が素敵でよろしかったです。

    0
    2012年11月02日
  • 老人と宇宙

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おじいちゃんおばあちゃんしか入隊できないていう設定が面白かったですが、すぐに若い体になってしまったからお年寄りだったという設定が生かしきれてない感じがしました。
    体が不自由だったとか、昔はよかったとかそういう回想もないし。おじいちゃんじゃなくても、良かったような……。
    体が若くなったら、気持ちも一気に若くなってしまったし……??
    お年寄りの良さというか、年長者の知恵をつかうようなところがもっと読みたかったです。
    後半のジェーンが出てきたあたりは、主人公がおじいちゃんなの忘れてロマンチックで好きでした。

    0
    2012年07月15日
  • 揺籃の星 上

    Posted by ブクログ

    ここで、こんなところで上巻終わりかーッ

    スタトレTNG第3シーズン最終話見たあとのようにハラハラするよう!!

    0
    2012年05月15日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    老人と宇宙もおもしろかったけど、こっちもとても面白かった。死んだ人間の遺伝子から作られた「ゴースト部隊」の設定っておもしろそうだなーと前作から思っていたら、今回はゴーストのゴーストたるところを十二分に活用した設定で最後まで引っ張る引っ張る。異星人と組んだ裏切り者の天才科学者のクローンとして生まれたディラック(1歳)が、自分の前世(?)の記憶と自分として生きてきた自意識との間で成長していき、やがて大きな「選択」をする。人間らしさとは?とか魂とは?とかユーモアとは?など、いろいろ考えさせられる。
    あと、いかにもデジタルネイティブな世代のSFだなとも感じた。

    0
    2012年01月03日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     いやぁ……設定が本当に凄いですねこの話は。特殊部隊の考え方とかオービン族のこととか、今作は精神的な部分も深くて面白かったです。最後のスマートブラッドの活用にやられました……!

    0
    2011年07月30日