内田昌之のレビュー一覧

  • 再誕の書

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    8万年生きた男、死んでも生き返る男が、狂戦士としての人生を振り返りつつ、死なない理由を探り、死ねる体になろうとする話。
     本書は奇妙な構成になっており、どこに連れて行かれるのがわからない気分になる。この迷い込む感覚こそが本書の魅力だと思う。
     なお、主人公の死の秘密に関わる本編部分は、キアヌ・リーブスが関わっているだけあって、マトリックス3を見た気分になる。
     しかし、

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    2026年01月24日
  • 老人と宇宙

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    75歳以上で、入隊できるコロニー防衛軍。老化した体をアップデートし異星人たちと戦えるようになる。
    なかなかすごい設定だなーと思ったが、異星人との戦いが割と人間っぽい?と思ってしまった。
    スキップドライブを知る仕組みとか、技術力が高いコンスー族の話とかは面白かった。

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    2026年01月16日
  • ミネルヴァ計画

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    ネタバレ

    前作と似た感じで別の宇宙が舞台。
    前作でもそうだったが、マルチヴァースの話はイメージが難しいうえにそこに行くための技術も説明されてはいるんだけど正直全然分からない。分からないながらも(分かってないから?)シリーズ他作品と比べると色々突っ込み所はあったように感じた。
    また、後半の第二部になってからミッションが始まるのでミッション自体はやや駆け足な感じがした。
    ショウムとミルドレッドの会話はきっとシリーズを通じて筆者が一つのテーマにしていたことなのかなと思ったしそもそもの始まりのミネルヴァをハントたちが救うというのはシリーズの完結編として面白かった。
    ゾラックが壊れたところは悲しかったので復活して

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    2025年12月29日
  • 怪獣保護協会

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    アメリカン・ジョークが、くどい。くど過ぎる(苦笑)

    第一印象から申し上げると、思ってたのとかなり違う作品でした。でも、ジョン・スコルジー初読なのでそう思ったんだと思います。もともと軽めの作風の作家さんみたいですね。
    とにかくアメリカン・ジョークの嵐で、多くの登場人物の会話のキャッチボールの合間に話が進む感じで、でももたつき感はなくサクサクと話が進んで、わかりやすい悪役が登場して、予想通りの結末に落ち着く、と。一流の娯楽作です。

    SFの世界設定としては結構な大技をかましているんですけど、その辺は割と適当な説明でサラッと流していて、スコルジーが全力を注いでいるのは、怪獣です。恐竜でもモンスター

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    2025年12月28日
  • 美しき血 竜のグリオールシリーズ

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    グリオールシリーズ最後の長編。竜の血を研究するうちに商機を見出した男ロザッハー。竜の血を元にした麻薬が国中に蔓延し、政治の世界に足を踏み入れた彼はついには国同士の謀略に駆り出されることになる。
    竜の体に広がる生態系や町の描写は壮大かつ卑近で変わらず素晴らしい。血の摂取がきっかけと思われるトリップをギミックに人の一生に近い時間を描いているのも面白い。
    2巻目を読んでいなかったのでヨーロッパとかロシアとかの国名に地続きだっけ⁉︎と驚いた。

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    2025年12月24日
  • ヒロシマめざしてのそのそと

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    先の大戦末期、原爆開発に邁進する米国陸軍に対し、海軍は巨大生物兵器、火焔を吐く爬虫類の開発を進めていた。

    要は、ゴジラ。

    開発に成功したはいいけど、どうにもコントロール出来そうにないので、着ぐるみを作ってそれが街のミニチュアを壊すところを日本人に見せて、戦意を喪失させようという計画を立案する。

    要は、ゴジラの撮影現場を見せて、戦意喪失させようという。
    もっとも、当然日本人には本物の小型ものだと思わせてなのだが。

    本気なのか真面目なのか分からない設定なのだが、話は予想外に重い。がちにゴジラと核を描いていた。

    それはそうなのだが、こう言う荒唐無稽な設定であれば、もっと真面目な主人公の設定

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    2025年11月25日
  • ミネルヴァ計画

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    うーーーーん。いまいち楽しめんかった。

    多元宇宙もの。
    巨人たちの星で過去に飛ばされて輪廻に閉じ込められたという終り方だったのを、そこに多元宇宙を持ってきた。

    チューリアンを閉じ込めようとしたジェヴレン人が別の閉じ込められ方をしたと言うそこが良かったのだけど、正直、孫悟空が新たな敵と戦っていくような、少年ジャンプ的な展開と受け止めた。

    まず、多元宇宙を説明する理論が全く頭に入らない。そこと行き来する説明が、全く記憶に残らない。
    星を継ぐ者から巨人たちの星はハードSFでありながら、ページを捲り返すような難しいSF設定を必要とせずぐんぐん読めた気がするのだけど、その後の2作は、がっつり後戻り

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    2025年11月25日
  • アンドロイドの夢の羊

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    タイトルに惹かれ、読むも、登場人物がコロコロ変わる展開についていけず、ディック感を期待していただけにかなり期待外れ。

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    2025年10月16日
  • ミネルヴァ計画

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    シリーズが完結し伏線が全て回収された達成感はあるが、第一部のマルチヴァースの理論部分は非常に長く難解でほぼ流し読みになってしまった。第二部だけでも良かったかなと思う。

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    2025年03月07日
  • ミネルヴァ計画

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    「星を継ぐもの」シリーズ最終巻となるこちら。前半はけっこうかったるいというか甘めな展開で、呑気な宇宙観光物語を延々読まされて、これ最終巻で大丈夫かと思ったけど、さすがの後半はバリバリマルチヴァースな内容で盛り上げてくれる。おもしろいのは、銃火器を使ったドンパチなシーンが皆無なこと。そういった意味で科学者達が主人公の物語であることが徹底されていて、ただのなんでもありのマルチヴァースな物語になってないのが良い。

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    2025年02月24日
  • ミネルヴァ計画

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    何がなんだか分からなかった。

    マルチバースを行き来する話だが、専門的知識ばかりで、何で行き来出来るのかわかってない。

    でも面白い。

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    2025年01月31日
  • レッドスーツ

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    プロットはなるほど〜と思い、前半は面白く読んでいたが後半は長いと感じた。アメリカンジョーク的(?)なやり取りもくどい。ただ最終章の最後のエピソードがよくて全体的な印象度アップ。

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    2024年08月11日
  • 未踏の蒼穹

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    久々に読んだJ・Pホーガン!

    今から数千年〜数万年経過した未来で地球人類は滅亡していた!!?

    金星は厳しい環境でありながらも生き物が住める世界となっており、金星には今の地球よりもずっと進んだ科学力を持つ文明人達が住んでいた・・・

    金星人達は地球人類が滅んだ理由の解明のため地球を研究していたところ月で、地球人類にしてはオーバーテクノロジーな痕跡を発見してしまう!!!

    派遣される科学者のカイアル・リーンは地球文明の残した謎に挑んでいく!!


    そして、並行する進歩派と呼ばれる政治団体の暗躍は金星文明に不穏な空気を漂わせる!!!



    ・民主主義=選挙とは必ずしも正しい政治のあり方では無い

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    2024年05月23日
  • 竜のグリオールに絵を描いた男

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    どの話も常に淡々とかつどんよりしたテンションで、結局全部グリオールのせいだよね!になってしまうが確かにここまで大きな存在が常に傍らにあるなら自然とそういう思考になってしまうだろうな…と思った。あと結構すぐセックスするか一歩手前の展開になるのはお国柄なのだろうか…。

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    2024年04月27日
  • 時の子供たち 上

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    テラフォーミングが生んだ思わぬ進化。知性を得た蜘蛛視点の世界観が何だか凄い。未知の生物=人間を観察する目もそれらしくて面白く、著者の想像力に敬服。翻訳の分かりづらさは、スピード感高まる後半になるにつれ気にならなくなる。下巻にも期待。

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    2024年03月10日
  • レッドスーツ

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    久しぶりのSF。
    なのに、なんだか凡庸なお話だなー、と思っていたら、ふむふむ、そういうことだったのね。
    で、最終的には、バカバカしさと甘さが程よく楽しいお話でしたとさ。

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    2024年03月03日
  • 帝国という名の記憶 上

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    上下一括感想
    下巻にて

    もはや観念的なサイエンス・フィクション(SF)と言わざるを得ない。
    でも、多くの人はそれが好き……私も……

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    2023年08月14日
  • 平和という名の廃墟 下

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    下巻。
    政治的に面倒な問題に巻き込まれた大使と、今度は異星人とのファーストコンタクトに駆り出されたアクセレタの話。なんだけど、新皇帝と幼生クローンとヤオ・トレックとか軍事大臣の視点が絡み合ってさぁ大変。人の名前を覚えるのと組織図がよくわかってない自分には、ちょくちょく別視点が挟まるので読み進めるのに時間がかかりました。続きは気になるけどまた帝国の話か…みたいにテンションが下がるというか。

    これから大使はさらにどっかに行きそうなので続編も出るのかな?もう少し登場人物が減ると良いんだけど…多分増えるんだろうなぁ…

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    2023年04月23日
  • 平和という名の廃墟 上

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    続き出てたんだ~と購入したものの、前作を読んでから少し時間が経っているし登場人物はさらに増えているしでちょっと面倒くさくなってしばらく放置しておりました。

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    2023年04月20日
  • タボリンの鱗 竜のグリオールシリーズ短篇集

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    ファンタジー。SF。中編2作。
    表題作はタイムスリップ冒険譚。
    「スカル」は…何だろう?これも一人の男の冒険譚に思える。政治的な要素もあり。
    前作では完全に背景となっていたグリオールが躍動しているが、それでも主役には据えられていないのが面白い。
    あくまで主役は人間であり、心情の描写がメイン。著者の作風か。
    もう1作、シリーズ作品があるらしいので、翻訳されることに期待。

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    2023年01月24日