内田昌之のレビュー一覧

  • アンドロイドの夢の羊

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    登場人物が多すぎて序盤把握できなくなりかけました。

    が、読み進めたら、後半の展開と論理理屈の展開が素敵でよろしかったです。

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    2012年11月02日
  • 老人と宇宙

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    ネタバレ

    おじいちゃんおばあちゃんしか入隊できないていう設定が面白かったですが、すぐに若い体になってしまったからお年寄りだったという設定が生かしきれてない感じがしました。
    体が不自由だったとか、昔はよかったとかそういう回想もないし。おじいちゃんじゃなくても、良かったような……。
    体が若くなったら、気持ちも一気に若くなってしまったし……??
    お年寄りの良さというか、年長者の知恵をつかうようなところがもっと読みたかったです。
    後半のジェーンが出てきたあたりは、主人公がおじいちゃんなの忘れてロマンチックで好きでした。

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    2012年07月15日
  • 揺籃の星 上

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    ここで、こんなところで上巻終わりかーッ

    スタトレTNG第3シーズン最終話見たあとのようにハラハラするよう!!

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    2012年05月15日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

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    ネタバレ

    老人と宇宙もおもしろかったけど、こっちもとても面白かった。死んだ人間の遺伝子から作られた「ゴースト部隊」の設定っておもしろそうだなーと前作から思っていたら、今回はゴーストのゴーストたるところを十二分に活用した設定で最後まで引っ張る引っ張る。異星人と組んだ裏切り者の天才科学者のクローンとして生まれたディラック(1歳)が、自分の前世(?)の記憶と自分として生きてきた自意識との間で成長していき、やがて大きな「選択」をする。人間らしさとは?とか魂とは?とかユーモアとは?など、いろいろ考えさせられる。
    あと、いかにもデジタルネイティブな世代のSFだなとも感じた。

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    2012年01月03日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

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    ネタバレ

     いやぁ……設定が本当に凄いですねこの話は。特殊部隊の考え方とかオービン族のこととか、今作は精神的な部分も深くて面白かったです。最後のスマートブラッドの活用にやられました……!

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    2011年07月30日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

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    『老人と宇宙』の第2弾。狂った世界の中で光るヒューマニティ。過去の名SF作家たちへのオマージュを感じます。面白かったです。

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    2011年05月28日
  • ゾーイの物語 老人と宇宙4

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    ネタバレ

    シリーズ4作(この作品はちょっと位置づけが違うけど)の中で一番感動したかも。特にラスト近くのゾーイの演説が。
    望んだわけじゃないのに他民族の精神的アイドルに祭り上げられる立場がどんなものか想像するしかないんだけれど、ゾーイはいろいろ葛藤しながらもよくやってるんじゃないかしらん。ジュブナイル的内容なんだけど、でもこういうのっていいな。

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    2011年05月21日
  • ゾーイの物語 老人と宇宙4

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    『老人と宇宙』は前作で完結したはずなのに(ええ、完璧な完結でしたよ)、『ゾーイの物語』を読み終わってみれば『ゾーイの物語』のない『老人と宇宙』なんて考えられない。SFの良いところをとことん盛り込んで、しかもうまくて、爽快で、そしてちょっと泣かせる(朝の通勤電車のなかで泣けて困った)。また1冊目から読み返したくなっちゃったなあ。

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    2011年08月06日
  • 最後の星戦 老人と宇宙3

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    3 部作の完結編。
    ジョン・ペリー再登場。
    今回は兵士としてではなく、コロニー行政官として。
    ちょっと弄れてはいるが、ユーモアのある愛すべきキャラ。
    本作で、シリーズ全体が上手くまとめられ、
    本当に楽しめる良作品群であった。
    先住知的生命体の事とか、
    いくつかもっと掘り下げて欲しい点もあったのがやや残念。

    2010年 星雲賞海外長篇部門受賞作品。

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    2011年02月20日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

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    「老人と宇宙」シリーズの第 2 作目。
    相変わらず良いね、このシリーズ。
    前作主人公のジョン・ペリーが登場しないのは、
    ちょっと寂しかったけれども・・・。
    コロニー防衛軍と多種族間の立ち位置の違いや、
    地球の現状、ゾーイの登場等、引き込まれるねぇ。
    安心して楽しめるエンターテインメント SF。
    3 作目も楽しみである。

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    2011年02月07日
  • 最後の星戦 老人と宇宙3

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    既読でしたが、先日「ゾーイの物語」を読んでもう一度読みたくなり、本棚をひっくり返してようやく見つけ、再読しました。
    異世界での一般の生活描写から、徐々に人類を巻き込んだ大きな話しにシフトし、最後は三部作をきっちりまとめたストーリー。大河ドラマとでもいうべき内容を一冊にまとめているせいか、語っていない要素が少なからずあり、ご都合的な展開も見え隠れしますが、その分、話し運びに勢いがあり、最後まで波瀾万丈でした。
    当時、作者は三巻で完結と言っていたそうですが、四冊目では語られなかった部分が明らかになっています。ちゃんと考えられていたことがわかったわけですが(笑)、語らずに済ませた内容のは濃密で、そこ

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    2010年11月20日
  • 最後の星戦 老人と宇宙3

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    んーっ!!読み終えてこんなに気持ちの良い本は久しぶり。また「老人と宇宙」から読み返したくなるように、うまーく作りこまれていて、うん、脱帽。人種や文化が違うだけで他者を排除し戦い続けてきた”人間”に対する大きな大きなメッセージを感じます。

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    2011年08月06日
  • 最後の星戦 老人と宇宙3

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    シリーズ最終巻。
    一作目同様、年寄りなのに若いジョン・ペリーが主人公。
    愛するジェーン、養女とともに、植民惑星で退役後の生活をのんびりと送っていたペリーだが、またぞろコロニー連合に振り回されるはめに。

    それにしても、前作では3つのエイリアン同盟軍との戦争を避けようと、あれほど必死になっていたコロニー連合が、コンクラーベとの対立によって引き起こされる結果を予想すらできないというのは、あまりに愚かすぎる。
    情報統制も含めて、権力側のそうした愚かしさに一矢報いた感のあるラストは痛快。

    前作でちょっと気になる存在だった、ゴースト部隊のシラード将軍。今回もなかなか、格好イイところをみせてくれる。

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    2010年02月24日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

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    前作『老人と宇宙』では、神秘のベールに包まれていたゴースト部隊の活躍がメイン。新兵たちの軽妙なやりとりが楽しい。
    ララエィ族の科学者カイネンも印象に残るキャラクターだ。
    その口から“セップク”なんて言葉が出てきたときには、ちょっと笑った。
    しんみりしたシーンだったのに・・・・・。

      The Ghost Brigades by Jhon Scalzi

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    2010年02月24日
  • 最後の星戦 老人と宇宙3

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    「老人と宇宙」の3作目。一応これでシリーズは完結らしいけど、義理の娘の視点で描いたスピンオフがあるらしいので、シリーズは続くのかも。やっぱり映画向きですね。

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    2009年10月04日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

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    「老人と宇宙」の続編。前作の主人公は登場せず、別のキャラクターがメイン。展開のわかり易さとテンポの良さは前作同様かと

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    2009年10月04日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

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    『老人と宇宙』の続編。だけど、前作のストーリーがそのまま続いていくわけではないのだ。前作の主人公のことが大好きなだけに、読むのをためらっていたけれど、なーんだ早く読めば良かった。とにかく、この作者の姿勢っつーかなあ、物語をつらぬく前向きオーラがすごい。大好きですこうゆうの。他者を認める、愛するものを大切にする、自分ができることを探して、なにしろ頑張る…って書くと、わーくさい、って思うけど、いやいや、大切なことですよ。というわけで、異星人とのお付き合いつながりで、久しぶりに『イリーガル・エイリアン(ソウヤー)』も読み返したくなっちゃって、もう、読みたい本いっぱいあるのに困るなあ。

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    2011年08月06日
  • 老人と宇宙

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    主人公が75歳にして新しい環境へ飛び込んでいき、なんだかんだ苦労しながらもそこで自分の居場所を見つけていくっていう物語。もともとこの手の話にはすごーく弱いんだが、(しかも舞台が宇宙ときてる!!)ラスト近くではなんと「リセット(北村薫)」ばりのエピソードが現れ、もうメロメロ。人生は何歳になろうとも色あせることがないんだっていう希望を持たせてくれる一方で、だけどそれは毎日を無駄遣いせず、本当に大切なものを持つことができた人にだけ訪れる未来なんだよ、って諭されるみたいな…いい話です。

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    2011年08月06日
  • ヒロシマめざしてのそのそと

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    先の大戦末期、原爆開発に邁進する米国陸軍に対し、海軍は巨大生物兵器、火焔を吐く爬虫類の開発を進めていた。

    要は、ゴジラ。

    開発に成功したはいいけど、どうにもコントロール出来そうにないので、着ぐるみを作ってそれが街のミニチュアを壊すところを日本人に見せて、戦意を喪失させようという計画を立案する。

    要は、ゴジラの撮影現場を見せて、戦意喪失させようという。
    もっとも、当然日本人には本物の小型ものだと思わせてなのだが。

    本気なのか真面目なのか分からない設定なのだが、話は予想外に重い。がちにゴジラと核を描いていた。

    それはそうなのだが、こう言う荒唐無稽な設定であれば、もっと真面目な主人公の設定

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    2025年11月25日
  • ミネルヴァ計画

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    うーーーーん。いまいち楽しめんかった。

    多元宇宙もの。
    巨人たちの星で過去に飛ばされて輪廻に閉じ込められたという終り方だったのを、そこに多元宇宙を持ってきた。

    チューリアンを閉じ込めようとしたジェヴレン人が別の閉じ込められ方をしたと言うそこが良かったのだけど、正直、孫悟空が新たな敵と戦っていくような、少年ジャンプ的な展開と受け止めた。

    まず、多元宇宙を説明する理論が全く頭に入らない。そこと行き来する説明が、全く記憶に残らない。
    星を継ぐ者から巨人たちの星はハードSFでありながら、ページを捲り返すような難しいSF設定を必要とせずぐんぐん読めた気がするのだけど、その後の2作は、がっつり後戻り

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    2025年11月25日