【感想・ネタバレ】アンドロイドの夢の羊のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年06月20日

エレクトリックブルーの毛色を持つ羊、品種名は”アンドロイドの夢”。異星人との戦争危機あり、星間クルーズあり、そしてコンピューターに移植された人間ありで、SFっぽい雰囲気満載。
そもそもの事件発生がふざけているし、テンポ良く話が進み、全体的に楽天的でユーモアのある、アメリカ人作家らしい作品になっている...続きを読む
老人と宇宙シリーズよりこっちのほうが軽くて楽しいと思う。

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Posted by ブクログ 2014年03月04日

タイトルはディックの名作から、ということで多少身構えて読んだが冒頭からしてアレ、いや冒頭のアレがアレなのに、その後の展開もめちゃくちゃ面白かった。

特殊な羊をめぐるスペースオペラ。
ボーイミーツガール。

羊の正体も良いけど、わたしはブライアンちょう好き。大好き。

ラストの畳み掛けと、明朗快活に...続きを読む満足!と叫び出すくらいにスッキリな読後感。
SF初心者にも親切。
なんと読みやすいことか。
脳内映像化も完璧よ!

そして見事なまでの大・団・円!!!
無事で良かったね、羊さん。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年10月13日

久々に出会ったスカッとする冒険SF! 現代的なユーモアと古典のエッセンス、映画のようなスピード感と無茶苦茶な展開なのに、きちんと納得させてしまう理論。とにかく、最高! 宇宙には600以上の知的種族がいて、更にそこに『人工的に作り出された知的種族』が加わった! あぁ、こういうSFとの出会いこそ、至福と...続きを読む云うべきだ。

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Posted by ブクログ 2012年12月06日

タイトルだけ見れば、ただのパロディ。しかも低レベルな。

でも内容は、色んなパロディも散見されつつ
オリジナルで面白い世界。この作家の次作が読みたい。

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Posted by ブクログ 2012年10月14日

ジョン・スコルジー初読み!面白いです。コンピューターネットワークに存在する知性。大銀河連合。スペーヴウォーズ。宇宙人。宗教と国家。政治と法律。権力の委譲とその統治。戦争の悲惨さを権力と理性の使い方で回避するところ。最後の幕切れがなんとも爽快。純粋にSFを楽しめます。楽しかった^^間違いなく個人的な今...続きを読む年の上位に入ります。老人と宇宙も読まねば。題名もSF者を泣かせますね!

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Posted by ブクログ 2018年11月12日

快調な読み口の軽快な話。しょっぱなからジョークが利いていて思わず引き込まれてしまった。「おなら」とはね。それでも、しっかりした伏線とどんでん返し、控えめで、かっこいいヒーローと、娯楽小説の黄金道をばく進している本だ。面白かった。

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Posted by ブクログ 2018年10月10日

ハリウッド映画みたいな小説。おもしろいけど、登場人物が覚えられない…昔はそんなことなかったのになぁ。

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Posted by ブクログ 2015年10月20日

まさにSFという内容で、のめり込んで読むことができた。
宇宙を舞台にした、近未来の話であるが、設定がおもしろく、最後もすっきりと終わっているので、個人的には好きな小説である。

地球が宇宙の星々を相手に貿易を行っていたり、その中でも地球は弱小の部類に入っているなど、楽しめる内容であった。

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Posted by ブクログ 2015年07月05日

タイトルから想像されるようなディックへのオマージュは,特に無いように思う.昔はこういう話を書く人がたくさんいて,僕も大学生の頃は沢山読んだのだけど,今はないんだよね.映画的でよく出来ています.ただ,ブライアンがパジミの戦いのシミュレーションを繰り返して悟った結果は,どこに繋がっているのかが,少々疑問...続きを読む.今のところ,スコルジーに外れなし.

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Posted by ブクログ 2014年05月16日

スコルジーに外れなし。
いやー、気持ちいい。私はこういう話が読みたくて、ずっとSFを読んでいるんだよ。
冒頭のおバカなおなら話のせいで、久しぶりに『地球はプレイン・ヨーグルト 』を読みたくなっちゃった。

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Posted by ブクログ 2014年01月29日

あはははは。期待して読み始めたSFだったのに、コメディだったけれど、全くもって面白かった。おなか抱えて笑うのって久しぶり。だったおならだもん!!お約束の展開でSF小ネタをちりばめつつ、安心して最後まで読み切れる。

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Posted by ブクログ 2013年07月12日

◆序章を読み始めた時は「あれ…自分は選んだ本を間違えたのかなぁ、それともタイトルと帯に騙されたのかなぁ?」と不安になりました。

◆ところが本章がはじまって物語が段々と加速すると、躍動感溢れる登場人物達のディテールが詳細かつ迫力を伴って読み手に伝わって来ます。

◆残りページ数が気になってハラハラし...続きを読むながら読んでいるうちに物語の世界に夢中になってしまうかもしれません。見事としか言えない完璧な結末に辿りついた時の感動と達成感は十分値打ちがあると思いますよ。

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Posted by ブクログ 2012年12月14日

正統派SF。
大銀河連邦に所属している地球には様々な異星人が共存しており、問題も様々だった。主人公のクリークはそういった問題を解決する、悪い知らせを届ける役だった。そんな中ニドゥ族との間で問題が起こり、ある羊を探す羽目になる。
人工知能、異星人との戦い、駆け引き、政治的トラブルなど全ての要素が盛り込...続きを読むまれておりストーリーも良く考えられていて、非常に面白かった。映像化したら陳腐なモノになりそうな感じだけど、良い小説だった。

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Posted by ブクログ 2012年12月11日

いやー、面白かった。
満足の 1 冊。
冒頭の章で、このまま B 級というか、
ナンセンスもので進んでいくのかと思っていたが、
そんなことはなかった。
アドベンチャー SF としての質は大変高い。
ユーモア?おちゃらけ?なテイストが、
独自の世界を作り上げている。
最後のもっていきかたも見事で爽快。

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Posted by ブクログ 2012年11月02日

登場人物が多すぎて序盤把握できなくなりかけました。

が、読み進めたら、後半の展開と論理理屈の展開が素敵でよろしかったです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年11月09日

フィリップKディックの作品へのオマージュある小説。最初は映画のメンインブラックやマーズアタックのようなパロディ、ユーモア小説かと思ったが、話がどんどん膨らんで、マトリックスの世界に変わった。
考え方、社会形態が違う異星人との交流世界で人類が如何に生きるのか。著者の作品に共通するテーマなのかもしれない...続きを読む
登場人物の入退場や入れ替わりが激しいのが難点だが、ラストのスピーディーな展開と終幕に爽快感を感じる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年08月23日

最後どうやって解決するんだろうと思いながら読み進めました。宗教を実現しようとしたり、宗教で生き方が変わったり、という感覚は、日本人には少し共感しづらい点かも知れません。
地球人の唯一の長所は同胞を守るところ、というのが、いいなぁと思いました。
「老人と宇宙」シリーズよりSFっぽい記述がやや多いような...続きを読む気がしたので、SF初心者よりは、SFに読み慣れた方向きかもしれません。

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Posted by ブクログ 2013年01月28日

「老人と宇宙」シリーズの最後を読むのが苦痛でスコルジーはもう読むことは無いかとおもっていたが、これはいける。てか無理やりシリーズ続けるのやめた方が良いと思うぞwww

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Posted by ブクログ 2012年10月21日

見事なまでにタイトルホイホイで引っかかった一作。
古典SFへの愛と憧憬が盛り込まれた、懐かしい香りのする作品でした。
ある意味、タイトルに偽り無し。

どちらかと言うと、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」よりは、
「ペイチェック」「マイノリティ・レポート」に近い趣を感じました。
ギミック溢れる世...続きを読む界でのドタバタ逃避行とでも申しましょうか。
エイリアンの造形次第では映画化もいけそう。

個人的に一番おもしろかったのは物語の発端となった、
あのふざけまくったプロローグ。いいぞもっとやれ。

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