内田昌之のレビュー一覧

  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

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    「老人と宇宙」シリーズの第 2 作目。
    相変わらず良いね、このシリーズ。
    前作主人公のジョン・ペリーが登場しないのは、
    ちょっと寂しかったけれども・・・。
    コロニー防衛軍と多種族間の立ち位置の違いや、
    地球の現状、ゾーイの登場等、引き込まれるねぇ。
    安心して楽しめるエンターテインメント SF。
    3 作目も楽しみである。

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    2011年02月07日
  • 最後の星戦 老人と宇宙3

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    既読でしたが、先日「ゾーイの物語」を読んでもう一度読みたくなり、本棚をひっくり返してようやく見つけ、再読しました。
    異世界での一般の生活描写から、徐々に人類を巻き込んだ大きな話しにシフトし、最後は三部作をきっちりまとめたストーリー。大河ドラマとでもいうべき内容を一冊にまとめているせいか、語っていない要素が少なからずあり、ご都合的な展開も見え隠れしますが、その分、話し運びに勢いがあり、最後まで波瀾万丈でした。
    当時、作者は三巻で完結と言っていたそうですが、四冊目では語られなかった部分が明らかになっています。ちゃんと考えられていたことがわかったわけですが(笑)、語らずに済ませた内容のは濃密で、そこ

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    2010年11月20日
  • 最後の星戦 老人と宇宙3

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    んーっ!!読み終えてこんなに気持ちの良い本は久しぶり。また「老人と宇宙」から読み返したくなるように、うまーく作りこまれていて、うん、脱帽。人種や文化が違うだけで他者を排除し戦い続けてきた”人間”に対する大きな大きなメッセージを感じます。

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    2011年08月06日
  • 最後の星戦 老人と宇宙3

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    シリーズ最終巻。
    一作目同様、年寄りなのに若いジョン・ペリーが主人公。
    愛するジェーン、養女とともに、植民惑星で退役後の生活をのんびりと送っていたペリーだが、またぞろコロニー連合に振り回されるはめに。

    それにしても、前作では3つのエイリアン同盟軍との戦争を避けようと、あれほど必死になっていたコロニー連合が、コンクラーベとの対立によって引き起こされる結果を予想すらできないというのは、あまりに愚かすぎる。
    情報統制も含めて、権力側のそうした愚かしさに一矢報いた感のあるラストは痛快。

    前作でちょっと気になる存在だった、ゴースト部隊のシラード将軍。今回もなかなか、格好イイところをみせてくれる。

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    2010年02月24日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

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    前作『老人と宇宙』では、神秘のベールに包まれていたゴースト部隊の活躍がメイン。新兵たちの軽妙なやりとりが楽しい。
    ララエィ族の科学者カイネンも印象に残るキャラクターだ。
    その口から“セップク”なんて言葉が出てきたときには、ちょっと笑った。
    しんみりしたシーンだったのに・・・・・。

      The Ghost Brigades by Jhon Scalzi

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    2010年02月24日
  • 最後の星戦 老人と宇宙3

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    「老人と宇宙」の3作目。一応これでシリーズは完結らしいけど、義理の娘の視点で描いたスピンオフがあるらしいので、シリーズは続くのかも。やっぱり映画向きですね。

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    2009年10月04日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

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    「老人と宇宙」の続編。前作の主人公は登場せず、別のキャラクターがメイン。展開のわかり易さとテンポの良さは前作同様かと

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    2009年10月04日
  • 遠すぎた星 老人と宇宙2

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    『老人と宇宙』の続編。だけど、前作のストーリーがそのまま続いていくわけではないのだ。前作の主人公のことが大好きなだけに、読むのをためらっていたけれど、なーんだ早く読めば良かった。とにかく、この作者の姿勢っつーかなあ、物語をつらぬく前向きオーラがすごい。大好きですこうゆうの。他者を認める、愛するものを大切にする、自分ができることを探して、なにしろ頑張る…って書くと、わーくさい、って思うけど、いやいや、大切なことですよ。というわけで、異星人とのお付き合いつながりで、久しぶりに『イリーガル・エイリアン(ソウヤー)』も読み返したくなっちゃって、もう、読みたい本いっぱいあるのに困るなあ。

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    2011年08月06日
  • 老人と宇宙

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    主人公が75歳にして新しい環境へ飛び込んでいき、なんだかんだ苦労しながらもそこで自分の居場所を見つけていくっていう物語。もともとこの手の話にはすごーく弱いんだが、(しかも舞台が宇宙ときてる!!)ラスト近くではなんと「リセット(北村薫)」ばりのエピソードが現れ、もうメロメロ。人生は何歳になろうとも色あせることがないんだっていう希望を持たせてくれる一方で、だけどそれは毎日を無駄遣いせず、本当に大切なものを持つことができた人にだけ訪れる未来なんだよ、って諭されるみたいな…いい話です。

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    2011年08月06日
  • ヒロシマめざしてのそのそと

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    表紙通りゴジラを思い起こさせる怪獣にまつわる話。
    ドタバタ特撮ものと思いきや最後に一気にゴジラの起源を想起させる反戦反核のエピソードが一気に出てきて、こういう作品がアメリカから出てくることを凄く好意的に感じた。
    ただ途中のライバル俳優とのいざこさとかは蛇足に感じた。

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    2026年05月16日
  • 星の海を駆ける 新世代スペース・オペラ傑作選

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    ネタバレ

    現代スペースオペラのアンソロジー。スペースオペラとは言うじょう、波乱万丈ではまったくない。
    〇イアス・S・バッケル「禅と宇宙船修理技術」ーロボット宇宙船が宇宙戦に生き残った戦争を起こした冷酷な独裁者の救助命令に逆らえないが。
    ・ユーン・ハ・リー「課外活動」ー七連合王国もの
    〇アーカディ・マーティーン「あなたが王だと思っていたすべての色」ー女王のクローンが女王との決闘に臨み反逆を企てる。
    〇アレステア・レナルズ「ベラドンナの夜」20万年周期で銀河を周回し記念イベントを行うが、実は種族は滅びている。哀愁漂う
    ・T・キングフィッシャー「金属は暗闇の血のごとく」
    ・チャーリー・ジェーン・アンダーズ「時

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    2026年05月16日
  • 宇宙の戦士〔新訳版〕

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     久々に昔の海外SFを読みました。「夏への扉」がすごく良かったので他に何かないかなぁと思ったらこの本に出会いました。
     主人公たちが「地球連邦軍」に入隊していろいろな訓練をしてパワードスーツを着て立ち向かうという話でしたが、軍の中の主人公の心情にフォーカスを置いていました。面白かったストーリーでした。

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    2026年04月02日
  • 再誕の書

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    キアヌ・リーブスが原作者になっているアメコミ版があっての小説という情報だけでエンタメ的に軽く読める作品を期待して読んだら全くそうではなく、構成、物語、内容全てが複雑で難解。正直よくわからない。
    「主人公ウヌテはまさにキアヌ・リーブスっぽいなあ。でもバビルサやヴェイン、さらにアラムといった重要そうなキャラの位置づけはよくわからないなあ」って感じで雰囲気だけで文字を追っていった読書になってしまった。
    読み手の問題かもしれませんね。

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    2026年03月07日
  • ヒロシマめざしてのそのそと

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    一見、奇妙なタイトルに思えますが、原題は “SHAMBLING TOWARDS HIROSHIMA”。ほぼ直訳です。

    舞台は第二次世界大戦末期。戦争の早期終結を狙うアメリカ軍は、火を噴く全長400メートルの巨大爬虫類という、後の「ゴジラ」を彷彿とさせる生物兵器を開発したものの、コントロール不能に陥ります。そこで軍は、着ぐるみを着た役者が日本の都市のミニチュアを破壊する特撮映像を日本の外交団に見せつけ、戦意を喪失させようと画策。その大役に選ばれたのが、B級モンスター映画界のスターである主人公でした。

    作中には大量のアメリカンジョークが散りばめられているようですが、日本人の私にはピンと来ない部

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    2026年03月07日
  • 再誕の書

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    8万年生きた男、死んでも生き返る男が、狂戦士としての人生を振り返りつつ、死なない理由を探り、死ねる体になろうとする話。
     本書は奇妙な構成になっており、どこに連れて行かれるのがわからない気分になる。この迷い込む感覚こそが本書の魅力だと思う。
     なお、主人公の死の秘密に関わる本編部分は、キアヌ・リーブスが関わっているだけあって、マトリックス3を見た気分になる。
     しかし、

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    2026年01月24日
  • 宇宙の戦士〔新訳版〕

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    パワードスーツに近未来兵器を使った戦争といったアイディアと軍隊組織の関係性の筆致力、凄い!
    金持ちの一人息子で何となく軍人になった主人公が運よく生き延び軍人として成長していく物語でもある。
    虐殺器官とかエヴァンゲリオン、ガンダムとか、あらゆる作品を彷彿とさせられました。
    読みやすくて描いていることが意外とシンプルで面白い!

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    2026年01月22日
  • 老人と宇宙

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    75歳以上で、入隊できるコロニー防衛軍。老化した体をアップデートし異星人たちと戦えるようになる。
    なかなかすごい設定だなーと思ったが、異星人との戦いが割と人間っぽい?と思ってしまった。
    スキップドライブを知る仕組みとか、技術力が高いコンスー族の話とかは面白かった。

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    2026年01月16日
  • ミネルヴァ計画

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    ネタバレ

    前作と似た感じで別の宇宙が舞台。
    前作でもそうだったが、マルチヴァースの話はイメージが難しいうえにそこに行くための技術も説明されてはいるんだけど正直全然分からない。分からないながらも(分かってないから?)シリーズ他作品と比べると色々突っ込み所はあったように感じた。
    また、後半の第二部になってからミッションが始まるのでミッション自体はやや駆け足な感じがした。
    ショウムとミルドレッドの会話はきっとシリーズを通じて筆者が一つのテーマにしていたことなのかなと思ったしそもそもの始まりのミネルヴァをハントたちが救うというのはシリーズの完結編として面白かった。
    ゾラックが壊れたところは悲しかったので復活して

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    2025年12月29日
  • 怪獣保護協会

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    アメリカン・ジョークが、くどい。くど過ぎる(苦笑)

    第一印象から申し上げると、思ってたのとかなり違う作品でした。でも、ジョン・スコルジー初読なのでそう思ったんだと思います。もともと軽めの作風の作家さんみたいですね。
    とにかくアメリカン・ジョークの嵐で、多くの登場人物の会話のキャッチボールの合間に話が進む感じで、でももたつき感はなくサクサクと話が進んで、わかりやすい悪役が登場して、予想通りの結末に落ち着く、と。一流の娯楽作です。

    SFの世界設定としては結構な大技をかましているんですけど、その辺は割と適当な説明でサラッと流していて、スコルジーが全力を注いでいるのは、怪獣です。恐竜でもモンスター

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    2025年12月28日
  • 美しき血 竜のグリオールシリーズ

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    グリオールシリーズ最後の長編。竜の血を研究するうちに商機を見出した男ロザッハー。竜の血を元にした麻薬が国中に蔓延し、政治の世界に足を踏み入れた彼はついには国同士の謀略に駆り出されることになる。
    竜の体に広がる生態系や町の描写は壮大かつ卑近で変わらず素晴らしい。血の摂取がきっかけと思われるトリップをギミックに人の一生に近い時間を描いているのも面白い。
    2巻目を読んでいなかったのでヨーロッパとかロシアとかの国名に地続きだっけ⁉︎と驚いた。

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    2025年12月24日