内田昌之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久々に読んだJ・Pホーガン!
今から数千年〜数万年経過した未来で地球人類は滅亡していた!!?
金星は厳しい環境でありながらも生き物が住める世界となっており、金星には今の地球よりもずっと進んだ科学力を持つ文明人達が住んでいた・・・
金星人達は地球人類が滅んだ理由の解明のため地球を研究していたところ月で、地球人類にしてはオーバーテクノロジーな痕跡を発見してしまう!!!
派遣される科学者のカイアル・リーンは地球文明の残した謎に挑んでいく!!
そして、並行する進歩派と呼ばれる政治団体の暗躍は金星文明に不穏な空気を漂わせる!!!
・民主主義=選挙とは必ずしも正しい政治のあり方では無い
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Posted by ブクログ
'星を継ぐもの'の興奮再び!という帯に書かれた文句に惹かれて読む。視点の逆転がキーワードか。
主人公は金星人という設定に、違和感を感じながら読み進めると、すでに人類が絶滅した地球の探査がテーマになっている。その謎を解く鍵が月の裏側から発見され、最後に残った人類は恒星間航行を完成させて、どこかの惑星に移り住んだらしい、という設定になっている。この月で発見された人類の遺産ともいうべき構造体は、地球からの脱出を意味しているのか、あるいは舞い戻ってくることを示唆しているのか。謎の追求は地球に向かい、金星人と地球人の類似性の謎解きに帰着する。科学的な記述に無理があり、読者をうならせる