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コロニー防衛軍を退役したジョン・ペリーは、植民惑星のハックルベリーで、ゴースト部隊出身の妻ジェーンと養女ゾーイとともに平穏な日々を送っていた。だが、ある日、思いもよらない要請を受ける。かつての上司リビッキー将軍から新たな植民惑星ロアノークを率いる行政官になってくれと頼まれたのだ。やがて、ジョンは新たな戦いに巻きこまれていくが……『老人と宇宙』のジョンがふたたび大活躍するシリーズ、第3弾!
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Posted by ブクログ
で、一作目で出会った二人が 二作目の事件もあり、ようやく共に平和な 移民として生活を共にできた。。。とおもったら なんか思いっきり巻き込まれてんじゃん!? 旦那さんのほうは人の体にもどっているが 戦闘センスや戦略はやはり経験者。 嫁さんは軍の策略により、人造人間の 体にもどされてしまう。。。が 嫁さ...続きを読むんがまた美しく戦ってくれちゃうんだわ。
一作目の主人公ジョンは防衛軍を退役したものの、植民惑星のリーダーに抜擢され、そこで400種以上の異星人からなる連合を敵に回してしまい、果ては人類滅亡を回避するべく奮闘するお話。 ゾーイ(前作で登場した少女で主人公の養女)が対抗兵器を持ち帰る冒険行は次作で語られるらしいので、本書とセットで読みたいとこ...続きを読むろ。
最後までどんな決着がつくのか、予想できなかった。このシリーズ、おもしろい。 ただ、入植した惑星の先住の知的生物についての伏線が回収されてなかったような…
面白くなってきた、続きがあるのが楽しみになってきた 表紙 5点前島 重機 内田 昌之訳 展開 6点2007年著作 文章 6点 内容 660点 合計 676点
他の惑星を植民地にする人類。宇宙にはたくさんの部族が存在する状況で、あたかも全宇宙を支配するかのように振る舞うコンクラーベ(地球で一般的なコンクラーベとは異なる)。ジョン・ペリー(かつて緑色の肌で戦った老人兵士)とゾーイを含む者たちは、新しいコロニーに入植するが、そこにコンクラーベの魔の手が伸びてく...続きを読むる。さて、この危機をどう乗り越えるか。状況が二転三転するのはエンタメ小説の定石なので、素直にストーリーを堪能しよう。コンクラーベの本当の姿やポリシーに翻弄されながら、先を想像するのが楽しい。さて、本作品は「老人と宇宙」シリーズの完結編となるらしい。とはいえ、続編があるので、引き続き読んでいきたい。
3 部作の完結編。 ジョン・ペリー再登場。 今回は兵士としてではなく、コロニー行政官として。 ちょっと弄れてはいるが、ユーモアのある愛すべきキャラ。 本作で、シリーズ全体が上手くまとめられ、 本当に楽しめる良作品群であった。 先住知的生命体の事とか、 いくつかもっと掘り下げて欲しい点もあったのがやや...続きを読む残念。 2010年 星雲賞海外長篇部門受賞作品。
既読でしたが、先日「ゾーイの物語」を読んでもう一度読みたくなり、本棚をひっくり返してようやく見つけ、再読しました。 異世界での一般の生活描写から、徐々に人類を巻き込んだ大きな話しにシフトし、最後は三部作をきっちりまとめたストーリー。大河ドラマとでもいうべき内容を一冊にまとめているせいか、語っていない...続きを読む要素が少なからずあり、ご都合的な展開も見え隠れしますが、その分、話し運びに勢いがあり、最後まで波瀾万丈でした。 当時、作者は三巻で完結と言っていたそうですが、四冊目では語られなかった部分が明らかになっています。ちゃんと考えられていたことがわかったわけですが(笑)、語らずに済ませた内容のは濃密で、そこを削ったという、思い切った割り切りというか大胆な構成に驚かされます。 「最後の聖戦」と「ゾーイの物語」は二冊まとめてよむべきではないかと思います。もちろん一冊目の「老人と宇宙」二冊目の「遠すぎた星」は必須ですが。 視点の異なった同じ時間軸の物語のため、単なる上下巻の長大な小説と違った読書体験ができると思います。
んーっ!!読み終えてこんなに気持ちの良い本は久しぶり。また「老人と宇宙」から読み返したくなるように、うまーく作りこまれていて、うん、脱帽。人種や文化が違うだけで他者を排除し戦い続けてきた”人間”に対する大きな大きなメッセージを感じます。
シリーズ最終巻。 一作目同様、年寄りなのに若いジョン・ペリーが主人公。 愛するジェーン、養女とともに、植民惑星で退役後の生活をのんびりと送っていたペリーだが、またぞろコロニー連合に振り回されるはめに。 それにしても、前作では3つのエイリアン同盟軍との戦争を避けようと、あれほど必死になっていたコロニ...続きを読むー連合が、コンクラーベとの対立によって引き起こされる結果を予想すらできないというのは、あまりに愚かすぎる。 情報統制も含めて、権力側のそうした愚かしさに一矢報いた感のあるラストは痛快。 前作でちょっと気になる存在だった、ゴースト部隊のシラード将軍。今回もなかなか、格好イイところをみせてくれる。 ペリーの養女ゾーイの視点から、本書での騒動を捉えなおしたZoe's Taleが上梓されているとか。こちらも楽しみ。 The Last Colony by John Scalzi
「老人と宇宙」の3作目。一応これでシリーズは完結らしいけど、義理の娘の視点で描いたスピンオフがあるらしいので、シリーズは続くのかも。やっぱり映画向きですね。
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