内田昌之のレビュー一覧

  • ミネルヴァ計画

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    最後、ジェブレン人がどうなったのか知りたいと思った。個人的には最初の「星を継ぐ者」が一番面白かったが、この最終巻も壮大なシリーズのラストに相応しい物語だなと思いながら読みました。ラストのニューロカプラ接続で皆んなが久しぶりに顔を合わせる場面で、明らかに場違いなFBI捜査官が一緒に居合わせたのもクスッと笑ってしまって笑顔で読み終える事が出来た。

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    2026年03月22日
  • ヒロシマめざしてのそのそと

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    ネタバレ

    タイトルと表紙絵から「ゴジラ」のパロディだとは思ったが、内容というのが「早期降伏を促す目的で生物兵器として巨大な海獣を作ったものの戦争目的では全く使いものにならず、仕方ないから日本の使節団の前で「海獣の幼体」と偽った着ぐるみを使って日本の大都市のミニチュアをぶっ壊してビビらせよう」という壮大にしてマヌケな作戦の全貌である。
    要するにそのミニチュアセットぶっ壊し劇がゴジラ映画(第一作)そのものなのである。

    本作はSFと言えばSFなんだろうなー。
    ほぼ寝て食ってるだけだが全長500メートル(サイズ間違ってんじゃないの?)の巨大トカゲが出る辺り決して現実の話ではない。
    しかし登場人物は揃って頭が悪

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    2026年03月11日
  • ミネルヴァ計画

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    「星を継ぐもの」シリーズ第5作で最終巻。550ページあり読みごたえがあった。

    解説を読むと、前作から14年後に読者の要望もあって書かれたらしい。
    日本語版文庫の初版は2024年12月。

    前作のテーマはエントバースだったが、今作はマルチバース。主人公に別の並行世界から電話が入るところから展開される。

    最初の3部作からしたら4作め5作めはちょっと後から付け足した感はあるが、壮大な話は面白かった。科学的な説明はよくわからないけど。

    最後の絶対的な絶望感からの展開はスリリングでした。

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    2026年02月01日
  • 再誕の書

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    キアヌ・リーヴスが原作者であるコミックス「BRZRKR」の世界観をもとに、SF作家チャイナ・ミエヴィルが自由に書き上げたという本作。
    わりとキアヌガチ勢なので、内容がどうであれ最後まで読もう、という完全にファンムーブな気持ちで手にとった。

    8万年生きる不死の男、B。
    脳内では終始キアヌの姿で再生され、個人的にはそれだけでもかなりテンションが上がる。
    キアヌを抜きにしても、スケールの大きな神話のような物語に心を掴まれた。

    本作は、過去と現在を行き来し、章ごとに時代や場所が飛び回る。加えて、語りの人称も次々に切り替わるため、一気に読まないと、細部を忘れてわけが分からなくなりそう、ではある。

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    2026年01月10日
  • ヒロシマめざしてのそのそと

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    日米戦争時、アメリカで開発された火を吹く巨大トカゲ。その着ぐるみがセットの街を壊すシーンを見せ、日本を戦意喪失させようという計画。
    バカバカしい設定を大真面目に描き、反核に繋げる大胆さ。B級ホラー映画愛も素敵。

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    2025年12月29日
  • ロックイン-統合捜査-

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    意識はあるが身体を動かせなくなるという「ヘイデン症候群」が蔓延し、身体の代わりにロボットを遠隔操作して日常生活を送るという解決策・選択肢が確立された…という世界での殺人事件を扱ったSFミステリ。
    主人公もヘイデン症候群の患者でFBIの新人捜査官。
    SFミステリということで、その世界設定がトリックにどう結びついているかが気になるところだが、トリックも犯行動機も世界設定と密接に関係かあり、とても楽しめた。
    この作者の作品は、登場人物たちのセリフ回しのユーモアさが程良いレベルに抑えられていて、クドくないのでとても読みやすい。

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    2025年12月01日
  • ヒロシマめざしてのそのそと

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    1945-2025
    8月6日 ヒロシマ
    8月9日 ナガサキ
    80年の年に、改めて。。。
    戦争や被曝で犠牲となられた方へ黙祷。

    日本は、取り返しのつかないことをした!!
    だから、『ジャップ』と呼ばれても仕方がない!!
    そう思いながら読み進めた前半。
    正直、読み進めるのが辛い!!と思った!!
    ここまで表現しなくても。。。

    日本が辛い経験を元に生み出された
    アノ火を吹く怪獣!!
    なるほど!!
    もしかしたら
    アノ火を吹く怪獣が、アメリカ陸軍によって先に
    生み出されて、日本の戦争を引き起こした重鎮たちを
    怖がらせてくれてたら、ヒロシマやナガサキの悲劇は
    なかったのかな。。。

    改めて、
    核兵器の恐ろ

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    2025年12月01日
  • ミネルヴァ計画

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    ネタバレ

    平行宇宙の説明が理解できない
    無限にあるであろう世界線の一つを救う設定がしっくりこない
    テューリアン/ガニメデの巨人・ルナリアン/ジェヴレン人の関係を思い出すのが一苦労
    とはいえミネルヴァが救われるハッピーエンドはかつてのホーガン節で良かった

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    2025年11月22日
  • 未踏の蒼穹

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    星を継ぐものと比べると、人間関係のもつれの描写が増えた印象。
    ホーガンの作品らしく、とんでもないが筋が通っている理論や現代社会への警鐘のような表現もあり、終盤は特に面白かった。

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    2025年10月05日
  • 怪獣保護協会

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    タイトルの通り、仕事を解雇され、友人の紹介で怪獣のいる並行世界の保護協会で働くことになる話。
    怪獣の特徴は映像化されたものなどで答え合わせがしたい…
    同僚達との会話、語り口が軽快
    コロナ禍の話でもあり、それらを吹き飛ばそうと明るい。
    怪獣オタク要素多め。

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    2025年09月27日
  • 老人と宇宙

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    タイトルだっせえし”老人”をフィーチャーする割にすぐ若返るしでなんか微妙かなー、まあハードボイルドスペオペとしては読みやすいけど、くらいの感覚で読み進めていたが、ヒロインの登場であーこれは"老人"フィーチャーが活きてきてるわと一気に面白くなった。良い読後感。ただやっぱタイトルだっせえわ。原題の"Old Man's War"は単に味気ないだけだが、邦題はなんで「老人と海」をパロったのか意味わからん。マジでださい。

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    2025年09月21日
  • レッドスーツ

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    スタートレックの「赤いスーツの人物は絶対死ぬ」を元ネタにした本。
    スタートレックは全然見たことがなかったんだけど、夫に勧められて読んだ。
    結果、主人公とともに謎解きする感覚でするする読めたし、どんでん返しやほろりとするところもあって、楽しく読めた。

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    2025年09月14日
  • 怪獣保護協会

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    コロナ禍で失業した主人公は,ひょんなことから怪獣保護協会に就職.
    並行世界で,怪獣を調査する仕事に携わることになるが,この怪獣,体内に原子炉を持つという,とんでもない代物.
    そこに,エネルギー長者を目指すアメリカのいわゆる富裕層が絡んだとんでもない事件が起こり,,,,,
    深く考えずにサラサラ〜〜と読むのがおすすめ.
    しかし,アメリカ人の日常会話って,こんなふうなの??

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    2025年08月05日
  • 怪獣保護協会

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    あとがきにあるようにコロナ禍の重々しさみたいなものを忘れて欲しいってのもあったようで、爽快感があって「キャッチーなポップソング」と言うのがわかる。

    「思っていた感じとは違った」感はあったけど「読みやすくて良い」方が勝ったかな。

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    2025年07月31日
  • ジャック・グラス伝 宇宙的殺人者

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    連作短編集
    思いっきり早川の銀背なのでミステリーファンにはマニアにしか読まれていない気が

    二段組なのでものすごくボリュームあります
    一編目の監獄惑星
    監獄の専用の惑星(囚人以外いません)から脱出する

    材料これしかないのですが
    どうやって脱出したか推理できますか?
    宇宙船とかなしですよ、監獄専用なので
    その惑星で単純労働を繰り返すだけのための惑星です
    が、脱出します
    すごく真剣に推理したのにやられました
    SFとミステリーの結婚作

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    2025年07月25日
  • レッド・ライジング2 黄金の後継者 下

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    やっと味方ができたと思えば裏切られ…たように見えて実は…と思えば…みたいな、全く気の抜けない展開。でもって舞台が宇宙。面白いよー。

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    2025年06月28日
  • 宇宙の戦士〔新訳版〕

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    地球外生命体との戦いを描いたSF小説。
    映画のフルメタルジャケットのような、新米ヒヨッコ兵士が一人前の戦士となる物語。
    厳しい訓練の扱き、仲間との絆、そして学生特有の社会を知らない夢みがちだった少年が一人前の戦士となっていく描写が印象的。
    昨今のミリタリーSFの原点と言われる本作。
    ミリタリーSFが好きな方は是非一度読んでみてほしい。

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    2025年05月25日
  • ミネルヴァ計画

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    「星を継ぐもの」シリーズの最終巻という謳い文句に読まずにはいられなかった。この作品を通して、ホーガンという作者に注目していたが、書店で積み上げられていた本書を早速買い求めた。
    「星を継ぐもの」では、月の探査の過程で、5万年前の人類の死体?を発見する、という驚きの導入部からスタートする。さらに続編があり、夢中で追随していった。あれから忘れた頃に、最終巻としてリリースされたことに記憶を呼び起こされた。
    マルチバースという物理学の最新理論をもとに、宇宙には並行宇宙があり、それぞれが別の宇宙を形成しているという突拍子もない理論があるが、それが本書の主軸を成している。主人公は、この並行宇宙にいる自分自身

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    2025年05月07日
  • 老人と宇宙

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    地球で老人になった人達が宇宙で戦争に参加するお話

    怪獣保護協会で知った作者。
    代表作はこちらということで読んでみました。

    テンポ良く、でも簡単すぎず
    主人公が好きになれる人物で読みやすかった。

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    2025年05月06日
  • 宇宙の戦士〔新訳版〕

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    名作と呼ばれるSFの中、手に取った一冊。
    今まで何故SFを敬遠していたのか自分でもわからない。

    これは若者が社会に出て学び様々な人と出会い社会の中で生きていくための人の評価や考え方。これを織り交ぜて義務と権利とは何かという社会学的要素を含む内容に驚いた。
    ある少女が、「暴力では何も解決しない・・・」。
    この聞き馴染んだ言葉に対する解答・・・これは衝撃的だ。

    嘗て日本人が持っていたであろう考え方と、多くの日本人が失ってしまった考え方なのかと思うと悲しい・・・。

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    2025年04月22日