左巻健男のレビュー一覧

  • 絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている

    購入済み

    少し中だるみする所もありますが

    良書だと思います。
    中だるみの理由ですが、様々な物質を紹介するため説明が途切れ途切れになりがちな事です。
    そのため物語のように引き込まれる文章ではありません。
    しかし書名の通り、作られた化学物質で歴史にも影響するスケールの大きさは面白いです。
    途切れ途切れの反面、今も日常に溢れる多種多様な物質の説明は為になります。

    #タメになる

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    2021年09月05日
  • 世界一トホホな科学事典

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    科学の本と言うと難しい印象がありますが、日常の不思議の中に潜むヘンテコな科学がわかりやすく書かれています。
    小2と小5の子どもたちもどハマりしてうんちくを語り始めました。

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    2021年08月22日
  • 怖くて眠れなくなる地学

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    ネタバレ

    エルニーニョが男の子(神の御子)、ラニーニャが女の子って意味だったのがびっくり!

    エルニーニョで大飢饉が起こり、フランス革命勃発の最後のひと押しになって、マリーアントワネットは断頭台の露と消えた、という内容が特に印象的だった。

    震災関連死が、東日本大震災で認定されているだけで3700人以上いることが衝撃的だった。

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    2021年07月02日
  • マンガと図鑑でおもしろい! わかる元素の本

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    『ビーカーくんとその仲間たち』のうえたに夫婦の著者。
    かわいいい絵とわかりやすい説明。
    隅から隅まで楽しめた。

    中学1年生は今ちょうど元素を習っている時期なので、手にして欲しいです。
    化学が好きになれると思う。

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    2021年03月12日
  • 学校に入り込むニセ科学

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    メディアリテラシーに使える本である。多くのメディアリテラシーは新聞社のニュースか海外のニュースでフェイクの物しか使っていないが、学校教育と偽科学ということで、その情報源としてヒトに限っているので、焦点が絞られているのでわかりやすい。

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    2020年04月02日
  • 学校に入り込むニセ科学

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    水からの伝言やEM菌については、この本を読んで初めて知りました。自分も子ども達も、そういう授業を行う教師に担任をしてもらわなくて良かったというのが率直な感想です。

    私達の人生に対して影響力を持つ教師や政治家などに、ニセ科学の信奉者が多数いることに驚きました。
    また、ゲーム脳や白砂糖有害説などを、テレビ番組でとりあげられ、書籍にもなっているので、何となく本当だと信じていたことが、実はニセ科学だと知りがっかりしました。

    著者は、水伝やEM菌の信奉者達、特に教師集団に対して批判的です。その人達を批判している割合が多いのですが、それだけ危機感を抱いているのでしょう。
    確かに、教師が、根拠のない嘘を

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    2020年03月01日
  • 図解 身近にあふれる「科学」が3時間でわかる本

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    ネタバレ

    似非科学や怪しいスピリチュアルに騙されないためにも必読の一冊だと思います。

    世間には遠赤外線の効能を謳った鉱物が売られているが、結局はその温度に応じた波長の光を出しているだけなので、遠赤外線に関する効果は同じ温度の石ころと大差ない。

    物質と物質の境目を界面という。
    その界面を変化させるものが界面活性剤。

    水素は体内で多量に作られている。
    作っているのは大腸の水素生産菌。発生するガスは毎日7~10リットル。おならとして外部に出るものを差し引いても体内に1リットル以上の水素を人は含んでいる。水素水1リットルにはせいぜい数十ミリリットル程度の水素しか含まれないから、水素水を飲んだところで何も変

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    2020年02月22日
  • 学校に入り込むニセ科学

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    ニセ科学を広めている人には、教員や大学教授・政治家・組織の長など、特別な社会的地位のある人も多いことに驚いた。誰が言った情報かを知るのは勿論大切だが、それだけで判断することはできないということだ。情報の溢れる現代社会において重要なことは、①真偽を見抜く科学的リテラシー(知識・読解力・思考力)と②確証バイアスに囚われず、1つの物事に対して多角的に考えられる柔軟な視点を持つ姿勢である、ということを覚えておきたい。

    というわけで、本書は非常に面白かったがその分、ニセ科学を叩く視点ばかりだったので、本書で紹介されているニセ科学本も読まないとフェアではないんだろうな、と。

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    2020年02月21日
  • 学校に入り込むニセ科学

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    学校教育において科学とは言えないオカルトのような内容がどのように使われているのかについて、その起源についても解説している。
    ニセ科学を元にした授業内容の教材やその背景についても記載があ利、その部分はおよそ科学からは遠い内容が書いてあるため読むのに体力を使う。だがその内容も反論も両方を参照元を示した上で書いているため、非常にフェアに対象を批判していると言える。

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    2020年02月16日
  • 暮らしのなかのニセ科学

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    はぁ〜勉強できて面白かった。人に話したくなる事柄ばかりだった。ジョブズのガンへの対応、水に関するビジネス、サプリメントやダイエットについて。宗教のようなニセ科学たち。どうしてハマってしまうのかではなく、なんでハマらない人がいるのかを考えた方がいい。って言葉にハッとした。物事をしっかり見極める力をつけたい。

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    2019年05月26日
  • カンブリアンモンスター図鑑 カンブリア爆発の不思議な生き物たち

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    最新の発見や発表をうまくまとめている。綺麗なCGと、実際の化石写真も掲載。カンブリア紀といっても1億年弱に迫るかなりの年月だが、その期間内での生物群も時系列で紹介してくれている。
    カンブリア時代すでに現生種のすべての門がデザイン済みとして登場しているのは注目に値するが、たまに出てくる分類不明の動物登場はテンション上がる
    もともとバージェス頁岩や、雲南省の澄江(チェンジャン)動物群が有名ながら、新しく見つかった地域の紹介もあり。カンガルー島やスウェーデンのほか、北グリーンランドのシリウスパセットなんてほぼ北極圏みたいなところで化石が見つかってるのは驚き

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    2019年03月29日
  • よくわかる元素図鑑

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    元素といえば、せいぜい学校の授業で周期表20個まで名前を覚えましょう、という程度で、その個性について着目するのも無機化合物の範囲での一遍通りな内容のみ、20個目以降の元素についてはほぼほぼ詳しくやらないまま、というのが通常であった。
    今回この本を読み、「そんな個性があったのか!」「こんな元素があったんだな」という驚きや発見が多く在り、何より実物写真というのは一種感動を覚えるものであった。
    随所にあるエピソードが非常に面白い。名前の由来も書いてあるのは納得させてくれる部分が大きい。
    元素についてまるで人のように、個性を捉えることで以前よりずっと親密になれた気がする。

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    2017年12月07日
  • 暮らしのなかのニセ科学

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    水道水に含まれている塩素は、煮沸せずにそのまま直に飲んだ場合は人体にどんな影響を与えるのだろう。その記述を期待してたのだが、なかった。

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    2017年10月09日
  • 面白くて眠れなくなる人類進化

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    義務教育、高等教育どちらにせよ、社会人にとって、卒業後はなかなか知識の更新がままならない。
    本書は知的興奮を覚える一冊だったため、星5つとした。中学、高校レベルの知識で読める。
    前半は、化石発掘の新たな知見に伴う人類進化の解説。
    後半は、人類にいたるまでの生命進化の解説本。

    明石原人は存在しなかったが、存在しないことを潔く認めることで科学の誠実さとしたい、等、科学的なものの見方についても触れる良書。

    複数の学説があればそれを併記し、どのように支持されているかを説明してある文章。
    現在の標準が必ずしも永遠に定説であるとは限らない、という、謙虚さが伝わってくる文体。

    評者が読んで一番印象深か

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    2017年04月19日
  • 病気になるサプリ 危険な健康食品

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    ネタバレ

    サプリメントにも流行がある。
    若者はテレビを見なくなったといわれているが、メディアによる宣伝がいかに効果的であるか、サプリメントを買っている世代を見ると良くわかる。
    日々の食事のほうがいかに大切なのかを実感できる一冊だ。

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    2015年03月14日
  • 面白くて眠れなくなる物理

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    これは本当に面白かった。
    世の中で当たり前に見ている現象を、物理の法則を使って説明されていて、元理系の私にはわかりやすく、なるほど!という内容がたくさんあった。

    圧力のはなし、浮力のはなしから、もっと身近なストローをすったときの話までとってもわかりやすかった。

    また、「鉄と綿1kgどちらが重いのか?」は自分の認識を覆され、とっても興味深く読むことができた。

    もっとほかの内容についても続編として出版してほしい内容である。

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    2015年01月11日
  • ウンチのうんちく 大便・おなら・腸内細菌のはなし

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    便や排泄について一般向けに詳しく書かれた本は少ないので参考になりました。また、短く読み切りやすくまとめられていてとても読みやすかったです。

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    2015年01月09日
  • 水はなんにも知らないよ

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    あ~~溜飲~~溜飲下がりっぱなし~~~
    この手の水商売に!分かりやすい説明をしてくださっています。結果は全部偽物ですよと。
    世の中には科学が解らない人がいるのはわかる。社会が解らないのといっしょです。でも、それに付け込んだ詐欺があるのは許されない。ちょっとだけ、考えてみればわかりますもんね。水は流体なんだけどと。塩素はむしろ残ってないと危ないんだよと。みなさんがちょっと考える癖をつけてくれれば…。そういうものなんだで済ませず、どうしてそうなるのと考えてくれれば…この手の水商売は減っていくと思います。
    なおこの手の水商売は水商売とは異なります。

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    2014年08月04日
  • よくわかる元素図鑑

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    表題に偽りなし。
    わかりやすく正確な解説と、美麗極まりない元素写真が実にいいです。いずれの元素でも写真にページを大きく割いており、それだけでも一見の価値ありですね。手元に結晶を置いてみたくなります。

    お値段も手頃でお求めやすいのが嬉しい。大人も子供も楽しめる一冊です。プレゼントにも好適かと。

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    2013年03月03日
  • よくわかる元素図鑑

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    写真が美しい。原始番号順並んだ元素が、なぜ1つしか原子の数が違わないのに全く異なった性質を示すのか。非常に不思議である。

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    2012年10月21日