あらすじ
地学には、「足元の地面の地質や地形、地球のこと」「天気の変化や気象のこと」「天体・宇宙のこと」がふくまれます。この本は、「足元の地面の地質や地形、地球のこと」では、地震や火山活動による災害を、「天気の変化や気象のこと」では、台風や集中豪雨による風水害(気象災害)や異常気象を、「天体・宇宙のこと」では小惑星の衝突などを扱いました。全体にわたって、いま特に恐れられている自然災害(天災)について書いています。 ●PartI 不気味に震える日本列島 ●PartII 火を噴く火山列島の恐怖 ●PartIII 恐ろしい気象とその災害 ●PartIV 防災で恐怖を乗り越える ●PartV 宇宙と地球レベルでの怖い話 など、知らないと怖い地学の話がたっぷりの図表とイラストともに楽しめます。
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Posted by ブクログ
エルニーニョが男の子(神の御子)、ラニーニャが女の子って意味だったのがびっくり!
エルニーニョで大飢饉が起こり、フランス革命勃発の最後のひと押しになって、マリーアントワネットは断頭台の露と消えた、という内容が特に印象的だった。
震災関連死が、東日本大震災で認定されているだけで3700人以上いることが衝撃的だった。
Posted by ブクログ
日本にすむなら最低限知って欲しい地震や水害の知識がコンパクトに整理されています。また、騙されないための防災や周辺知識も蘊蓄を交えてコンパクトにまとまっていました。
Posted by ブクログ
自然災害の多い国である日本において、将来起こり得る災害の紹介。そして、それらの災害に対してどのように備えるべきか、どのような観測体制をとって予測を試みているかについて丁寧に教えてくれる本。
災害について正しく恐れるということの大切さを学べました。また、地学的な観点から数々の自然災害が起こる原理について分かりやすく解説されていて、初学者にも親切な内容となっていました。