左巻健男のレビュー一覧

  • 面白くて眠れなくなる化学

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    真面目に化学を勉強してこなかったので、化学に苦手意識があり、全く知識がない人ならとても興味深く読めると思う。もっと化学を深く知りたいと思った。

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    2020年08月12日
  • 学校に入り込むニセ科学

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    学校で教えられるトンデモ科学を紹介。「水からの伝言」とEM (有用微生物群)を中心に科学的根拠のないニセ科学の事例。ちゃんとチェック機能が働かないと恐ろしい。

    水に優しい言葉をかけると美しい結晶になり、汚い言葉をかけると結晶が崩れるという「水からの伝言」。科学的根拠のないことなのだが、それを授業に使う教師。他にもニセ科学を授業に持ち込む団体の存在。筆者は一つ一つ事例を挙げながら論破していく。あまりのトンデモ科学ぶりに読む方も疲れる。作者もいちいち引用するのに相当疲れたことだろう。

    授業だけだなく我々科学オンチをだまそうとする手法はいくらでもあるようだ。ニセ科学で多い健康系、医学系。「波動」

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    2020年06月14日
  • 図解 身近にあふれる「微生物」が3時間でわかる本

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    生物、自然環境の教科書みたいです。
    菌の絵が可愛い。

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    2020.1.6
    800円にて売却済

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    2020年05月22日
  • 図解 身近にあふれる「微生物」が3時間でわかる本

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    新型コロナウィルスは載っていませんが微生物について詳しく書いてあります。3時間でわかると言う事ですが、毎日ちょっとずつ読んで1週間位で読み終わりました。

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    2020年05月06日
  • 学校に入り込むニセ科学

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    ネタバレ

    全編にわたってトス批判。
    科学の本当っぽいことをばっさり否定している。
    この本の切り口で考えるとこんなこと信じる教員いるかなとも思うけど、全国的に広まっているのも事実。実際、水伝、アマラカマラは聞いたことがある。
    それだけに恐怖を感じる。
    商売が絡むと科学は売る側の都合の良い方にねじ曲げられることがある。
    まずは疑ってみること。疑うだけでなく、いろいろな方向から探って見ること。科学技術が進むとともにフィルターバブルも進む。子供達に伝える立場としてもっと真剣に知識を得て行かなくては。
    何にしても教材研究が大事だな。あとは、要は楽するなってこと。

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    2020年03月11日
  • 暮らしのなかのニセ科学

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    知らないでは済まされない。信奉する前に、真実を知ろう。世の中にはびこる似非科学。ニセ科学は非常に厄介で、学校の中にもはびこっているという現実にちょっとゲンナリ。自分だけは騙されないというのは思い込みで、人間は都合よく騙されるようにできているということを前提に考えないとダメだね。学校支援の仕事をしていた時に直面した課題も描かれていて、共感できる部分が多かった。続編も読みたい。

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    2020年03月06日
  • 面白くて眠れなくなる地学

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    編者は左巻健男となっているが、実際に執筆しているのは高校の先生の小林則彦さん。ブルーバックスのような専門性のない一般向けの分かりやすい本だ。知ってたことも結構あったけど、新しい知見もあって面白かった。例えばー
    ・北磁極の移動を示す堆積残留磁気を年代ごとにだどっていくと、アメリカ大陸とヨーロッパ大陸の動き方が違っているが、二つの大陸が大昔一つだったと想定すると、動きの軌跡が一致する。
    ・現在、N極が指す北と実際の北には7度のずれがある。測量でコンパスを使うときは、そのずれを考慮に入れなければならない。伊能忠敬の日本地図作成のときは、そんなことは知らずにコンパスを使っていた。実は、地球の地磁気は移

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    2019年12月10日
  • 学校に入り込むニセ科学

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    ニセ科学を否定するのって、本当に苦労します。なんでこんなことも分からないのだろう?では、ニセ科学に心酔している人を説得することができないからです。そんな人たちを論破できる知識と、様々なニセ科学について知ることのできる本です。

    それこそ、ユリ・ゲラーから「水からの伝言」に至るまで。
    あと、ニセ科学ではないけれど、学校にはびこる悪しき慣例である、かけ算の順序強制についての記載もあります。

    私としては、死後の”念?”の存在を信じてはいるので、他人のことをとやかく言えないのかもしれませんが、人に迷惑を掛けない程度の、気持ち?だと思って別に置いておきます。

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    2019年12月05日
  • 図解 身近にあふれる「微生物」が3時間でわかる本

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    大袈裟に言えば世界観が変わりました。目に見える生物との共生社会は意識にありましたが、目に見えない生物とも深く共生していることを知りました。

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    2019年10月18日
  • 図解 身近にあふれる「科学」が3時間でわかる本

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    買ったのは前だったが、積読になってしまっていた。
    各トピックが4ページほどに収まり、非常にテンポよく読むことができた。雑学として面白いのはもちろん、コンパクトにまとめているのは誰かに話す上でも役立つと感じた。

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    2019年04月13日
  • 病気になるサプリ 危険な健康食品

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    世の中には多くのサプリメントがありますが、「何のサプリメント」が「どういう理由」で危険なのかが具体的に説明されています。
    素人でもわかりやすい説明です。

    普段色んなサプリメントに頼っている人は読む価値があるのではないでしょうか。

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    2018年12月30日
  • 面白くて眠れなくなる人類進化

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    人類進化(人類学)を平易に説明してくれる本であり、余白やイラストもあり読みやすいと思う。著者も中高の理科の教師であったようで、そのあたりもわかりやすいと思う。

    1章が最初の人類から現代人まで、2章が生物が陸上に上がってからヒトになる直前まで、3章は最初の生命の誕生から魚類までを、それぞれ時系列で書いている。

    類書で読んでいても、くだらなくて書いていないような内容(ルーシーを発見した発掘者の服装など)も入っており、違った意味で知識が広がった。学術的なものが一番良いとは言えない良い例だったと思う。

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    2018年06月24日
  • 面白くて眠れなくなる元素

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    今までに見つかっている、あるいは作られたすべての元素を解説。炭素や水素や馴染みのある金属などお馴染みの元素は、高校時代の復習も兼ねて、あそうだこんな使い方もされてるんだという発見もあって楽しかった。馴染みの無い元素は読んでも右から左に抜けたけど、まあこれは全ページ詳細に読むものではないのかと。
    化学から結構離れてしまった私だけど、全体として楽しかった。

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    2025年07月27日
  • 暮らしのなかのニセ科学

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    TVやラジオ、新聞・雑誌、もちろんネットでも大量に流される「〇〇に効くサプリ」「〇〇病が治る健康食品」の類は、眉つばと思いつつ、でも自分にも同じような症状が表れたり体重が増えてしまったりしたときには、やっぱり買ってみた方がいいのかな…などと一瞬気の迷いが生じることもあったが、この本のおかげでこれからはすべて無視できるようになると思った。息子にも読ませようと思う。

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    2017年11月22日
  • 暮らしのなかのニセ科学

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    ネタバレ

    世の中には科学の名前を語った詐欺商法が蔓延している。健康になるためにと思って買ったものが健康を害したりする。こんな事にならないためにも、テレビでの放送を真に受けない事が大事だ。

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    2017年11月07日
  • 図解 身近にあふれる「科学」が3時間でわかる本

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    身近な疑問を科学で解明!というキャッチコピーの通り、様々な「製品」について、その仕組みを科学的に解説しているものです。
    一つのテーマ当たりの分量も多くなく、文系人間にはありがたいボリューム感でした。
    中学・高校時代の理科の授業で教わった知識などを思い出しながら「なるほど!」と納得できるものも多くありましたが、学生時代に苦手だった分野の話になると、解説が理解しにくいところもがあったり、解説で省略されている部分があって少し理解しにくかったりするところもありました。

    ただ、タイトルにもある通り「思わずだれかに話したくなる」ようなネタばかりでした。
    ひょっとすると、理系の人には物足りないのかもしれま

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    2017年10月21日
  • 面白くて眠れなくなる化学(PHP文庫)

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    理系か文系かという選択は、実はその後の人生において極めて重要な判断になる。しかし、その重要性を正確に理解できていない学生も多い。特に、理科系科目は学習の順序が重要だから、どこかで理解できない箇所があると、その後の内容が理解できずに置き去りになる場合が多い。従い、期末単位で復習する学生は良いが、期末試験をひと期間捨ててしまおうなどという勉強法をしてしまうと、取り返しが難しい。そこで取り返しやすいのは、学習に論理的な順序のない文系科目だ。そうやって学習方法により、文系と理系が生まれる。その原因を能力や特性に求めるのは間違いではないが、高校生の分岐点でのタイミングには、寧ろ自らの能力を理解できていな

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    2017年12月09日
  • 知っておきたい化学物質の常識84 なんとなく恐れている事故や公害から、“意外と正体を知らない”家庭用品まで

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    身の回りにある化学物質をわかりやすく解説した本。基本的には一つのテーマにつき見開き2ページ、または片側1ページの解説となっているので読みやすい。一時期話題となった「マイナスイオン」や2016年に話題となった「水素水」についても触れられている。
    個人的には乳酸が疲労物質ではなく、むしろ疲労回復を解消する物質である、というところにびっくりした。

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    2016年12月31日
  • 面白くて眠れなくなる元素

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    今まで読んだ元素本の中で一番面白くて各元素の特長がエピソードとともにコンパクトにまとまっててイメージしやすい。タイトルがささった人は読んだら良いと思う。ある程度詳しい人には物足りないでしょう。

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    2016年12月04日
  • 面白くて眠れなくなる理科

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    面白かった!
    小中学では理科好きだったけど、どっちかというと地学物理系が得意で化学生物系が苦手だったかな。それを反映してか、生物系の話題は勉強になったし、宇宙の話とかは頷きながら読んでた(^^;;

    それより何より、文庫版あとがきの左巻先生の言葉が良かったな。
    「きっと、学ぶということは、それまでに知らなかった新しい世界を知ることなのです。学んだからこそ疑問が生じるのです。(中略)疑問を持つ習慣は絶対に人生に役立つと思うのです。」

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    2016年09月18日