面白くて眠れなくなる化学

左巻健男

思わずのぞいてみたくなる、危ない化学のはなし。福島第一原発の事故による放射性物質などの例を見てもわかるように、現在は化学物質とのつきあい方について、正しい判断力を必要とされる時代です。本書では「物質の性質・変化を語る化学」という学問の「知的な楽しさ」と共に、化学と私たちの生活とのつながりについて、わかりやすく語りかけます。ガス爆発が起こる理由などの身近なはなしから、怖い生物毒、毒ガスを開発したユダヤ人化学者のはなしまで。文系でも楽しめる、不思議とスリルに満ちた化学の世界へようこそ。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 理工
• 出版社: PHP研究所
• シリーズ: 面白くて眠れなくなるシリーズ
• ページ数: 208ページ
• 電子版発売日: 2015年07月17日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 19MB

[ブクログ · ★★★★☆]

真面目に化学を勉強してこなかったので、化学に苦手意識があり、全く知識がない人ならとても興味深く読めると思う。もっと化学を深く知りたいと思った。

[ブクログ · ★★★★☆]

元々化学が専門だったので，目新しいトピックはカルメ焼きくらいだったが，楽しく読めた．「アルカリ性食品は・・・」は流行りの健康うそ情報の典型だが，無責任なテレビ情報に惑わされて怪しげで高価な健康食品を買う人が多いのにあきれる．学校で教えてもらった知識を忘れてしまうのだろう．

[ブクログ · ★★★★☆]

　小学生のお子さんを持っている人にお勧めの本。
　お子さんが興味を持ちそうな身近な科学を解説している本。内容としては中学生程度までですが、わかりやすく解説されているので、受け売りで披露するには十分な内容です。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ファーブルが書いた化学の本の中で、通常見飽きるほど見ているが真理に気づかない人が多い、という話は面白かった。複雑な情報が飛び交うからこそ、真理や本質は単純ですごくたいせつなものだと思う。

[ブクログ · ★★★★☆]

面白いし、創作のネタもちりばめられていて楽しい。
この方の本は、読みやすくてわかりやすいなぁって思う。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ダイアモンドを燃やす話、
こんな教師がいればもう少し勉強しただろうか。

面白いこと書いてあるんだけどなあ。

しかし、自分には少し簡単すぎたかな。