あらすじ
思わずのぞいてみたくなる、危ない化学のはなし。福島第一原発の事故による放射性物質などの例を見てもわかるように、現在は化学物質とのつきあい方について、正しい判断力を必要とされる時代です。本書では「物質の性質・変化を語る化学」という学問の「知的な楽しさ」と共に、化学と私たちの生活とのつながりについて、わかりやすく語りかけます。ガス爆発が起こる理由などの身近なはなしから、怖い生物毒、毒ガスを開発したユダヤ人化学者のはなしまで。文系でも楽しめる、不思議とスリルに満ちた化学の世界へようこそ。
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Posted by ブクログ
真面目に化学を勉強してこなかったので、化学に苦手意識があり、全く知識がない人ならとても興味深く読めると思う。もっと化学を深く知りたいと思った。
Posted by ブクログ
元々化学が専門だったので,目新しいトピックはカルメ焼きくらいだったが,楽しく読めた.「アルカリ性食品は・・・」は流行りの健康うそ情報の典型だが,無責任なテレビ情報に惑わされて怪しげで高価な健康食品を買う人が多いのにあきれる.学校で教えてもらった知識を忘れてしまうのだろう.
Posted by ブクログ
小学生のお子さんを持っている人にお勧めの本。
お子さんが興味を持ちそうな身近な科学を解説している本。内容としては中学生程度までですが、わかりやすく解説されているので、受け売りで披露するには十分な内容です。
Posted by ブクログ
ファーブルが書いた化学の本の中で、通常見飽きるほど見ているが真理に気づかない人が多い、という話は面白かった。複雑な情報が飛び交うからこそ、真理や本質は単純ですごくたいせつなものだと思う。