左巻健男のレビュー一覧
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最新の発見や発表をうまくまとめている。綺麗なCGと、実際の化石写真も掲載。カンブリア紀といっても1億年弱に迫るかなりの年月だが、その期間内での生物群も時系列で紹介してくれている。
カンブリア時代すでに現生種のすべての門がデザイン済みとして登場しているのは注目に値するが、たまに出てくる分類不明の動物登場はテンション上がる
もともとバージェス頁岩や、雲南省の澄江(チェンジャン)動物群が有名ながら、新しく見つかった地域の紹介もあり。カンガルー島やスウェーデンのほか、北グリーンランドのシリウスパセットなんてほぼ北極圏みたいなところで化石が見つかってるのは驚き -
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元素といえば、せいぜい学校の授業で周期表20個まで名前を覚えましょう、という程度で、その個性について着目するのも無機化合物の範囲での一遍通りな内容のみ、20個目以降の元素についてはほぼほぼ詳しくやらないまま、というのが通常であった。
今回この本を読み、「そんな個性があったのか!」「こんな元素があったんだな」という驚きや発見が多く在り、何より実物写真というのは一種感動を覚えるものであった。
随所にあるエピソードが非常に面白い。名前の由来も書いてあるのは納得させてくれる部分が大きい。
元素についてまるで人のように、個性を捉えることで以前よりずっと親密になれた気がする。 -
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義務教育、高等教育どちらにせよ、社会人にとって、卒業後はなかなか知識の更新がままならない。
本書は知的興奮を覚える一冊だったため、星5つとした。中学、高校レベルの知識で読める。
前半は、化石発掘の新たな知見に伴う人類進化の解説。
後半は、人類にいたるまでの生命進化の解説本。
明石原人は存在しなかったが、存在しないことを潔く認めることで科学の誠実さとしたい、等、科学的なものの見方についても触れる良書。
複数の学説があればそれを併記し、どのように支持されているかを説明してある文章。
現在の標準が必ずしも永遠に定説であるとは限らない、という、謙虚さが伝わってくる文体。
評者が読んで一番印象深かったのは、
「今、チンパンジーを森から連れ出しても、今の自然環境(人間が居て作りだした環境)に適応進化するだけであって、何百万年かしたらホモ・サピエンスに進化するとは言えない」
という『進化』の認識であった。
『マンアフターマン―未来の人類学』著/ドゥーガル・ディクソンを再読したくなった、と書くとほめ過ぎであろうか。 -
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あ~~溜飲~~溜飲下がりっぱなし~~~
この手の水商売に!分かりやすい説明をしてくださっています。結果は全部偽物ですよと。
世の中には科学が解らない人がいるのはわかる。社会が解らないのといっしょです。でも、それに付け込んだ詐欺があるのは許されない。ちょっとだけ、考えてみればわかりますもんね。水は流体なんだけどと。塩素はむしろ残ってないと危ないんだよと。みなさんがちょっと考える癖をつけてくれれば…。そういうものなんだで済ませず、どうしてそうなるのと考えてくれれば…この手の水商売は減っていくと思います。
なおこの手の水商売は水商売とは異なります。 -
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今さら、水の波動だのなんだののニセ科学にだまされる人はいないだろうし、その意味では「今さら読んだ本」。
でもやはり、きちんとした科学の知識を持った人が、ニセ科学をぶった切るのは快感。
古今東西、あらゆるジャンルで「ニセもの」は無くならないだろうが、真贋を判断する指標があればだまされずにすむ。そういう意味で「よくやってくれた」という本。
だいたいムカついてたんだよ、『水からの伝言』とかのシリーズ。
「コーランを聞かせたら、ほらこんなに水の結晶がきれい」って、確かコーランの「アブー・ラハブの両手は滅びてしまえ!」という節じゃねえか。アラビア語がわからないから、コーランならなんでもいい言葉しか書いていないと思いこんだのだろう。結構激しい罵倒が書いてあるんだよ、コーランは。
水そのものについてもとても勉強になった。