左巻健男のレビュー一覧

  • 大人のやりなおし中学物理 現代を生きるために必要な科学的基礎知識が身につく

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    同シリーズの他の本と同様に、「仕事に生かす」というよりは、日常生活における事象を理科の知識に照らし、改めて振り返ってみる楽しさを味わえる本。小学生の子どもと実際に最近話した内容が2点ほどあり、記載事例の選択は身近なものが多く、素晴らしいと感じた。
    (初版本p105の最終行x=220は、x=44の誤植かと思います。)

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    2011年09月19日
  • 水はなんにも知らないよ

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    今さら、水の波動だのなんだののニセ科学にだまされる人はいないだろうし、その意味では「今さら読んだ本」。
    でもやはり、きちんとした科学の知識を持った人が、ニセ科学をぶった切るのは快感。
    古今東西、あらゆるジャンルで「ニセもの」は無くならないだろうが、真贋を判断する指標があればだまされずにすむ。そういう意味で「よくやってくれた」という本。
    だいたいムカついてたんだよ、『水からの伝言』とかのシリーズ。
    「コーランを聞かせたら、ほらこんなに水の結晶がきれい」って、確かコーランの「アブー・ラハブの両手は滅びてしまえ!」という節じゃねえか。アラビア語がわからないから、コーランならなんでもいい言葉しか書いて

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    2011年06月05日
  • 大人のやりなおし中学物理 現代を生きるために必要な科学的基礎知識が身につく

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    理科は大の苦手科目でしたが、丁寧な説明と、ほのぼのとしたイラストのおかげで、一気に読み進めることができました。次は、同じ著者の『新しい科学の教科書』を買ってみようと思います。

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    2011年04月10日
  • 大人のやりなおし中学化学 現代を生きるために必要な科学的基礎知識が身につく

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    オビには「会社・学校で役に立つ」と書かれていますが、まぁ会社で役に立つ人は専門分野の方達でしょう。ただし、なんらかの理由で大学受験や公務員受験レベルの化学をざっくりおさらいしたい、見直ししたいという人にはピッタリかと。挿絵のネコと先生がいい味だしてます。でもって相当読みやすい。余談もそこかしこに挿入されているので楽しく読めます。同じシリーズ、同筆者で物理Ver.もアリマス。

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    2010年11月28日
  • 水はなんにも知らないよ

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    「パイウォーター」や「クラスターの小さな水」等怪しい水商売の説明から、いまや学校教育に取り入れられて問題となっている「水に言葉をかけると内容によって結晶の形が変化する」にまで切り込んでいます。

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    2009年12月01日
  • 水はなんにも知らないよ

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     「水商売(水や改質機にうさんくさい科学的らしい説明をつけて法外な値段で売ること)」を真っ向から否定する本。
     私自身もこの本の作者と同様の意見なので、すんなりと読めます。

     しかし、相手に対して科学的な説明をしていないといっているのに、科学的な根拠を明示、もしくは実験をしていないのは残念。

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    2009年10月04日
  • 面白くて眠れなくなるウンチ学

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    本屋で読みたい本が無いか物色中に発見!
    すぐレジに持って行ったが、店員さんに不審者っぽく見られてしまった。
    好奇心で買ってみた本ですが、読んでみるとなかなか奥が深くて、しかも説明が分かりやすく読み易い。
    タイトル通り、面白くて眠れなくなるレベル!
    でも読む時は部屋でこっそり読む事をオススメします。

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    2025年09月06日
  • 知れば世の中が見えてくる!元素の教科書

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    あらゆる元素について、一言コメント的に説明がなされているのが本書。一部を除き、聞いた事が無いような元素にも使い道があるのは驚きだ。技術の発展に必要な知識だという事がよく分かって、勉強になる良書だった。

    ー ヘリウムの特徴は元素の中で最も沸点が低く、絶対零度(マイナス273.15°C)に近いマイナス268.934°Cで液体になること。そのため、液体へリウムは極低温の世界を作るための冷却材として、極めて重要だ。極低温の世界では、超伝導などの現象が起こる。超伝導とは、特殊な金属や化合物を冷やしていくと電気抵抗が突然ゼロになる現象のこと。電気抵抗がゼロで、電流を流しても熱が発生しないため、消費電力が

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    2025年08月03日
  • 1日1ページで小学生から頭がよくなる! 元素のふしぎ366(きずな出版)

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     元素のこと(理科的なこと)がわかりやすく端的にまとめられていて、子供にプレゼントするにはとってもいい本。SNSや携帯ゲームを何となくやるより、この本を眺めている方が絶対に賢くなる。ケータイより大人が楽しんで本を読む姿を子供たちに見せていこう。

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    2025年08月01日
  • 陰謀論とニセ科学 - あなたもだまされている -

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    著者が伝えたい内容に全く新味なし。

    ただ、陰謀論や偽科学を信じてる人が結構いるということは、再認識した。

    また、最後の章で
    「(人間は)たとえ正確な情報や知識を得ていたとしても、時には自ら情報を歪め、あえて誤認識するよう働く」
    との記述はちょっと刺さった。

    トランプ支持者にぜひぜひ読ませたい (笑)

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    2025年05月04日
  • 絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている

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    ・1回通読。化学のもたらした光と闇。人類自身への影響より、他生物や環境への影響の方がグロテスクに感じた。品種改良とか。
    ・ウェッジウッドとダーウィンの関係は面白かった
    ・本書でたどり着けなかった、各元素の性質を決めるメカニズム、合金の性質が変化するメカニズム、光と物質の関係、磁力のメカニズム、なぜなぜを追究するとキリがないけど、原則まで辿り着きたい

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    2025年03月07日
  • 面白くて眠れなくなる物理

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    古代ギリシャの人が、太陽光の入射角から地球の円周を測った話が面白かったな。
    あと、最低温度の話は知らなかった。難しい話はあえて排除し、子供でもわかるような要約で解説してくれるので知らない話がちゃんと腑に落ちて面白い。
    全く知らないことにも、何となく知っている話にも、ちゃんと科学的な説明がついていくのが興味深かった。
    ただ、なんか、もうちょっと説明してくれたら「面白い!」までいきそうなのになーというのも多かった。流石に子供向けすぎたかもしれない。あと一歩踏み込んでくれたら、とちょっと残念に思いながら次の章を読む、みたいなのも多かったかな。
    そんなにページ数も無いのに、扱ったテーマが多かったので、

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    2025年02月19日
  • 絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている

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    化学は人類の歴史を根底から変えてきた。
    スパイス交易がもたらしたカレーの香りは世界を結ぶ航路を開き、文化を融合させた。一方麻薬の抽出技術は快楽と苦痛を生み出す一方で医療の進歩に貢献し、多くの命を救った。また繊維の合成は産業を革命し、便利さと大量生産を可能にしただけでなく新たな雇用を生み出し社会を豊かにした。
    化学は時に課題をもたらすがその恩恵によって人類の可能性を広げてもいる。プラスチックの生分解など化学の力を活かし持続可能な未来を築くことが我々に求められているのではないか。

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    2024年12月19日
  • 絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている

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    世界史好も化学好きも雑学好きも、そうでなくても、みんな楽しめる。
    鉄、ガラス、陶磁器、爆弾、ニホンオオカミetc
    いろいろな話題があり
    歴史や化学反応などの知識を交えながら紹介される。
    ニホンオオカミが神事の生贄のために捕獲されたことも絶滅の一因なんて豆知識がこの本から得られるなんて思いもよらなかった。
    こういういろんな情報に触れることで、若者(特に我が子ww)の興味関心も広がっていくことを望みます。

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    2024年04月21日
  • 怖くて眠れなくなる地学

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    日本にすむなら最低限知って欲しい地震や水害の知識がコンパクトに整理されています。また、騙されないための防災や周辺知識も蘊蓄を交えてコンパクトにまとまっていました。

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    2024年04月19日
  • 一度読んだら絶対に忘れない化学の教科書

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    原子の組み替え、化学の歴史、周期表、無機物質、量と計算、酸化還元、有機物に分けて、高校化学を紹介している。

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    2024年03月30日
  • 水はなんにも知らないよ

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    このタイトルで笑った人は読む必要なし

    意味がわからない人は読んでおいた方がいい

    本当は、このタイトルで怒るような人たちに読ませるべき本なんだけど

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    2024年03月17日
  • 図解 身近にあふれる「物理」が3時間でわかる本

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    物理を履修していないので、何とも言えないのですが、結構科学やら化学が入っていたような?
    エントレインメントとか使っていこうと思います。ビニール袋に空気入れるときとかに。アイススケートが滑る理由が未だにわかってないとかもなかなか面白いですね。こういった本を読んでほほぉっていつも思うのですが、結構な率で忘れてしまいます。
    まぁ、また読んで楽しめるので良しとしたいと思います。

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    2024年01月28日
  • 絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている

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    化学の発展が人類の歴史にどんな影響を与えてきたかが簡潔に説明されている。
    似たような本に、ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」があるが、こちらは多面的なアプローチが複雑すぎて下巻の途中でギブアップ状態だ。
    本書は、化学の成果と歴史の関係をかいつまんで紹介してくれているので理解しやすい。

    世界史の話も出てくるが、化学の説明が主なので科学が好きな人にとっては絶好の入門書だと思う。

    普段あまり気にしていないことを考えるきっかけにもなった。

    例えば、空気に関して、

    「密度が異なる酸素と窒素が、高度が違っても同じように混じり合うのはなぜか?」
    水と油だと混じり合わなくて、重い水が下で軽い油

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    2024年01月22日
  • 絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている

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    導入部に目新しいものはなく、スタンダードに化学史が展開していて今まで学んできたことを効率よく復習しているような感じだった。
    第五章あたりから、既知のトピック、目新しい話題が混在して、ぐっと面白くなったけれど、有機化学は習っていたけれど得意とはいえず、苦手意識が前に出てしまったのが残念。手に取ると厚みのある本なので、ちょっとだけ気後れしたが、いざ読んでみれば読みやすくて良書だと思った。

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    2023年08月14日