左巻健男のレビュー一覧
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理科教育(小中高)に関し、主に教科書の記述内容の時代変化をたどりながら理想の在り方や著者の考える方向性を示した新書です。本書によると戦後の理科教育はおよそ10年おきに大きな内容変更があったとのことで、各ステップの変化や各時代の特徴に着目して現代に到るまでの概要を知ることができます。
本書の前半3分の2くらいははいくつか選んだトピックに関して各時代の変化を振り返りながら戦後の理科教育どのように変わってきたか記述されています。私自身も本書でいう00年代~10年代に理科教育を受けた人間であり、自分自身が見聞きした内容との比較の意味でも分かりやすく読むことができました。
後半3分の1は教育指導要 -
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元素について身近なモノを例に挙げてわかりやすく書いた本です。
洗剤や染料、宝石、プラスチック、蛍光灯…身の回りにある生活必需品には色々な元素が関わっているのだと改めて実感しました。
また便利な一方で、カリウムに置き換わり害を加えるタリウムやかつて起こった公害など人間にとって害のある元素もあるのも知ることが出来て良かったです。
勿論そう言った元素も使い方次第で便利になるとフォローもあります。
しかし最低限の知識(特に序盤)がないと混乱すると思います。
第1章は知識のないに等しい自分にとってはほんとにわかりづらかったのでもう少しわかりやすくしてほしかったなぁと。
それでもスマホとかで検索したりすれ -
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「ニセ科学を学校に入り込ませてはならない」という、ある種、当たり前の主張をしているだけの本ですが、そう主張しなければならないほど、科学リテラシーの低い先生が多い、ということだと思います。
その一方で、巧妙なニセ科学もあるので、科学リテラシーが低くない先生も、ニセ科学に騙される危険性をつねに頭の片隅に置いておくことは大切かと思います。
科学リテラシーの低い先生、ということでいえば、少し前に、仕事の関係で、中学校の先生からいろいろと問い合わせを受ける機会があったのですが、数学や算数に関するリテラシーの低さを感じる問い合わせがたくさんありました。
先生の研修にはいろいろなものがあると思いますが、科 -
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ネタバレ「水からの伝言」やEM(有用微生物群)が科学的な根拠が無いことやTOSS(教育技術法則化運動)が掲載している多くのニセ科学への注意喚起が込められていた。
実際に教育現場で教える教員でもニセ科学を信じ、それを子供たちへ伝えるというのは危険だと感じた。
3歳神話やゲーム脳、脳トレの効果など科学的に根拠の無いものを信じ込まないようにしたい。
「人間は、自分の信じていることと矛盾する証拠をむししたり、曲会する傾向があるだけではなく、自分の信じていることを裏付ける証拠な議論ばかりに目を向け、認知する心的傾向」
これを認知バイアスと呼び、自分に都合のよいことだけでなく、その情報に対する批判も見るように -
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文部科学省発行の元素周期表には、「自然も暮らしも全て元素記号で書かれている」とのキャッチフレーズが書かれているが、本書はそんな元素について、元素とは何かに始まり、元素周期表の解説から、宇宙、地球、人類史、事故・事件、キッチン・食卓、快適生活、および先端技術等々の様々な観点から、元素がそれらにどうかかわっているかをわかりやすく解説している。
本書を読んで、先述の文科省のキャッチフレーズは正にその通りと、あらためて納得した。
ちなみに、元素は今のところ118番までしか発見あるいは生成されていないが、これで終わりではなく、本書によれば119番、120番の元素を合成すべく、日本を含め複数の国で挑戦