左巻健男のレビュー一覧
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ネタバレ年を取ると高い音が聞こえなくなる。
短い波長=宇宙線、X線、紫外線、ここまでは危険なもの。
可視光線
長い波長=赤外線、マイクロ波、ラジオテレビ、音。
酸素が紫外線の働きでオゾンになった。紫外線のうち有害なものを吸収する。生物が陸上へ進出できた。
下位蜃気楼=だるま夕日、だるま太陽、オメガ型太陽など。
上位蜃気楼。水平方向蜃気楼もある。
砂漠で水のように光っている見えるものは青空。
角膜の屈折力は水晶体の2倍。角膜と水の屈折率はほぼ同じ。水中では角膜は働かないのでよく見えない。
空が青く見えるのはレイリー散乱のせい。太陽の光が窒素分子や酸素分子のゆらぎで、レイリー散乱がおこる。波長が短 -
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科学リテラシーって何、を考えさせられる本です。
ニセ科学とされるものは、以下の通り。
・水からの伝言
・EM菌関係と比嘉照夫
・TOSSという教育団体と向山洋一
特に商品で以下のキーワードは注意する。
波動、共鳴、抗酸化作用、クラスター、エネルギー、活性や活性化、免疫力、即効性、万能、天然
奇跡のリンゴ関係ネタで、無農薬で育てていると、リンゴ自体が自ら農薬を作り出して、虫食いに対抗することがある、と知れたのはよかった。木村秋則の話は、いわゆる実験室レベルの成功であって、再現性は確認されてないとのこと。これはこれで感動するお話しと思えば良い。
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夜、大人が静かに、知識を再確認しながら読むような本です。
P29 ドライアイスと水を入れた水槽にシャボン玉を吹くと、空気よりも二酸化炭素の方がずっと重い気体なので、空気の入ったシャボン玉は下に落ちない。
P71 稲は、なぜ水田で育てるか?
畑で育てると稲は必ず雑草に負けてしまう。稲は水田で育てると、根に空気が通れる独特な組織(破生通気組織)ができて、どんどん成長できるが、雑草の根は水田の水の中では窒息して死んでしまう。
弥生時代の、まだ除草剤もない時代からコメが主食として人間を支えられたのは、水田によって稲が雑草に打ち勝ち、実ったから。 -
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学校で教えられるトンデモ科学を紹介。「水からの伝言」とEM (有用微生物群)を中心に科学的根拠のないニセ科学の事例。ちゃんとチェック機能が働かないと恐ろしい。
水に優しい言葉をかけると美しい結晶になり、汚い言葉をかけると結晶が崩れるという「水からの伝言」。科学的根拠のないことなのだが、それを授業に使う教師。他にもニセ科学を授業に持ち込む団体の存在。筆者は一つ一つ事例を挙げながら論破していく。あまりのトンデモ科学ぶりに読む方も疲れる。作者もいちいち引用するのに相当疲れたことだろう。
授業だけだなく我々科学オンチをだまそうとする手法はいくらでもあるようだ。ニセ科学で多い健康系、医学系。「波動」 -
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ネタバレ全編にわたってトス批判。
科学の本当っぽいことをばっさり否定している。
この本の切り口で考えるとこんなこと信じる教員いるかなとも思うけど、全国的に広まっているのも事実。実際、水伝、アマラカマラは聞いたことがある。
それだけに恐怖を感じる。
商売が絡むと科学は売る側の都合の良い方にねじ曲げられることがある。
まずは疑ってみること。疑うだけでなく、いろいろな方向から探って見ること。科学技術が進むとともにフィルターバブルも進む。子供達に伝える立場としてもっと真剣に知識を得て行かなくては。
何にしても教材研究が大事だな。あとは、要は楽するなってこと。 -
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編者は左巻健男となっているが、実際に執筆しているのは高校の先生の小林則彦さん。ブルーバックスのような専門性のない一般向けの分かりやすい本だ。知ってたことも結構あったけど、新しい知見もあって面白かった。例えばー
・北磁極の移動を示す堆積残留磁気を年代ごとにだどっていくと、アメリカ大陸とヨーロッパ大陸の動き方が違っているが、二つの大陸が大昔一つだったと想定すると、動きの軌跡が一致する。
・現在、N極が指す北と実際の北には7度のずれがある。測量でコンパスを使うときは、そのずれを考慮に入れなければならない。伊能忠敬の日本地図作成のときは、そんなことは知らずにコンパスを使っていた。実は、地球の地磁気は移 -
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ニセ科学を否定するのって、本当に苦労します。なんでこんなことも分からないのだろう?では、ニセ科学に心酔している人を説得することができないからです。そんな人たちを論破できる知識と、様々なニセ科学について知ることのできる本です。
それこそ、ユリ・ゲラーから「水からの伝言」に至るまで。
あと、ニセ科学ではないけれど、学校にはびこる悪しき慣例である、かけ算の順序強制についての記載もあります。
私としては、死後の”念?”の存在を信じてはいるので、他人のことをとやかく言えないのかもしれませんが、人に迷惑を掛けない程度の、気持ち?だと思って別に置いておきます。