左巻健男のレビュー一覧
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5億4100年前のカンブリア紀。
その時代から現れた多様な姿の生物たちから
60種以上をCG復元し掲載、解説している。
・実物大!カンブリアンモンスター カラー2ページ
・不思議なカンブリアンモンスター ・本書の読み方
・およいで生きる ・はって生きる ・もぐって生きる
・くっついて生きる ・生命の誕生と進化
Trivia、Column、古代の生き物イラスト索引、索引有り。
・好奇心はサイエンスの一歩
参考文献有り。
化石から復元したCG図。ほんの一部からの創造、
同じような生活をしているような現生の動物を参考にした
色彩。実際の化石の画像も幾つか添えられている。
その姿はまさにモンスター。 -
Posted by ブクログ
久しぶりに左巻健男の本を読んだ。彼の本は時々でも読むべきだと思う。この世がいかに「ニセ科学」に溢れているか。EM菌などは学校教育にまで入り込んで教師に信者がいたほどだ。
今回の「健康常識」はヤッパリと納得安心するものが多かった。それにしてもスマホ全盛の現代ではニュースを見ても天気予報を見てもゲームをしてもとにかく「ニセ科学商品」の宣伝に出会わないことがない。加工した写真を堂々と使うシワ伸ばしなどに誰が引っ掛かるものかとあきれるが、こうしたものが何の規制もなく載せられるのはどうにかできないものか。
名の知れたメーカーがエビデンスのないものをテレビや新聞で宣伝するのを素通しさせるマスコミもおかしい -
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左巻健男(さまき たけお)
東京大学非常勤講師。元法政大学生命科学部環境応用化学科教授。『理科の探検(RikaTan)』編集長。専門は理科教育、科学コミュニケーション。1949年生まれ。千葉大学教育学部理科専攻(物理化学研究室)を卒業後、 東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻を修了。 中学校理科教科書(新しい科学)編集委員・執筆者。メディア出演をはじめ、理科教室や講演会の講師も精力的に務める。おもな著書に、『面白くて眠れなくなる理科』(PHP)、『世界史は化学でできている』(ダイヤモンド社)など。
このような特徴をもったものにハマった陰謀論者は、「私は特別な能力をもっていて -
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この著者が以前に書いた本、「水はなんにも知らないよ」も読んだことがあります。当時、けっこう流行っていた「水はなんでも知っている」とかいう本に対する批判の内容で、実は勤め先で、この「なんでも知っている」の方を読んでいる人、正しいと信じている人が結構いるのに驚いて、両方を合わせ読んだのでした。
今回の本は、その内容も含めて他のニセ科学についても取り上げ、かつ、それが学校という教育現場で先生の手により正しいと、子どもたちへの教育効果があると信じられ教材に取り上げられてきたことを合わせて取り上げているところに興味を惹かれました。
取り上げられていたテーマは、「水からの伝言」「EM」「TOSS(Tea -
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Posted by ブクログ
いかにも科学的な言葉で惹き付けるような商品や事件に惑わされるな と警鐘を鳴らす内容。
有名なところでは、実はアポロ11号は月面に降り立っていない!と言うもの。かなり昔テレビでもやっていたな。空気のない月で、なぜ国旗が揺れるのかとか、月面から見た空(宇宙)は真っ暗なのに星一つ見えない なんて。
それにはちゃんとした科学的理由がある。
またUFOの話しで最も有名なロズウェル事件。
オカルトっぽい内容では、こっくりさん、有名霊媒士、胎内記憶、ユリゲラーのマジック(?)、宗教団体による手かざし療法、ノストラダムスの大予言。これらも既にネタばれになっているが、一刀両断。
最近の例では、Qアノンや反ワ