左巻健男のレビュー一覧
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火はどのように人間の祖先によって使われ始めたのか、地球は何でできているのかという原点から、現代であふれているプラスチックが生まれた経緯やフロンガス、温暖化ガスが生み出されるまでなど、幅広い「なんで?」に化学者の目線から解説された本。
面白かった。高校時代、もう少し化学を勉強しておけば、素材や元素の性質まで実感して読めたのかなと思う…。今からでも化学について、少し勉強して、また読み直したいと思う。
例えばガラスが生まれる前までは黒曜石のようにガラス質の物質はあったが、それに石灰や他の化合物を加えて今のように耐熱性や強さもあるガラスが生まれたのだとか。そもそも人工物を作るために、いろいろな化学 -
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微生物の世界を知ることで地球上のあらゆる「生きモノ」を知ることができる。その中でも微生物の世界は未知の部分が多く人間にとって「味方」でもあり「敵」でもある、と言う。「味方」は人間の中に生きる「人の常在菌」(腸内には100兆個、口内100億個、皮膚1兆個)から発酵食品、さらにあらゆる廃棄物を分析し土に還す役割など、「敵」はマラリア、結核、エイズ、コロナなど感染症を発生させるウイルス菌などの微生物、また、元々人間は「微生物」から成っている、と言う。気になったのは、皮下組織である皮膚は約2週間で外側の角質層を作り変え、表皮全体は4週間〜6週間で生まれ変わる、と言う。よってクレンジングや洗顔剤を使って
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古代ギリシャの人が、太陽光の入射角から地球の円周を測った話が面白かったな。
あと、最低温度の話は知らなかった。難しい話はあえて排除し、子供でもわかるような要約で解説してくれるので知らない話がちゃんと腑に落ちて面白い。
全く知らないことにも、何となく知っている話にも、ちゃんと科学的な説明がついていくのが興味深かった。
ただ、なんか、もうちょっと説明してくれたら「面白い!」までいきそうなのになーというのも多かった。流石に子供向けすぎたかもしれない。あと一歩踏み込んでくれたら、とちょっと残念に思いながら次の章を読む、みたいなのも多かったかな。
そんなにページ数も無いのに、扱ったテーマが多かったので、 -
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化学の発展が人類の歴史にどんな影響を与えてきたかが簡潔に説明されている。
似たような本に、ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」があるが、こちらは多面的なアプローチが複雑すぎて下巻の途中でギブアップ状態だ。
本書は、化学の成果と歴史の関係をかいつまんで紹介してくれているので理解しやすい。
世界史の話も出てくるが、化学の説明が主なので科学が好きな人にとっては絶好の入門書だと思う。
普段あまり気にしていないことを考えるきっかけにもなった。
例えば、空気に関して、
「密度が異なる酸素と窒素が、高度が違っても同じように混じり合うのはなぜか?」
水と油だと混じり合わなくて、重い水が下で軽い油 -
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ダイヤモンド社
左巻健男 「世界史は化学でできている」
化学史の本。化学が人間の生活を豊かにしたり、病気から守ってくれる反面、麻薬中毒者や戦争被害者を増やし、環境破壊を広げている
ダイナマイト発明者ノーベルや毒ガス兵器研究者ハーバーの「大量破壊兵器があれば、戦争はすぐ終わり、戦死者は 少なくてすむ」という思考がよくわからない
二酸化炭素を排出しない水素エネルギーや鉄鋼製造法、土壌にもどるセラミックスや生分解性プラスチックはもう少し知りたいテーマだった
合成染料技術が医療革命につながったことを初めて知った。日本の有機化学産業や製薬メーカーが 世界から遅れているのは 合成染料技術 -
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以前左巻健男さんの「陰謀論とニセ科学」を読み、とても興味を引いたが、本書も「目から鱗」の内容が多かった。
水とEM菌に関しては、かぶって紹介しているので、かなり気にされていることが分かる。確かに毎日飲む水であり、水道水よりミネラルウォーターの方が美味しく(と錯覚してる?)、安全でミネラルが入っているのだろうと思ってしまうが、実は違うと言うこと。EM菌の開発者はEM菌の効能を放射能を除染できるとか、1200度の高温にも耐えられるとか、使用することで幸せが訪れるなど、科学信奉者でなくても、普通に考えればつい引いてしまうようなことを主張している方らしいが、政治家と結びつき(統一教会の如く)、日本の学