あらすじ
微生物は私たちにとって味方でも敵でもあります。微生物やウイルスの多くは、私たちを病気にはしません。しかし私たちは、微生物を恐れ、憎むものとして考えてきました。微生物の世界をほとんど知らないできたのです。現在流行中の新型コロナウイルスを始め、ウイルスによるパンデミックは、忘れた頃にやってきます。感染症を引き起こす微生物、感染症と人間の関係について、中学理科のレベルで、やさしく解説!
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Posted by ブクログ
新型コロナウイルスが以前よりは落ち着きつつも、まだ静かに広まっている今日にあって、こういった本を読むのは、なんらかのためになると思って手にした。
過去においてもペストやら天然痘やらスペイン風邪など、人類に猛威をふるっており、まだ原因や治療法も確立されていない当時においては、圧倒的に死者が出ていたことなどからも、まさに感染症との闘いはこらからも続いていくものなのだなあと思ったが、なかには暮らしに欠かせない微生物もあることから単純にはいかない。
本書は読みやすく、最初の第一歩的におすすめできるものである。
Posted by ブクログ
目に見えないものとの共生は
原始の時代からある訳で、
今現在のコロナもそう考えると、
流れの一つなんだなと思った。
人間の知恵の方がウィルスよりも遅い。
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 感染症がもたらす微生物の不思議なしくみ
第2章 これだけあった!人類が闘ってきた感染症の歴史
第3章 私たちの暮らしに役立つ微生物
第4章 世界は微生物にあふれている
<内容>
最近とみに活躍されている左巻さん監修の科学読み物の1冊。これはコロナの流行に関連して、微生物と感染症の本。毎度ながらわかりやすい、読みやすい。そしてポイントがおさえられている。