沢渡あまねのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
働き方の問題地図 ~「で、どこから変える?」旧態依然の職場の常識
著:沢渡 あまね、 奥山 睦
本気で働き方を変えないと、ヤバイ。
なのに、頑なに変わりそうにない日本の働き方。
いままで、働き方改革は、単に個人のプライベート時間を増やすための取り組みのようにしか語られてきておらず、「残業規制すればいいんでしょう?」「自由時間を増やしました。あとは、知りません」くらいにしか扱われていない。
本書ではそんな新しい働き方に対して、「企業」と「個人」双方がハッピーになる働き方への提言を以下6章により紹介している。
①グローバル化できない職場
②正社員だけ
③完全出社主義
④副業禁止
⑤男性主体
⑥フルタイム前提
働き方に対しては個人の努力だけではどうしようもなく、そしてそれは企業の努力だけでもどうしようもない。「だけ」が肝であり、難しいがあっちもこっちも色々考え、そして時には妥協しながら折り合いをつけながら、ゴールに向かっていくしかない。
急にできるわけでもないし、急にやってそこから調整するのでは、見えない違うところに歪が置き、組織・個人が疲弊するということも起きてしまうリスクがある。
大企業等の一部の企業だけがやっている、やるべき問題ではないものの、企業間によりその温度差は激しい。そしてその企業の中でも立場や場所、そして年代が変わればそのギャップも激しい。
各個人がその意識を合わせ、行動をしなければいけないが、急激に結果を求める現状の中で個人の感情と行動はなかなかついてこず、そこが一番の問題であると感じる。
しなければいけないことのひとつ。
そこの注力具合が近い将来の強みにも弱みにも転じることはわかっている。
多くの感情が渦巻くこの問題の解決は一筋縄ではいかない。
大切な課題として受け入れ、焦らず向き合いたい。 -
Posted by ブクログ
【SEを5年くらい経験したら、一通り経験したことのあるようなあるあるが書かれている本】
自分自身SEをやっていて、あるあると思うことが書かれている。
多重請負構造
情シス部門の丸投げ体質
変わらぬ人月積み上げビジネスモデル
失敗するプロジェクトマネジメント
コスト偏重
ブラックな職場環境
営業/開発/運用/本社のいがみ合い
…
同じゴールを本当に目指しているのか疑いたくなるほどに一体感もなければ、相互のリスペクトもないようなのがシステム開発である。
こういった問題点を見える化し、一石を投じて、いい加減に変えていこう!という本である。あるあるは提示してくれる。ただし、具体的な解決策は特に提示されていない。自ら考える必要がある。
この業界が変わるには、1人1人がこの業界に横たわる最初に述べたような課題を自分事として捉え、自分の守備範囲の1つ先までみることが必要なんだと思う。
システム化の本質は、「見えないもの」を「見えるもの」に変える取り組みである。だからこそ、業務を見える化し、誰しもが理解できるように情報を整理することが重要である。
整理された情報は、手元に持っておいてもしょうがない。公開・共有されていなければならない。情報の共有不足が孤独感や疎外感を生む。メンバーの帰属意識や一体感を削ぐ。これは日本軍が絶対国防圏と称し、太平洋の広大な地域を守備範囲としていたが、大本営からは何の情報も得られず、遠く太平洋の島々にいた兵士たちは孤独感に苛まれたことからも証明されている。リーダは情報を常に提示し続けなければならない。肝に銘じておきたい。 -
Posted by ブクログ
次のポイントが参考になった
・海外では”Roles & Responsibilities”といって、部門やチーム単位、個人単位で、役割、期待、業務内容、権限がはっきりしている
・海外では、人を雇うのはその人の専門性を買うことであるのに対し、日本ではその人の時間を買う発想が強い
・サービスカタログ、つまり、①業務名②目的③インプット④成果物⑤関係者⑥効率をまとめるとよい
・自己紹介では、どんな専門性があるか?何が得意か?どんな仕事でどんな実績を残してきたか?今の仕事でどう貢献したいのか?意気込みやこだわりは?今後どうなっていきたいか?趣味や休日の過ごし方はなど述べるとよい
・シンプルコミュニケーションには、①CCFの法則②NLCの法則③AREAの法則の3つがある
・主張のタイプには、質問、意見、提案、参考情報、報告、連絡、相談がある
・管理職の仕事でには、①組織目標への結果責任をとる②部下を育成・評価する③チームメンバーを育成し、メンバーの社内的な評価を上げる -
Posted by ブクログ
頼んだ仕事の進捗がわからない
問題があっても、空気を乱す発言はしない
同じ失敗を何度も繰り返す
このような仕事のムダはなぜ生まれるのか?
本日ご紹介する本は、
仕事の問題の原因を示し、
その解決策を紹介した1冊。
ポイントは
「かかわり」
自分に割り当てられた仕事は
基本、自分の力で進めるものです。
しかし、他の人とのかかわりを持ちながら
仕事を進めることが重要。
下手でもいいから、計画を表にしてみて、他人に見せてみる。
アウトプットの構造図を描いてみて、他人に見せてみる。
大事なのは、1人で悩まずに、
とっとと他人に相談すること。
「対立」
良い仕事をするためには、対立も必要。
ほかのメンバーに嫌われないよう、
無難な行動しかとらない「仲良しクラブ」では
良い仕事はできません。
対立は成功に必要なプロセスです。
「意見を言わない」
リーダーの独演会
カタい雰囲気
何をいったらいいのかわからない
そもそも、意見がない
言ったモン負け
会議でどこにでもよくある状況です。
意見を言う甲斐がないと
意見はでないもの。
役割と責任を明確にして
意見が出る仕込みにしてしまうことが重要。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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ひと仕事終わったら、振り返り会をやる
進捗不明の原因は、相手依存
バッファを設けて計画を作る
プロがいないなら、外から連れてくればいいのに
どんな知識やスキルが必要なのかわかってない
外に任せれば「属人化と自己満足」を排除できる
良い仕事をするためには、対立も必要
「だって、人間だもの」に向き合おう
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◆目次◆
1丁目 計画不在
2丁目 進捗不明
3丁目 一体感がない
4丁目 モチベーションが低い
5丁目 期限に終わらない
6丁目 意見を言わない
7丁目 有識者不在
8丁目 抵抗勢力の壁
9丁目 対立を避ける
10丁目 失敗しっぱなし
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