大場つぐみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
小畑健さんと大場つぐみさんのコンビで描く、作品で、白の矢で刺されると人が死に、逆に赤の矢で刺せば人から好かれるという能力を持った主人公、明日(みらい)の話であり、天使が神になるために人に付いたから、他の人を殺せば良いとか簡単に言ってる天使がまるで悪魔のような存在で、死とは何か?人から好かれるのは良いことなのか?とか結構考えさせられる作品かと思います。
13人の神候補と同時に、メトロポリマンというヒーローのようなスーツを着た神候補にあと11人の人を殺すと言われ、ミライが最初、自殺しようと考えたのにも関わらず急に怖くなり、更に神候補の一人がまさかの好きな人という所で終わります。
デスゲームのようで、二巻を読むのが楽しみです。
終わり方も次巻へと続くという終わり方が一冊の漫画として良いです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレマンガ界をリードし続ける絶対王者、「週刊少年ジャンプ」のアンケ-トシステムに関する、壮大なネタバレ漫画。
連載開始当初の第一印象はそんな感じで「こ、これ世に出しちゃって大丈夫なのか…!?」と愕然としたものです。一世を風靡した「DEATH NOTE」を生みだしたコンビが、果たして一発屋に終わるのかどうか、そんなプレッシャーと注目の中で、こんな作品を描いてしまうのか。その豪胆さにただただ舌を巻くばかりでした。
そのデスノの連載当時、原作者の大場つぐみ氏が実は「とっても!ラッキーマン」のがもうひろし氏と同一人物であるとの噂が流れていました。いやいや、そんなハズはないだろう。作風が180度違うじゃないか。ガセネタを流すにしてももうちょっとひねろうよ、と
自分は鼻で笑っていました。その当時は。
本作の単行本で初めて公開された大場氏のネーム。そのタッチを見た時の衝撃は、忘れようもありません。往時の読者なら誰でも分かる、がもう氏そのものの絵。もはや隠す気などゼロ。完全に一致、でした。
さてそうなると、作中に出てくる「川口たろう」の存在が俄然光り輝いてきます。かつてジャンプでヒットを飛ばし、アニメ化されるほどもてはやされ、しかしその後は打ち切り作家へと転落したギャグ漫画家川口たろう。その軌跡は否が応にもがもうひろし氏の作家人生を連想させます。その川口たろうを、大場氏は作中で殺してしまいました。川口たろうは、そしてがもうひろしは死んだ。しかしその魂は受け継がれて、ジャンプに新たな地平を切り拓く-。凄まじいエネルギーの込められたマンガです。
ヒット作家を目指してがむしゃらに駆け上り、辿り着いた11巻のクライマックスは涙なしには読めません。気が付けばライバルも仲間も増えていて、マンガという舞台でしっかりとバトルしている。友情・努力・勝利。ネタ勝負なスタートだった作品がいつの間にか、ジャンプの王道パターンをしっかり踏まえています。「王道」と「邪道」を突き詰める主人公達の奮闘と、作品自体の成長がしっかりリンクしていてお見事です。
最終盤で恋愛よりになった点は評価が分かれるようですが、1話以来の伏線をしっかり回収し綺麗に着地したと思います。全20巻、読み応えのある大河ドラマでした。