火坂雅志のレビュー一覧
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豊臣秀長家の取潰し、石田三成との確執、秀次の切腹、秀吉への出仕と伊予八万石。宇和島城縄張り、大洲城入城、家康への弟徳(正高)の江戸預けと秀忠への近侍。再度の朝鮮出兵と李舜臣の失脚と復活、秀吉の死。藤堂家京屋敷の小堀遠州の作庭。
石田三成の家康排除作戦、家康のお友達増やそう大作戦、利家没、三成の失脚、家康の大阪二の丸天守造営。利長の陰謀騒ぎからの芳春院江戸入り。上杉攻めからの小山会議、関ヶ原。毛利輝元大阪城より退去。高虎、伊予20万石の大名に。今治城つくる。日本初の層塔式。膳所城縄張り。伏見城修築。江戸城縄張り。駿府城縄張り。伊勢安濃津転封。津城改修。丹波篠山城縄張り。丹波亀山城修築。伊賀上野城 -
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主君を七度変えたと言われる名将。武芸だけでなく、商才や築城技術に優れるなどひたむきに能力を高めた実力者。平凡な自分にも伝わるものがありました。良き歴史小説でした。
藤堂高虎の遺訓
「裏方で汗を流すのが自分の仕事。手柄や名誉は人にゆずるものだ」
「侍たるべきものは、寝屋から出た時から、その日を死番であると心に思い定めねばならない。いつなりとも死ぬ覚悟ができていれば、けっして物に動ずることはない」
「合戦に置いては、つねに負ける覚悟をしておく事だ。勝った時は必要ないが、もし負けた時、うろたえないための用意である」
「普段から人の噂話を、してはいけない、ひとの良いところを見て、少々の悪い所には目を -
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の筒井順慶を見て奈良県民としては筒井順慶と松永久秀を知りたくなった。
筒井順慶の第一の部下である島左近を知らねば!と思い読み始めた本であるが、控えめに言って最高。
熱い漢。
私の大好きなタイプ。
下巻は明智光秀による本能寺の変から。
当時、光秀の与力であった順慶と左近はどちらにつくか悩む。有名らしい洞が峠のシーンは超あっさり。まじでー?って感じ。
その後、大和を治める豊臣秀長に使えるが亡くなり、運命の石田三成配下へ。
最大の見せ場、関ケ原を前にして、
著者倒れ、遺作に。。。
男が男に惚れる、いいねぇ~漢の世界。是非ご賞味あれ。(これは本の帯か!?作家とし -
購入済み
天地人は凄く読みやすく良かった
日本全国の天下統一を成し遂げる希望に満ちた主人公を描くのに、大変だろうと感動させてくれる超大作であるのが素晴らしいところが素敵でした。本当に良い物ありがとうございました。
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黒田官兵衛が主人公の小説。非常に面白かった。
正直、大河ドラマも見ていなかったし、竹中半兵衛とどっちがどっちで、誰の家臣かも覚えていなかった。
ただ、読み始めたら、面白くてページをめくる手が止まらなくなった。
歴史ものなので、仕方がないが、人名がわかりづらい。あと地名から何処なのかがぱっとはわからなかったので、これは自分の問題だけど、ある程度読み飛ばしてしまった。
晩年、秀吉との仲が冷めた後、巻き返しも失敗してしまうが、でも、この時代を生き延びたのはすごいことなんだと思う。
最後の博打の件があるので、実際の人物が小説のような人柄だったのかはわからない。