火坂雅志のレビュー一覧

  • 虎の城 下

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    豊臣秀長家の取潰し、石田三成との確執、秀次の切腹、秀吉への出仕と伊予八万石。宇和島城縄張り、大洲城入城、家康への弟徳(正高)の江戸預けと秀忠への近侍。再度の朝鮮出兵と李舜臣の失脚と復活、秀吉の死。藤堂家京屋敷の小堀遠州の作庭。
    石田三成の家康排除作戦、家康のお友達増やそう大作戦、利家没、三成の失脚、家康の大阪二の丸天守造営。利長の陰謀騒ぎからの芳春院江戸入り。上杉攻めからの小山会議、関ヶ原。毛利輝元大阪城より退去。高虎、伊予20万石の大名に。今治城つくる。日本初の層塔式。膳所城縄張り。伏見城修築。江戸城縄張り。駿府城縄張り。伊勢安濃津転封。津城改修。丹波篠山城縄張り。丹波亀山城修築。伊賀上野城

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    2025年10月03日
  • 虎の城 上

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    藤堂高虎一代記。
    近江小谷城の落城、磯野員昌への出仕、織田信澄への出仕と封地での諍い、羽柴秀長への出仕。
    安土城での普請、明延銅山への手入れ、三木の干し殺し、鳥取の飢え殺しと米の買付け、高松城攻めと大返しからの天王山合戦。小牧長久手。和歌山城の普請、四国攻め、紀州の一揆鎮圧、聚楽亭の秀長御座所の差配、家康の二条新邸の差配、九州攻め、秀長の死、朝鮮出兵、豊臣秀保の暗殺まで。領土は大屋郷→粉河。

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    2025年10月02日
  • 虎の城 下

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    主君を七度変えたと言われる名将。武芸だけでなく、商才や築城技術に優れるなどひたむきに能力を高めた実力者。平凡な自分にも伝わるものがありました。良き歴史小説でした。

    藤堂高虎の遺訓
    「裏方で汗を流すのが自分の仕事。手柄や名誉は人にゆずるものだ」
    「侍たるべきものは、寝屋から出た時から、その日を死番であると心に思い定めねばならない。いつなりとも死ぬ覚悟ができていれば、けっして物に動ずることはない」
    「合戦に置いては、つねに負ける覚悟をしておく事だ。勝った時は必要ないが、もし負けた時、うろたえないための用意である」
    「普段から人の噂話を、してはいけない、ひとの良いところを見て、少々の悪い所には目を

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    2025年09月03日
  • 軍師の門 上

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    別物なのだが、どうしてもNHK大河ドラマと重ねてしまう。
    それぞれの良さがあって面白いのだが。
    上巻は竹中半兵衛の死まで。
    後半の展開に期待。

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    2025年03月02日
  • 北条五代 下

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    ネタバレ

    代々受け継いできた家訓を守ろうとしつつも、時代の流れに翻弄されていく北条家の姿がとても引き込まれた。
    最終的には秀吉に降伏することになったが、最後まで家訓を貫き通した姿は、爽快感さえ感じた。

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    2024年06月22日
  • 北条五代 上

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    ネタバレ

    北条家の歴代当主が、偉大な父親と自分の才覚との差に苦悩しつつ、いかにすれば領民たちの為となる政治を行えるのかや、自身の秀でた面で難局を乗り切ろうとする場面がとても良かった。

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    2024年03月17日
  • 北条五代 下

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    結末が分かっているだけに、終焉に向かう氏直が痛々しい。それにしても、北条さん、、、氏って名前に付けすぎ!途中家系図に何度も戻った、、、

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    2024年02月20日
  • 北条五代 上

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    二代目までを火坂さんが書き、続きを伊東さんが、、、。未完になるより素晴らしい。知ってる土地の名前が沢山出てくるから、想像しやすい。

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    2024年02月12日
  • 豪快茶人伝

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    タイトルの通り豪快な茶人の列伝という形で、一人当たり数ページでその人となりがわかるようなエピソードを盛り込んでまとめている。カバーしてる範囲が時代的にも知名度的にも幅広く、松永久秀、信長、今井宗久、荒木村重、秀吉、利休、山上宗二、丿貫、島井宗室、織田有楽、家康、津田宗及、古田重然、金森宗和、小堀遠州、千宗旦、冬木屋、山田宗徧、松平乗邑、川上不白、松平不昧、井伊直弼、山田寅次郎、益田鈍翁、松永耳庵。

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    2023年08月26日
  • 天下 家康伝 上

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    真の強者は、弱さを知ってる。信長は知らず、秀吉は忘れ、家康だけが忘れなかったことが、よくわかる。波乱の人生前半がよくわかる、大河ドラマにピッタリな一冊

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    2023年03月04日
  • 霧隠才蔵 下

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    無錫の恵山古墳のお堀横で桂花紅茶飲みながら読みました。藍蛙でハンバーガー食べながら読んだ。最後は自宅で読み終わった。コロナで行動制約多いけど充実した週末になりました。面白かった。

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    2022年10月16日
  • 左近(下)

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    上巻に続き下巻も最高に楽しめる。
    島左近の忠義と芯の強さに心打たれる事間違いない作品だがやはり仕方の無い事だが未完ではなく火坂雅志さんに最後まで書ききって楽しませて欲しかったなと残念に思う。
    これから更に左近の忠義や芯の強さに心打たれまくる筈だったのになぁ。

    改めて火坂雅志さん良い作品を多く残して頂きありがとうございました。

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    2021年07月04日
  • 左近(下)

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    NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の筒井順慶を見て奈良県民としては筒井順慶と松永久秀を知りたくなった。
    筒井順慶の第一の部下である島左近を知らねば!と思い読み始めた本であるが、控えめに言って最高。

    熱い漢。
    私の大好きなタイプ。

    下巻は明智光秀による本能寺の変から。
    当時、光秀の与力であった順慶と左近はどちらにつくか悩む。有名らしい洞が峠のシーンは超あっさり。まじでー?って感じ。

    その後、大和を治める豊臣秀長に使えるが亡くなり、運命の石田三成配下へ。

    最大の見せ場、関ケ原を前にして、
    著者倒れ、遺作に。。。

    男が男に惚れる、いいねぇ~漢の世界。是非ご賞味あれ。(これは本の帯か!?作家とし

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    2020年12月19日
  • 左近(上)

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    戦国時代、大和の国を松永久秀と争った、筒井順啓の配下であった島左近の物語。
    (下巻は石田三成の配下になるはず。「三成に過ぎたるもの」と謡われたのが有名)

    奈良県民としては筒井順啓と松永久秀の争いを知らなければ、と思い読み始めた(2020年大河ドラマ明智光秀で筒井順啓が出てきてふと思い出して慌てて読みだした次第)

    義に熱い漢にのめり込み、読み進めれること間違いなし!

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    2020年12月05日
  • 天下 家康伝 上

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    日本国内では過ぎる程に知られている史上の人物ということになる徳川家康が登場する小説、映画、テレビドラマというモノは無数に在ると思う。そういう中、これもまた徳川家康が登場する小説である。文庫本で上下2巻から成る…
    最晩年の家康が振り返るその生涯…如何なるものか?なかなかに好かった!!

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    2019年12月29日
  • 常在戦場

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    鳥居元忠、井伊直虎、石川数正、大久保忠隣、阿茶、角倉了以、牧野忠成の7人を主人公にした短編集から徳川家康という人物を描いた作品。歴史の脇役を主人公に、主人公を脇役にして歴史の主人公を描く方法は火坂雅志さん独特で面白い。この方の新作がもう読めないのが非常に残念。

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    2019年06月29日
  • 天地人 上 天の巻

    購入済み

    天地人は凄く読みやすく良かった

    日本全国の天下統一を成し遂げる希望に満ちた主人公を描くのに、大変だろうと感動させてくれる超大作であるのが素晴らしいところが素敵でした。本当に良い物ありがとうございました。

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    2018年07月13日
  • 左近(下)

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    火坂雅志未完の遺作。
    筒井順慶、豊臣秀長に仕えた後、石田三成に三顧の礼で迎えられる武将島左近の一生を描く。火坂の書く島左近目線の関ヶ原の戦いが読みたかったなぁ・・・

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    2018年05月10日
  • 左近(上)

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    火坂雅志未完の遺作。
    筒井順慶、豊臣秀長に仕えた後、石田三成に三顧の礼で迎えられる武将島左近の一生を描く。火坂の書く島左近目線の関ヶ原の戦いが読みたかったなぁ・・・

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    2018年05月10日
  • 軍師の門 上

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    黒田官兵衛が主人公の小説。非常に面白かった。

    正直、大河ドラマも見ていなかったし、竹中半兵衛とどっちがどっちで、誰の家臣かも覚えていなかった。

    ただ、読み始めたら、面白くてページをめくる手が止まらなくなった。

    歴史ものなので、仕方がないが、人名がわかりづらい。あと地名から何処なのかがぱっとはわからなかったので、これは自分の問題だけど、ある程度読み飛ばしてしまった。


    晩年、秀吉との仲が冷めた後、巻き返しも失敗してしまうが、でも、この時代を生き延びたのはすごいことなんだと思う。

    最後の博打の件があるので、実際の人物が小説のような人柄だったのかはわからない。

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    2018年05月02日