火坂雅志のレビュー一覧

  • 軒猿の月

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    天地人の原作者が書いた、時代小説の短編集。
     
    「飛び加藤」を討とうする上杉家の忍びの戦いを描いた表題作「軒猿の月」、
    元九鬼水軍の漁師のある戦いを描いた「子守唄」、
    若いころの卜伝の戦いを描いた「卜伝花切り」
    などが収録されています。
     
    基本的には「ロマン系のベーシックな時代小説」という感じなので、
    この手の小説が好きなら楽しく読めると思います。
     
    僕は結構好きなので 笑、大変楽しく読めました。

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    2012年09月19日
  • 墨染の鎧(上)

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    ネタバレ

    主人公の先見の明に感動する
    主人公は
    単なる毛利家の家臣であったと
    思ってましたが
    そうでもなかったのね
    今回も時間を一人で計りながら読みましたが
    1秒から53秒の間でした
    平均は19.25秒でした

    一言感想としては
    弱肉強食の戦国時代だと思った

    彼の智略と先見の明に感動
    毛利家の為に 東奔西走し
    毛利氏が 秀吉さんかに加わると言う条件で
    親秀吉派で 生涯を貫き通すが
    関ヶ原のおりに
    主君の毛利氏に裏切られて
    斬首される
    西の桶狭間と言うのが気に成った

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    2012年06月22日
  • 軍師の門 下

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    竹中半兵衛を軸とした前半部はやや淡泊に流している感があるが、後半の黒田官兵衛では晩年の物語が比較的厚く描かれているところが、個人的には良。自分は、史実に忠実に書かれる歴史小説を好み、また、大将よりもナンバー2や参謀を主人公としたものを好むので、この作者の作品は多く読むが、その中でも面白かった方に属する。強いて言えば、山崎の合戦などで軍師の視点でもう少し合戦描写があればよかった。

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    2012年02月11日
  • 軍師の門 下

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    歴史物の小説というと、大抵はトップである大名の視点から描かれることが多いが、この作品では全編を通して将軍を智恵の面で補佐する「軍師」の立場で書かれており、主君のために粉骨砕身するも、頭がキレすぎるがゆえに野心を警戒され煙たがられてしまうなど、軍師の微妙な立場を描いているのが興味深い。

    荒木村重を信じるも裏切られ最大の危機に瀕したり、信長も秀吉ら主君が天下が目前に迫り出すとそれぞれ人が変わったように猜疑心が強くなり、野心にかられて冷静でいられなくなることに振り回されながらも折り合いをつけ成長していく官兵衛は、私が思っていた以上に正統派主人公だった。

    史実に忠実に書かれているので、日本史に詳しくなくても読みやすく、歴史小説初心者にもおすすめできる一冊だと思う。

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    2012年02月03日
  • 軍師の門 下

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    話がハイペースで進むので、登場人物の感情が読み取れないのが、少し残念な気もする。しかし、大掴みに歴史の流れとその中の官兵衛の気持ちが描かれているので、詳細は読み手の想像に委ねるということだろうか。

    忠実に史実に則って、描かれた作品。

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    2012年01月09日
  • 利休椿

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    桃山文化をになった人々を取り上げた短編集。
    今につづく、日本文化の元、と言ってもいい。
    時の権力者が、金に飽かして教養を学び、建築し、収集し、誇示した。
    それを支えた、専門家、職人たち。
    文化教養にかける情熱や、金額、すごかったんだろうな。
    戦国大名には、御伽衆という、話し相手専門の職がいたのを初めて知った。

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    2011年05月19日
  • 美食探偵

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    タイトルから食に関するネタがいっぱいある推理小説かと思ったら『食道楽』という小説を実際に書いていた村井弦斎をモデルにした推理小説でした。
    フィクションとはいえ大隈重信など実在の有名人が生き生きと表現されていて面白かったです。

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    2011年05月01日
  • 美食探偵

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    短編集。
    「食道楽」を書いた小説家村上弦斎がいろんな事件を解く。
    大磯が海水浴場として開かれた明治時代のこと。
    挿絵に当時の写真があって、話を想像しやすい。

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    2009年10月04日
  • 蒼き海狼

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    あらすじをちらっと読んだ感じでは、"また蒙古襲来のお決まりのお話か〜"と思っていましたが、読んでみてびっくり。2度の蒙古襲来後のお話。3度目の蒙古襲来も可能性があったんだと面白く読めた。まあ当然日本人が主人公になってしまうのだが、最後はベトナムまで行っちゃうし。

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    2009年10月04日
  • 西行桜

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    能の大成者、世阿弥。平安末期の皇族の末裔の闇源氏。の陰陽師顔負けの幽玄の世界。
    陰陽道が世に広まる以前の、呪禁道を取り入れたという能。『返ばい』という足踏みの動作が、あるのだが、それに鎮めの意味があることを初めて知った。
    学生時代、筑紫王朝の楽、『筑紫舞』を神社に奉納したりと、やっていたことがあるが、その動作の中に、『へんばい』の動作があった。
    コトバには『言霊』という重要な意味があるが、動作そのものにも、また『意味』がある。奥深い。

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    2009年10月04日
  • 全宗 秀吉の侍医にして名参謀

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    秀吉の参謀役は両兵衛の印象が強かったため、この人物がどのような立ち位置なのかということがとても興味深かった。内政面での活躍が多かったため派手さは無かったが、海千山千の人物が醸し出す不気味さを感じる内容だった。

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    2026年09月22日
  • 天下 家康伝 下

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    徳川家康一代記の続編…なのだが関ヶ原、大阪の冬と夏の陣は無い。本作は著者の遺作に当たるらしいので寿命がもたなかったのかもしれないが、司馬遼太郎の作品といい、商売上の理由を穿ってしまう。作品の質が落ちたとかでは無いから的外れかもしれないが天下分け目と称される戦と豊臣家を強引にぶっ潰した戦まで描いた方が家康の本質に近づける気がする。

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    2026年04月17日
  • 全宗 秀吉の侍医にして名参謀

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    秀吉に側近の医者が居るのは知らなかった。それだけでも面白かった。ただ最後の終わり方だけ、ちょっと寂しいなー。
    忍び→僧侶→医者として生きた全宗の生涯を一冊で読める小説でした。

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    2026年01月30日
  • 虎の城 下

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    下巻は高虎が家康に接近し、関ヶ原の戦いから大阪冬・夏の陣で豊臣家の滅亡に加担する自分の生き様に悩む姿を描く。圧巻は家康の信任が厚く、天下普請を繰り返して次々と名城を建築するところ。
    藤堂高虎、加藤清正、黒田官兵衛の築城三名人のうち、いちばん多くの城を築いているのが藤堂高虎だと聞いたことがあるが、後半生は自藩の生き残りを賭けて城作りに命を燃やしていた。

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    2025年11月09日
  • 虎の城 上

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    ネタバレ

    大河ドラマ「天地人」の原作者による戦国時代の歴史小説で、藤堂高虎が主人公。
    文庫版で上巻 乱世疾風編が699ページ、下巻 智将咆哮編が694ページと中々の大作。上巻は、藤堂高虎の主家にあたる郡山豊臣家の当主秀保(秀長の養子)が変死する所まで。駆け出し時代の高虎が兵庫県大屋に縁があったことが意外だった。

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    2025年11月09日
  • 謙信びいき

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    小説ではなく、歴史エッセイ集でしたがそれなりに楽しめました。力強い文体とは別に、端々に著者の真摯な姿勢を垣間見ることができ、とても好感がもてました。

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    2025年09月18日
  • 軍師の門 下

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    黒田官兵衛は戦国の世が続く限りにおいては、軍師として頼りにされてはいるが、強大なら権力を把握していくに連れて、やがて秀吉から遠ざけられていく。
    実際に命を賭して戦う子飼いの武将が重く用いられていくのは、当然の流れであった。
    最後まで、誇り高く生き抜いた官兵衛の生き様が素晴らしい。

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    2025年05月03日
  • 軍師の門 上

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    黒田官兵衛と竹中半兵衛、ともに豊臣秀吉のニ兵衛と称された二人の名軍師を描く。
    物語は黒田官兵衛を中心に進んでいく。竹中半兵衛は、官兵衛に乱世を生き抜こうとするならば悪者にならなければならないと教える。
    いつしか二人は友と呼ぶようになるが、官兵衛が有岡城に囚われの身となっているとき、竹中半兵衛は官兵衛に心をよせながら世を去る超えてになる。

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    2025年05月01日
  • 北条五代 下

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    北条早雲については、いろんな小説で描かれていて、それなりに知っていたけれど、その後の4代の当主のことは、ほとんど知らなかった。もし、北条家が天下を取っていたら、平民にとっては、住みやすい世の中になったのかもしれないけれど、やっぱり、永続きはしかっただろうな。

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    2023年10月19日
  • 天下 家康伝 下

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    周りに助けられてるなーと。
    人徳というやつですか。
    信長秀吉が激しすぎるので霞んじゃうけど
    武田伊達がかっこよすぎて霞んじゃうけど
    というか魅力的な武将が周りに多すぎてそっちのほうが気になってしょうがない気持ち

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    2023年01月07日