【感想・ネタバレ】墨染の鎧(上)のレビュー

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Posted by ブクログ 2013年01月20日

外交の天才のお話。
しかしただ天才なのではなくて、確かな芯をもって人に取り入るのではなく、人と渡り合っていく様がかっこいいと思います。
中でも下巻の関ヶ原に至る過程がとても気に入っています。
才のあるものとして書かれているのに、関ヶ原の敗北をどのように納得させるのか?と興味半分不安半分で読んでいまし...続きを読むたが、疾走感があり無理のない展開でした。
主人公を持ち上げすぎず、しかしかっこよく書く事にかけて、火坂さんほどお上手な方はいらっしゃらないと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年06月22日

主人公の先見の明に感動する
主人公は
単なる毛利家の家臣であったと
思ってましたが
そうでもなかったのね
今回も時間を一人で計りながら読みましたが
1秒から53秒の間でした
平均は19.25秒でした

一言感想としては
弱肉強食の戦国時代だと思った

彼の智略と先見の明に感動
毛利家の為に 東奔西走...続きを読む
毛利氏が 秀吉さんかに加わると言う条件で
親秀吉派で 生涯を貫き通すが
関ヶ原のおりに
主君の毛利氏に裏切られて
斬首される
西の桶狭間と言うのが気に成った

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Posted by ブクログ 2013年12月04日

信長~秀吉までの時代を毛利側からの視点で描いているのは新鮮だが、割とあっさりした印象で、のめりこんで読むという感じでは無かった。

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Posted by ブクログ 2012年07月24日

著者の作品は歴史上のいわば脇役的な人物や、組織の№2的人物を主人公とする作品が多いことが私好みで多く読んできた。
本書も安国寺恵瓊という歴史上マイナー人物を主人公としたもので、毛利家における微妙な立場を的確に描きつつ、織田軍中国戦略を、受側の毛利家の視点で描いたものは読んだことがなかったので、新鮮で...続きを読むあった。
個人的な嗜好で注文をつけるとすれば、最後のクライマックスである関ヶ原実戦での主人公の軍団内駆け引きや足掻き、また、敗戦後逃亡して捕らわれるまでの葛藤などを著者流の人物描写を持ってもう少し物語濃く入れて欲しかった。(上下巻共通レビュー)

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