火坂雅志のレビュー一覧

  • 軍師の門 下

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    いや、面白かったのであっという間でしたよ。上下巻で3時間。最近の歴史小説のライトノベル化についてとやかくいう気も無いし、司馬遼太郎や藤沢周平と比べるのは酷だし、これはこれで力作です。しつこいけど『のぼうの城』みたいなラノベそのものの小説と比べれば、よっぽど上等だし中高生の頃に読んでたら好きな小説になっていたと思う。

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    2013年06月28日
  • 軍師の門 上

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    のぼうの城ほど軽くないですが、軽くて読みやすい歴史小説。何も考えずに大河ドラマの予習として読むには最適。

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    2013年06月28日
  • 軍師の門 上

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    上巻は、竹中半兵衛から黒田官兵衛ともに発展の時代。読んでいてすごくすがすがしい。ストーリーは黒田官兵衛中心だが、冷静な竹中半兵衛に対し、熱い黒田官兵衛といったとこか。読みやすいこの著者の文章に、前にも書いた勢いで、すごく楽しく読める。

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    2013年06月10日
  • 天地人 下 人の巻

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    上・中と読んで、下巻を読むのを、と言うか、下巻の存在を忘れてました・・・。
    とても読みやすいですが、なんとなく、内容が薄い気がします・・・。

    関が原は仕方がないとしても、大阪の陣も、さらっと終わってしまい
    ました。伏線の割には、真田幸村との絡みもそれほど盛り上がらなかったし・・・。
    主人公が、何故、「愛」と言う言葉を貫こうとしたのか、細工は流々でしたのに、仕上げはとっても分かりにくかった。
    実物がそのくらい複雑な行動をしていて史実に従うと主題と結び付けにくくなるのでしょうが・・・。キャラは立っているので、決してこの作品がつまらないわけではないですが・・・。

    また別の作品に期待しようと思います。

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    2012年11月11日
  • 真田三代 下

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    真田昌幸⇒真田幸村

    ほうっ・・・。
    物語後半になればなるほど面白かった。
    昌幸と信幸・幸村兄弟の生きる道。
    徳川家康の重臣・本多忠勝の娘を娶った信幸と、
    石田三成の盟友・大谷吉継の娘を娶った幸村。
    関ヶ原の合戦では兄弟が戦場にて合間見える形となる。

    耐えて、耐えて。
    でも譲れない一点では心を曲げず、命を懸けたいくさをする。
    戦場での戦いもさることながら、政治での戦いも重要。
    弱小勢力ながら、二度も徳川の大軍を退けた
    上田合戦のところは、小気味良い、という感じでした。

    読み終えてすぐ書いてるから、なんか熱いな(笑)

    ”いかなる難攻不落の巨城でも、それを守っているのは人である。
    人の和が崩れれば、城はもはや城ではない。”
    この一文が、心に残りました。

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    2013年07月26日
  • 真田三代 上

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    真田幸隆⇒真田昌幸

    上杉、武田、北条といった大勢力の狭間で
    必死に土地と人と名前を守った小土豪。
    上杉・武田が衰退したと思ったら、織田、徳川の台頭。
    知恵を絞り、人の心を利用して生き残った。

    兄弟関係が、なんだか好きです。
    兄・真田幸隆 と 弟・矢沢頼綱
    兄・真田信綱 と 弟・真田昌幸
    兄・真田信之 と 弟・真田幸村
    兄弟には、仲良くいて欲しい。

    最近、忙しくて本を読んでいる暇がない・・・。

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    2013年07月26日
  • 黒衣の宰相

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    ネタバレ

    徳川家康の右腕となり、黒衣の宰相と呼ばれた金地院崇伝の物語である。崇伝は京都の名刹、瑞竜山南禅寺の禅僧であった。崇伝は武門有数の名家に生まれた。室町幕府で四職と呼ばれた名門、赤松、一色、京極、山名のうち、一色の血を引いている。しかし、室町幕府の衰退に伴い、名門一色氏も昔の力を失った。崇伝の父、一色秀勝は、室町幕府の最後の将軍、足利義昭に仕えていたが、義昭が織田信長と対立し、京を追われて室町幕府は滅び、崇伝の父、秀勝もまた、京から逃亡した。崇伝は、当時5歳であり、南禅寺に入ったのはこの時である。

    いかに名家であっても、過去の権威にすがっていては、厳しい戦国の世を生き抜くことは出来ない。崇伝の青春期、世の中は、信長から秀吉に移り、覇業は固まりつつあった。これからの世の中で、力とはすなわち智恵だ。日本一の学生となり、学をもって世に出る、それが若き崇伝の志であった。

    崇伝は、その志を胸に、学に打ち込み、学識が高く買われて、若くして南禅寺の中枢にのし上がってくる。当時の南禅寺の長老に玄圃霊三がいたが、その下で海外の国々との文書のやり取りに携わるようになる。そんな中で、秀吉の外交を知り、遠からず豊臣政権は潰れるのではないかと読んだ。将来への展望の無い外征を行い、いたずらに国力を浪費する政権に未来は無い。

    そのような折、徳川家康の側近の板倉勝重に見初められ、家康配下に誘いが来るが、今は自分の能力を高める時期だと考え、その誘いを拒み、一心に外交について学ぶ。

    しかし、秀吉が他界するに伴い、外交も家康が差配するようになり、玄圃も家康に仕えようとするが、老齢ということもあり、崇伝にその役が回ってきた。世に出るまたとないチャンスを活かし、満を持して崇伝は登場する。

    崇伝はその後、オランダ国籍のリーフデ号の漂着の処理をしたり、徳川幕府の開設のため、京の公家に働きかけをしたり、その才を如何なく発揮する。それが認められ、崇伝は若干37歳という若さで、南禅寺の住職となり、自分の塔頭として金地院を持つことになった。

    その後も、崇伝は家康を陰で支え、影がゆえに、世の中からは陰口をたたかれた。それは、京での公家への締め付けや、切支丹禁教令や伴天連追放令の発布も大きく影響しているだろう。大名の生き死には崇伝の胸三寸にあるとまで言われた。

    崇伝が悪と言われることに、豊臣を葬ったことがあげられるだろう。例の、方広寺の梵鐘事件がそれである。国家安康、君臣豊楽の文字を家康という文字を分断し、豊臣楽しむとあると解釈し、豊臣の呪詛・謀反を言い立て、わざと戦がはじまるように仕向けたことだ。ただ、それは単に豊臣を葬るだけの目的ではなく、崇伝は大きな志があった。泰平の世を築くため、戦になる不安の種は根絶やしにし、天下のおおもととなる規範を作ることだ。武家の有りようを定める、武家諸法度、天皇・公家の行動規範を記した禁中並公家諸法度により公家の政治介入を阻止しいたずらな世の混乱を避け、諸宗諸本山法度により諸宗の本山の上に幕府の寺社奉行が君臨し、その命令が末寺まで及ぶようにし、寺社勢力の台頭による世の乱れを阻止した。これにより、信長でさえ手を焼いた中世以来の権威である、朝廷、寺社は完全に幕府の統制下におかれた。秀吉のカリスマ性に頼った豊臣政権の失敗に学び、個人のカリスマ性ではなく、”法”によって統制される法治国家作りをめざした。定まった法があることにより秩序が保たれ、国は国として成り立ってゆく。崇伝は、一つの国の形を作り上げたといってよい。

    著書の中では、ところどころで沢庵との絡みがある。崇伝は沢庵のような人の欲望を忌避するのは違うと主張する。そもそも人というものは善と悪のないまぜによって成り立っている。この世の中も、善と悪が交じり合いながら進んでゆくものだ。何かを成そうと思えば必ず手は汚れる。汚れねば何も成せぬ。それを修羅の道と呼ぶならそれでよく、自分はその道を歩み、天下に争いの無い世を築くのだと。常に泥水をかぶらぬ所に身をおいてきた沢庵のような男に負けるわけにはいかないと、会うたびに感じるのであった。内乱の世に再び逆戻りさせぬように、幕府の法が絶対であることを天下万民に示すため、自分は一切の情を押し殺し、天下の秩序を築くのだと。そんな崇伝は徳川300年の泰平の世を築き、65歳で亡くなった。近年では、そんな徳川300年の泰平の世を、パクス・トクガワーナ(徳川の平和)と称され、海外の研究者の間で評価が高まっている。

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    2012年10月20日
  • 謙信びいき

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    タイトルは謙信びいきなのにいきなり直江兼続。謙信の話題は期待するほどにはない。どちらかというとマイナーな者の方が多い。歴史の裏舞台で自らに与えられた仕事をしっかりこなした男たちを紹介している。著者は新潟の人。国境の長いトンネルを抜けても雪国はなかった。そこには目もくらむような快晴の蒼空、太陽の恵みをいっぱいに受けた明るい世界が広がっていた。一時は雪国のハンディを背負っていることに理不尽な思いを抱いたこともあったが、今は、雪は決して負の面ばかりではないことを悟ったという。長い冬が終わり、春が訪れると山からは清冽な水が流れ出し、日本一の米、そして酒を育むことができる。これもすべて雪の恩恵。雪国に住む者としての共感をおぼえた。

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    2012年08月15日
  • 墨染の鎧(下)

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    著者の作品は歴史上のいわば脇役的な人物や、組織の№2的人物を主人公とする作品が多いことが私好みで多く読んできた。
    本書も安国寺恵瓊という歴史上マイナー人物を主人公としたもので、毛利家における微妙な立場を的確に描きつつ、織田軍中国戦略を、受側の毛利家の視点で描いたものは読んだことがなかったので、新鮮であった。
    個人的な嗜好で注文をつけるとすれば、最後のクライマックスである関ヶ原実戦での主人公の軍団内駆け引きや足掻き、また、敗戦後逃亡して捕らわれるまでの葛藤などを著者流の人物描写を持ってもう少し物語濃く入れて欲しかった。(上下巻共通レビュー)

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    2012年07月24日
  • 墨染の鎧(上)

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    著者の作品は歴史上のいわば脇役的な人物や、組織の№2的人物を主人公とする作品が多いことが私好みで多く読んできた。
    本書も安国寺恵瓊という歴史上マイナー人物を主人公としたもので、毛利家における微妙な立場を的確に描きつつ、織田軍中国戦略を、受側の毛利家の視点で描いたものは読んだことがなかったので、新鮮であった。
    個人的な嗜好で注文をつけるとすれば、最後のクライマックスである関ヶ原実戦での主人公の軍団内駆け引きや足掻き、また、敗戦後逃亡して捕らわれるまでの葛藤などを著者流の人物描写を持ってもう少し物語濃く入れて欲しかった。(上下巻共通レビュー)

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    2012年07月24日
  • 真田三代 下

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    作者の得意な範囲で纏められた作品。大きなうねりがなかったのが、ちょっとがっかり。秀作ですが、冒険がない感じです。

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    2012年07月12日
  • 霧隠才蔵 下

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    いつお互い裏切ってもおかしくないような張りつめた関係性をキープしていた『風神の門』と比べると、こっちの才蔵と佐助はそれなりに仲間度がアップしていってましたね。
    かといって馴れ合ってるというほどでもなく、期待していた適度な距離感だったのがよかったです。

    もう1つ比べると、こっちの才蔵はけっこう人間くさいww
    忍には不要と分かっていても風流に浸るのをやめられなかったり、戦が終わった途端連歌スランプに陥ったり、急に命を惜しむ気持ちが湧いたのはなんでだろうと悩んで半月間お堂に籠もってみたり、心の動きが色々と忙しい。
    ヘタレ要素もちょっと持ち合わせた才蔵を楽しむならこっちでしょうか。

    佐助に比べると微々たるものですが、他の十勇士にもそれぞれ何らかの出番が与えられてました。メンバーのうち半数くらいしか出てこない柴錬立川文庫を先に読んだからそう感じるのかもしれませんが。

    真田家に関していえば、下巻後半から幸村が退場して息子・大助が二刀流で頑張ってましたが、やっぱり最後においしいところをもっていくのは親父だったというオチ。さすが頭脳労働者。

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    2012年02月14日
  • 真田三代 下

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    下巻は豊臣政権時代から大阪夏の陣までが描かれていますが、
    今ひとつ盛り上がりに欠けました。
    どうしても真田一族となると幸隆・昌幸・幸村となりがちですが、
    結果として信之が真田家を守る抜いたことが一番大きいと思います。
    その辺りまでを、しっかりと描いてほしかった。
    池波正太郎原作の「真田太平記」は、その分信之を重要人物と捉えていたので、
    一日の長がありといったところでしょうか。

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    2012年02月05日
  • 霧隠才蔵 上

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    全2巻。
    真田十勇士、霧隠才蔵のお話。

    天地人でブレイクする前、
    ちょっと苦労してた頃の著者の作品らしい。

    真田十勇士の大活躍ってゆう
    ベタな話はあまり読んでなく、
    十勇士の中でも二番手的な、
    青レンジャー的な霧隠才蔵が主役ってのが
    ちょっと珍しくて読んでみる。

    物語はだいたい3部に分かれる。
    十勇士になる前、十勇士vs徳川、大坂の陣後。

    ぶっちゃけ、十勇士な話は薄く、
    真田十勇士を読めると思ってた自分的には肩すかし。
    十勇士の影がだいぶ薄い。
    猿飛佐助以外。
    キャラ立ち的に。

    だし、
    大阪の陣後の前と後で別の小説な感じ。
    陣後はまったくのオリジナルな伝奇もの。
    若干トンデモ。
    それを著者らしい、
    王道な歴史ものっぽい口調で語られるので、
    すこし違和感がある。
    まあ、
    十勇士がそもそも創作のトンデモってのは置いといて。

    また、
    前半は前半で面白いけど、
    才蔵の出生の秘密とか、
    割と大きな設定を無駄に使い捨てにしてたりする。

    が、
    才蔵の人物造形が割と好きで、
    読み終わりはどこか余韻が残る。

    真田十勇士としてとか、
    史実とのうまい関わり方とか抜かして、
    霧隠才蔵物語として読むと、
    それなりに引き込まれる。

    大阪の陣後のトンデモ物語での
    ベタな展開や打ち切りマンガみたいなクライマックスも
    個人的には割と好きだった。

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    2012年02月06日
  • 真田三代 上

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    真田幸隆、真田昌幸、真田信之・幸村兄弟と続く真田三代記。
    上巻は幸隆が信玄に仕えてから、武田家での地位を確立していくところから、昌幸が信長死後の上州での領地安堵に奔走するまでが描かれています。
    知略・謀略に優れた真田家という解釈からか、人物描写中心で合戦そのものは軽く扱われている関係上、今ひとつ躍動感に欠ける気がします。

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    2012年01月29日
  • 美食探偵

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    ネタバレ

    明治に実在した作家をモデルにした推理小説。当時の料理の話と、実在した近代史の有名人の名前が出てくるのがちょっと楽しい。新選組好きとしては松本良順の登場が楽しかった

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    2012年01月22日
  • 真田三代 下

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    真田幸隆没後、二代:昌幸、三代:信幸/幸村の時代を描く。戦国の信州の小勢力で有りながら状況に応じて武田、織田、北条、徳川、上杉、豊臣に従って生き抜き、関ヶ原の戦いでは、東国の徳川に兄信幸、西国の豊臣秀頼に親昌幸、弟幸村に別れて戦うのは真田家の宿命か。真田幸村の家来に甲賀忍者:猿飛佐助、伊賀忍者:霧隠才蔵が居るのは始めて知った。

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    2012年01月21日
  • 真田三代 上

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    武田、織田(徳川)の時代の流れに上手く渡りあって信州の小土豪:真田家を守り抜いて生きた幸隆→昌幸→信幸、幸村兄弟までの3代を描く、武田家の信玄、勝頼に従い武田家滅亡と共に上手く織田に取り入り秀吉時代までの信州で徳川、北条、上杉の狭間で生きる時代までが上巻だ。何だか時代の風を読み立ち位置を選んで生き抜く姿は、肌に合わずいまいちの内容だ。

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    2012年01月07日
  • 真田三代 下

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    やっぱり真田と言ったら幸村でしょう。

    というわけで、下巻に入って俄然盛り上がってきました。

    まぁ、仮想戦記ではないので幸村が家康を倒したりしないのは残念ですが、大坂冬の陣、夏の陣での活躍はうれしくなりますね。
    ただ、すごくあっさりとした描き方なので、幸村の活躍をもっと読みたいっ!と欲求不満が残る部分はあります。

    猿飛佐助や霧隠才蔵などの真田十勇士も出てくるし(佐助以外はほとんど名前だけですが)、なかなか楽しめるお話でした。

    上下巻を通して、一番のお気に入りキャラは幸隆の弟・矢沢頼綱です。次は直江兼続かなぁ…。

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    2012年01月06日
  • 真田三代 上

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    真田幸隆・昌幸・幸村の三代にわたる物語。

    人気のある真田だけに読む方の目もシビアなので、レビューを見ても結構賛否分かれているようですが、私は割と楽しく読むことが出来ました。

    ただ、上巻は幸隆から昌幸にかけての物語でまだ幸村がほとんど活躍しないので、『真田十勇士』で育った世代にはちょっと物足りないかも知れません。

    それと、信玄を“お館さま”と呼ぶのが幸村じゃないのが『戦国BASARA』ファンとしては寂しいところですね。

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    2012年01月06日