■下巻は黒田官兵衛の活躍が活写…と思っていたが、官兵衛は秀吉にその才能を恐れられた。軍事的作戦でも大阪城築城、名護屋城築城などの築城術で重用されたが、報いは少なかった。
■下巻2011年12月初版で令和4年4月第15版。11年間で15回の重版は、やはりベストセラーと言っていいのではないか。
■装丁は曽我蕭白の獅子虎図屏風の左隻、虎図。虎だがあまり怖そうな感じがしない。
■官兵衛の有能さがあまり感じられなかった。小早川隆景とのエピソードや如水として出家するきっかけとなったエピソードなど、盛り込んでもよかったのではないか。