火坂雅志のレビュー一覧

  • 西行桜

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    能の大成者、世阿弥。平安末期の皇族の末裔の闇源氏。の陰陽師顔負けの幽玄の世界。
    陰陽道が世に広まる以前の、呪禁道を取り入れたという能。『返ばい』という足踏みの動作が、あるのだが、それに鎮めの意味があることを初めて知った。
    学生時代、筑紫王朝の楽、『筑紫舞』を神社に奉納したりと、やっていたことがあるが、その動作の中に、『へんばい』の動作があった。
    コトバには『言霊』という重要な意味があるが、動作そのものにも、また『意味』がある。奥深い。

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    2009年10月04日
  • 全宗 秀吉の侍医にして名参謀

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    秀吉に側近の医者が居るのは知らなかった。それだけでも面白かった。ただ最後の終わり方だけ、ちょっと寂しいなー。
    忍び→僧侶→医者として生きた全宗の生涯を一冊で読める小説でした。

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    2026年01月30日
  • 虎の城 下

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    下巻は高虎が家康に接近し、関ヶ原の戦いから大阪冬・夏の陣で豊臣家の滅亡に加担する自分の生き様に悩む姿を描く。圧巻は家康の信任が厚く、天下普請を繰り返して次々と名城を建築するところ。
    藤堂高虎、加藤清正、黒田官兵衛の築城三名人のうち、いちばん多くの城を築いているのが藤堂高虎だと聞いたことがあるが、後半生は自藩の生き残りを賭けて城作りに命を燃やしていた。

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    2025年11月09日
  • 虎の城 上

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    ネタバレ

    大河ドラマ「天地人」の原作者による戦国時代の歴史小説で、藤堂高虎が主人公。
    文庫版で上巻 乱世疾風編が699ページ、下巻 智将咆哮編が694ページと中々の大作。上巻は、藤堂高虎の主家にあたる郡山豊臣家の当主秀保(秀長の養子)が変死する所まで。駆け出し時代の高虎が兵庫県大屋に縁があったことが意外だった。

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    2025年11月09日
  • 謙信びいき

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    小説ではなく、歴史エッセイ集でしたがそれなりに楽しめました。力強い文体とは別に、端々に著者の真摯な姿勢を垣間見ることができ、とても好感がもてました。

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    2025年09月18日
  • 真田三代 上

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    信玄の死後と武田家の滅亡、そして信長の死。生き残りをかけて、北条、徳川、上杉それぞれと関係を築く真田昌幸のしたたかさ。一方で最後まで勝頼を岩櫃城でかくまおうとしたり、信長死後、北条に破れた滝川一益を庇護したり、真田は、利だけではない仁義の男なのかなとも思った。

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    2025年09月13日
  • 軍師の門 下

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    黒田官兵衛は戦国の世が続く限りにおいては、軍師として頼りにされてはいるが、強大なら権力を把握していくに連れて、やがて秀吉から遠ざけられていく。
    実際に命を賭して戦う子飼いの武将が重く用いられていくのは、当然の流れであった。
    最後まで、誇り高く生き抜いた官兵衛の生き様が素晴らしい。

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    2025年05月03日
  • 軍師の門 上

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    黒田官兵衛と竹中半兵衛、ともに豊臣秀吉のニ兵衛と称された二人の名軍師を描く。
    物語は黒田官兵衛を中心に進んでいく。竹中半兵衛は、官兵衛に乱世を生き抜こうとするならば悪者にならなければならないと教える。
    いつしか二人は友と呼ぶようになるが、官兵衛が有岡城に囚われの身となっているとき、竹中半兵衛は官兵衛に心をよせながら世を去る超えてになる。

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    2025年05月01日
  • 天地人 中 地の巻

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    本能寺の前から慶長の大地震まで。上杉からの目線では初めてなので、なかなか面白いが、説明口調はちと苦手

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    2024年05月18日
  • 天地人 上 天の巻

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    2009年のNHK大河の原作。今年(2024年)にBS松竹東急で再放送し始めて見出したので、読んでみた。ドラマでは子供時代が結構描かれてたので、なるほどこれからこんな流れって云うのが理解できた。結構説明が多くて、私にはちょっとしんどかった

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    2024年05月02日
  • 北条五代 下

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    北条早雲については、いろんな小説で描かれていて、それなりに知っていたけれど、その後の4代の当主のことは、ほとんど知らなかった。もし、北条家が天下を取っていたら、平民にとっては、住みやすい世の中になったのかもしれないけれど、やっぱり、永続きはしかっただろうな。

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    2023年10月19日
  • 天下 家康伝 下

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    周りに助けられてるなーと。
    人徳というやつですか。
    信長秀吉が激しすぎるので霞んじゃうけど
    武田伊達がかっこよすぎて霞んじゃうけど
    というか魅力的な武将が周りに多すぎてそっちのほうが気になってしょうがない気持ち

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    2023年01月07日
  • 軍師の門 下

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    ■下巻は黒田官兵衛の活躍が活写…と思っていたが、官兵衛は秀吉にその才能を恐れられた。軍事的作戦でも大阪城築城、名護屋城築城などの築城術で重用されたが、報いは少なかった。
    ■下巻2011年12月初版で令和4年4月第15版。11年間で15回の重版は、やはりベストセラーと言っていいのではないか。
    ■装丁は曽我蕭白の獅子虎図屏風の左隻、虎図。虎だがあまり怖そうな感じがしない。
    ■官兵衛の有能さがあまり感じられなかった。小早川隆景とのエピソードや如水として出家するきっかけとなったエピソードなど、盛り込んでもよかったのではないか。

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    2022年11月07日
  • 軍師の門 上

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    ■豊臣秀吉の2人の軍師、竹中半兵衛と黒田官兵衛の物語。
    ■2011年12月初版、2022年9月第15版。11年かけて14回版を重ねているので、およそ1年に1回重版出来となっている計算。細々と売れ続けている。
    ■装丁は曽我蕭白の獅子虎図屏風の右隻の唐獅子。実は蝶に驚いて吠えている。この絵と内容が一致しているのか、読者の想像を掻き立てる。
    ■この上巻は竹中半兵衛の活躍が光る。軍師の策謀は常に歴史の荒波の下に隠れてしまい、将の手柄となってしまう。豊臣秀吉の手柄話のうちどこまでが半兵衛の献策によるものか、想像するだけでも楽しい。
    ■火坂流なのかわからないが、歴史の教訓というのはあまりなくて、ストーリー

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    2022年10月26日
  • 左近(上)

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    新しいと見えるのは、ほんの一瞬に過ぎない。新しいものはすぐに古くなる。目先の物事に心をとらわれていては、真実のものがみえなくなる。真実は肚にある。上を吹きすぎる風に乗るのではなく、その風に吹き飛ばされぬものをしっかりと肚のうちにもつ。そのようにあってこそ、人は人たるのだ。

    本書は、著者の急逝により関ヶ原の戦いの前に未完となったが、そこまでの内容でも十分に楽しめた。

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    2022年07月21日
  • 霧隠才蔵 下

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    戦国忍者小説。霧隠才蔵、猿飛佐助らをし軸として真田十勇士の活躍を描く。
    忍者、柳生一族、根来衆など、忍者小説の要素がふんだんに盛り込まれている。

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    2022年01月21日
  • 霧隠才蔵 上

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    まさに傑作の時代小説。火坂雅志版の霧隠才蔵。
    真田幸村をはじめとして、猿飛佐助など真田十勇士が勢揃いする。
    霧隠才蔵の出自に作者のこだわりが見えて、またそこが面白い。

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    2022年01月19日
  • 戦国を生きた姫君たち

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    こちらは小説ではなく戦国の姫君たち25人の簡単な説明書の様な本です。
    文庫本で読みましたがすごく薄いです。
    25人それぞれの生き様や逞しさで楽しめますし、知らなかった事実や説なんかもあり知識を増やす事が出来ました。
    村上海賊の娘で出てきた鶴姫の話が印象深かった。

    2021/7 文庫本

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    2021年07月21日
  • 業政駈ける

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    長野業政という、歴史ファンにはよく知られているが、中々渋い武将を主人公にした歴史小説。
    歴史小説の面白さを改めて感じさせてくれる、胸熱ものの爽快なストーリー。

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    2021年06月14日
  • 全宗

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    施薬院全宗、甲賀出身で比叡山の薬樹院に学び、師曲直瀬道三を踏み台に、豊臣秀吉の側近として、暗躍した。
    あまり知られていなかったが、なかなかに面白い。

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    2021年06月05日