世田介と兎の話が表していることは僕には読み解けませんでした。少し間をおいて読んでみると、何か分かることがあるかも。/だけど「絵という言葉」を通して八虎と世田介が通じる瞬間には胸を打たれた。「あ 俺これ 知ってる」「今はじめて 絵が描けてよかったと思った」。見開きぶち抜きの場面・・・八虎、世田介を見てないんですね。微妙に目線が上にずれてる。過去の自分を見てる。漫画的に言えば、世田介の言葉(吹き出し)を見てる。/渋谷の朝の青い景色を世田介が見てて、それを何も言わず八虎は感じているのも気持ちいい。大好きな巻だ。