山口つばさのレビュー一覧
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購入済み
ノーマークス編終了。色々な考え方に触れて、色々な感情が呼び起こされて、矢虎がまた肯定的に美術と向き合えるようになった。
夏休み、全年齢版があるってことは、限定年齢版もあるのだろうか。 -
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場が自分に合わないのであれば合う場所を探せばいい、とよく言われます。ただ同時に、自分の問題を解決しないと合う場所は見つからないというのも聞く気がします。
前者は、問題は場にあって自分の形がハマる場はどこかにあるんだという発想。後者は、問題は自分にあるので、自分の形を変えないとハマる場はどこにもないという発想なんだと思うんですが、そのまま受け取るとこの2つの説は、責任の所在は反対であるものの、場と人というのはパズルのピースがハマるように合うものと、合わないものがあるという誤解を招くような気がしています。
場と人の合う合わないはパズルのピースのようにきっちりハマるものではなく、どっちかというと -
購入済み
迷子からの脱却!
不穏な終わり方だったので続きが気になって。
哲学的な思考力がないと美には対峙できないと感じました。キレイ カワイイ 気になる 怖い など表面的な感想のその先は?
毎回何がテーマになるか楽しみですね! -
購入済み
いろんな感情に翻弄されて表現が豊かになるんですね。若いうちにいろんな事で経験値を稼げるのは良い事です。
キラッキラの青春漫画ではないけれど、すごく大学生らしくて好きです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレユカちゃん周りで気になったこと全部(多分)解消されて良かった。大分引っ張ったなあ。別に押しつけられていた訳ではないし、きっと(微妙に理想とはずれながら)唯一味方をしてくれるお祖母ちゃんも好きではあったんだろうけど、いざ本格的に目指し始めて、実はやりたいこととずれていたということに初めて自覚して、そのズレに気づいて苦しくなって。
ジェンダーだけではなく、彼(自認がどっちかは分からないし、以前(多分素に近い方で)は一人称が俺だったからこう書くけど)の絵描きとしての悩みみたいなところもしっかり描かれていて良かった。そういう文脈でも自由に見えて型枠に押し込められそうで苦しむキャラクターなのかも。
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Posted by ブクログ
こういう話が読みたかった。大満足。
すいすいと受験まで来てしまって、良かったような怖いような。受かるのかな。
マキのコンプレックスも、それを打ち砕くきっかけになりそうな、八虎が口にした本心もいい。あとは戦うことへの怖さ、葛藤、実は自分が友人の背中を押していたこと、彼にまた押されること。本音を隠して付き合うのが上手い八虎が、絵を通して友達とコミュニケーションの仕方が変わっていく。本気で打ち込めることをみつけて、成長していく物語はやっぱり好きだ。でも、デフォルトでいい友人関係だな。
ユカちゃんの話がバックでちょいちょい進むけど早く全貌が見たいなあ。
いい絵っていうのはモノクロにしてもいい -
Posted by ブクログ
ネタバレ一巻でするっと親の理解を得られ過ぎじゃないか、と思ってたら、ちゃんとお母さんを説得する話があったこと、その中で絵を描くという行為を通じて気づかなかったことに気づけたり、というのがあって良かった。
また、新しいキャラクターが登場したり、既に登場していたキャラクターが掘り下げられたりしている点も良かった。特に世田介くんが好き。コンプレックスを抱えている感じがあって、とても刺さる。藝大の展示を観たときの反応が、主人公と否定/肯定で対照的なのも、貪欲に何かを得ようとする主人公と、ひょっとすると傷つきたくなくて見下しているような感じがする世田介くん、という風に見えて良い。反面、彼の主人公に対する態度 -
Posted by ブクログ
教授にはいつまで同じことやってるのっていうような言われ方されていたけれど…ドローイングの課題に取り組む八虎も、その課題に熱中する八虎の描かれ方も、もちろん作品も、わたしは好きだなぁ。
人に物を教えるっていうこと自体が難しいことだろうに、美術を教えるって、いったい何が正解なんだろう…
教える側(学校、先生、教授)にきちんとした捉え方(核があって、芯の通ったもの)があって、かつそれが学ぶ側(生徒)にしっかり伝わらなければ、彼らは何が良くて何が悪いか、何が必要で何が不必要か気づけないし、きっとわからないことだらけになってしまうだろうな。
答えがない答えなんて、どうやって導き出したら良いんだ。