岡田憲治のレビュー一覧
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ネタバレこれから参加するであろうPTAの実態を知りたいと思い、読んだ。PTAの実態については概ね、想像通り。ただ、著者が、結構反省した部分を記述しているので面白く読むこともできた。
組織の参加は任意なのに、なぜか強制のようになっている
いてほしい、いるべきという理由で参加する会
お茶くみなどセルフにすればいいのにわざわざやらせる
などの内容は日本組織であればありそうなお話。
著者が政治学者なので、時折専門家らしさをのぞかせつつ、PTAの会長を務めた3年間で何をどう変えたかを書いているが、あまりにも体質が古くてびっくりする。一緒にいた人の目線(変えてもらって有り難いと思う側)で読んでしまった。ワーキングマザーやファザーにはおおよそ無理な作業量。
コロナ禍での対応は、本文からも大変さが多少伝わってくるが、これまでの色々があってのコロナ。本にあるよりはずっと精神的にも堪えたのでは、と想像する。 -
Posted by ブクログ
とある本で社会の成り立ちのような硬い話を読んでいたときに著者岡田憲治さんとこの本のことを知り、購入。PTAに触ったこともない自分にはあまり関係ないなと気軽に読み始めたけれど、べらんめえ口調で書かれた面白さと、その経験談からは仕事に還元できる視点が盛り沢山。いまはどの企業にもいるワーキングママたちの目線の一部を知れたこと。また企業はPTAのようなボランティア団体ではないとは言え、アルバイトのグループの行動特性はPTAの例として書かれている行動特性に似ているということ。変革しようと乗り込んだPTAで奮闘し、本質を大切にしながらも方法論でトライアンドエラーを繰り返し気づきを重ねていく話は企業で人を管理する立場の人間でしたら一読の価値ありです。面白かった。
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ネタバレ『雨』の次は『風と雲』。
風と雲のことばだけど、天気の話がほとんど。雲の形や風の向き。読んでるだけで、詳しくなれそうだけど、情報が多すぎて忘れてしまう。西表島の『イリ』は西の意味で、東は『アガリ』とも書かれてた。ちょうど読んでた本に出てきた言葉だったので、なるほどと思って読んだ。
ヨーロッパの辺りの西風、東風……の神様の名前もあったけど、忘れてしまった。
『星きらめけば翌日風あり』のことわざも素敵だ。星がきらめくと翌日の天気は崩れる。使うことはないかもしれないけど、覚えておきたい。
最後の方にことわざと、季語が四季別に載っている。俳句などを作る時にも役立ちそう。
パラパラめくるだけでも楽しい。また、開いてみたい辞書。
ごちそうさまでした。 -
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何度でも言いますが、言葉というのはただの「道具」です。道具であるからには、使い方を学ばねばならないし、手入れも怠れない。その使命が終わったのなら、潔く手放す。この本には40の「フェイクな言葉」が紹介されています。手癖に塗れ、なんとなく、もともとの位置付けを忘れられた言葉たち。私たちはともすれば、考えるエネルギーを使うことを意識的にも無意識的にも忌避して、現状に甘んじてしまいます。そうやって慣れ親しんだ環境に居着くことに払うコストの大きさを、この本は示唆してくれました。各項目は独立しているので、少しずつ読み進めるのもいいですし、気になったところから始めるのもいいと思います。「よりマシ」な未来を選ぶことができるよう、考え、学び続けなければならないですね。
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理論編では、単に言葉にするだけでなく、振る舞いや行動を伴うことで世界を少しでも変える技法について論じられる。
過去には「正しいことを言う」こと自体が重要だったがこともあったが、現代では単に主張するだけではなく、状況に応じた振る舞いが求められる。
例えば、議論の前提を変える、対立ではなく協力を生み出す、問題を公開して周囲の力を借りるなど、多様な技法が紹介されている。
実践編では、特にマンション管理組合の事例が印象に残った。
住民から「宅配ボックスを設置してほしい」「草むしりは外注すべきではないか」といった意見が出るものの、高齢の組合長は「昔からこうやってきた」と取り合わない。
こうした場面でどういうアプローチをとるのか?マンションという共同体、近隣住民との関係性等を含めて技法が紹介されている。目的は何か?着地点をどこに設定するか?などなど。
本書の結論として、「言う」と「言わない」の間には広大な選択肢が存在し、その中には「沈黙する」という技法すら含まれる。
単に発言するかどうかではなく、状況に応じた多様なアプローチが可能であることに気づけたこと自体がこの本を読んで得た価値のひとつである。政治学にも興味が湧いた。
ざっと数回流し読みしただけなので、時間がある時に再度読み直したい。 -
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政治のお話ではないのでご安心ください。 言いたいのに言えない事ってたくさんありますよね。それでずいぶんモヤモヤとしてきたなと思っている方もたくさんいると思います。家族、パートナー、職場、PTA、自治会、学校‥などなど、本書は、なぜ言えないのかを分かりやすく紐解いてから進めていきます。
けして 安直なハウツー本ではありません。発言力や自己主張を叫べと言っているのでもありません。そこが 本書のいいところです!
著者の岡田さんは、読者に対して丁寧に親切に、なんとか言葉や振る舞いで思いを伝える工夫やきっかけを提案してくれます。
ゼロから始めるのではなく、すでに持っている経験や技術を活用しながら、一緒に考えていく姿勢がとても胸に響きます。
理論編と実践編で構成されています。
【理論編】
「声を上げよう!と言われても」
「言うための技法」
「やるための技法」
【実践編】
第1章 ネトウヨになった父に暴言はやめてと言いたい
第2章 「男なら泣くな」と子どもを叱る 夫に言いたい
第3章 マンション管理組合の長老に「話を聞いて」と言いたい
第4章 PTA 活動で「ムダな仕事は省こう」と言いたい
第5章 会社に給料をあげてほしいと言いたい
第6章 子どもに「ダメなやつ」と言った担任の先生と学校に言いたい
第7章 近隣外国人に生活マナーを守ってほしいと言いたい
第8章 地域イベントをやってみよう と言いたい
第9章 多様な選択肢を作って、と 政治に言いたい
第10章 戦争をやめてと世界に言いたい
本書は、言えなくて困っている人に手を差し伸べることではなく、「もうかなりできているのに、そのことに気がついていないこと」に 「それですよ 」と指さすことが目的だと著者は述べています。モヤモヤしている読者ひとり一人が、1ミリでも「自分にもできそう!」と思う部分があって実践に移そうとするときの、優しい“背中押し”を感じる内容でした。 -
Posted by ブクログ
これ、フェイクでくくるかなあ。。。
世の中で常識と思われていることと、実際は違うのだ、ということを
50個のコラムで解説する良書。
フェイクじゃないだろう、、、
PTAは任意団体、辞めてもいい、ことを皆が知らないのは、フェイクじゃなくて
思い込みじゃないの?
まあ、確かに、為政者が、都合のいいように皆に思い込ませている、というのは
あるけれど、、
と、本の構成にはケチをつけたけれど、内容はいい。
特に、ヒトラーが民主主義の手続きを経てナチスを完成させたくだり。
まさにここ数日の韓国の政変、戒厳令はそれをなぞりかねないモノだった。
議会を止め、憲法を書き換え、、、これが大統領の権限でできそうだった。
国会議員が気付いて国会に入り込み、これを議決で阻止したから事なきを得たが、
もし大統領の意向が軍隊に浸透していて議員を国会にいれなければ、
韓国は大統領の独裁国家になってもおかしくなかった。
まさかナチスのようにはならないだろうが、北朝鮮との関係がどうなったか、、
なんてことを想起させる文章を書いているので、非常に良い読み物。
括りがフェイクじゃなあ、、
フェイク1 現実とは、目の前で起こっていることそのもの
フェイク2 PTAは、教育委員会や公立学校の下部組織
フェイク3 NPOは非営利団体だから利益を出してはいけない
フェイク4 スポーツ報道は、今日もスポーツの話を伝えている
フェイク5 ベースボールは依然として日本の国民的娯楽の王様
フェイク6 どんな事態にも対応できるマニュアルを活用するのがリーダー -
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YouTubeの「積読チャンネル」で知り、
これまでPTAには良い印象は持っておらず(業務が大変そう、人間関係がドロドロしてそう)、娘が小学校に入ってもあまり関わりたくないな〜と思っていたが、ちょっと覗いてみたい気持ちもあって本書を読んでみた。
著者の岡田さんは、最初は半ば強引にPTA会長にされたものの、目の前の苦しんでいる役員のためにPTAの改革を進めようと尽力される。
しかし、合理的と思われる改革は、役員にあまり受け入れてもらえない。
うわべでは「生産性が無く、親を無駄に拘束してしまっている」と著者が感じる活動は、実のところ、親同士が交流するきっかけになっていて、いい息抜きになっていたりする。
なるほど、活動が行われ続けているのには、それなりに理由があるんだな、と気づいた。
白黒はっきりつけることが、必ずしも正しいことではないんだと思わされた。
PTAの立ち位置や基本姿勢が分かったらので、怖さはあまりなくなったかな。
私はママ友が皆無なので、小学校とのつながりを持ちたいと感じたときにはPTA活動が助けになってくれるかもな〜とポジティブに思えるようになった。