岡田憲治のレビュー一覧
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このPTA改革、男性で大学教授で年齢も少し上という条件を抜きにしては実現しなかっただろう。そうは思うものの伝統と言う名の連綿と続いている体制を変えることの大変さ、そしてコロナでわかった別に要らない活動など、面白く読めました。
学校に対抗する窓口としては何か必要だと思いますが、実際やっている活動はすべ...続きを読むPosted by ブクログ -
10年も前の本なのか。最近の本かと思った。自分自身の言葉が足らないことを見つめ直したい。もっと豊穣な言葉で子供に語りかけないと、と反省。Posted by ブクログ
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衆院選がある今年読まれるべきタイムリーな一冊。朝日新聞のオピニオン記事で、かねてからリベラル勢に募っていた思いがほぼそのまま述べられていて、本書も是非読んでみたいということになった。
わずか2年とはいえ時間が空いてしまったことと、現状総裁選の前に書かれたことで文脈が先鋭化してるせいもあってか短いなが...続きを読むPosted by ブクログ -
3章の「言葉が感情を形成している」とい文章には非常に強い印象を受けました。感情が先で、その中で言葉を選ぶものだと思っていました。Posted by ブクログ
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「言葉が足りないとサルになる」かどうかは分からないが、言葉を話そうして使わないと使えなくなってしまう。
普段からの言葉の使い方しかり、話し方聞き方などを改めるべきかと考えさせる本。
ゆず(歌手)を好きな人は読まないほうがいいです。笑Posted by ブクログ -
もうこういった言説にほとんど共感を感じなくなってしまったなー。「現状は危機的だ」「政府はこんなにあくどい」みたいなのって、「ほんとにそうなの?それを示す証拠は?」とまず思ってしまう。
まあ内田センセイの七色のロジックを楽しめるという点では面白い。Posted by ブクログ -
これからを生きていく人へ贈るメッセージ。
日本の現状に危機感を抱いた内田樹が,中高生へとメッセージを送るために様々な人へ文章を書いてくれるよう依頼をした。統一感はあるような,ないような。しかし,皆,日本の現状に(というか,現政権に)危機感を覚えている人たちである。出版されたのは2016年7月なので...続きを読むPosted by ブクログ -
目もくらむようなスーパー秀才エリートだった人たちが、声をそろえてもはや反対することができない空気があったと言っている。ドイツ語で日記を書けるような、言葉を自由自在にあやつることができるエリートたちが、一億人の運命を左右するような決めごとを、最後には言葉でなく空気を読んで身を委ねたと語っている。
福...続きを読むPosted by ブクログ -
ヤベェ!マジ、チョーヤバくね?などという言葉でしか世界を語らなければ、直ぐに馬鹿になる。言葉で様々な想いや状況を言葉で伝える練習をしなくては。Posted by ブクログ