岡田憲治のレビュー一覧

  • 政治学者、PTA会長になる

    Posted by ブクログ

    著者がPTA会長として奮闘した3年間の記録。正しいことは正しく伝わらない。周りは敵だらけ。そこで見出す光明!まるで小説のように進む展開に一気読みでした。PTAとかサークルとか職場とかで、望んでいなかった役割を担うことになった人に捧げたい本です。

    0
    2026年10月04日
  • 政治学者、PTA会長になる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これから参加するであろうPTAの実態を知りたいと思い、読んだ。PTAの実態については概ね、想像通り。ただ、著者が、結構反省した部分を記述しているので面白く読むこともできた。

    組織の参加は任意なのに、なぜか強制のようになっている
    いてほしい、いるべきという理由で参加する会
    お茶くみなどセルフにすればいいのにわざわざやらせる
    などの内容は日本組織であればありそうなお話。

    著者が政治学者なので、時折専門家らしさをのぞかせつつ、PTAの会長を務めた3年間で何をどう変えたかを書いているが、あまりにも体質が古くてびっくりする。一緒にいた人の目線(変えてもらって有り難いと思う側)で読んでしまった。ワーキングマザーやファザーにはおおよそ無理な作業量。

    コロナ禍での対応は、本文からも大変さが多少伝わってくるが、これまでの色々があってのコロナ。本にあるよりはずっと精神的にも堪えたのでは、と想像する。

    0
    2026年05月07日
  • 政治学者、PTA会長になる

    Posted by ブクログ

    積読チャンネルから。
    今年から子供が小学生に上がるので、得体の知れないPTAというものを知りたいのと、PTAの負の慣習改革に励んだ筆者の奮闘劇に興味を抱いて手に取った。

    皆んなが思っている、めんどくさい意味のない仕事なんてやめちまえ!という事柄だって、過去から何十年も続けている背景を理解し、先人達への理解と感謝を忘れては、改革はうまく行かないのだということが良くわかった。

    PTAだって、町内会だって、会社の謎文化だって、元々は何かの背景や目的があって運営されているのだ。PTAに興味がない、関わりがない、という人にもおススメできる一冊。

    1
    2026年04月20日
  • 言いたいことが言えないひとの政治学

    Posted by ブクログ

    明日から使えるノウハウ本ではない(そんな言葉があったらとっくの昔に解決してる!)。言いたいことがあっても、それをストレートに伝えることが問題の解決にはならないし、言いたい、でも言えないとうじうじ悩み合いながら進んだり進まなかったりする営みを慈しめ、という本。

    文章が独特の疾走感にあふれていてとても面白かった。今すぐ解決したい人には向かないけど、あれこれこねくり回して考えるのが好きな人にはおすすめ。

    0
    2026年03月13日
  • 政治学者、PTA会長になる

    Posted by ブクログ

    読みやすい文体ですらすら読めた。
    PTAとは任意団体であくまでボランティアであること。利益最大化が目的でない活動に対して非効率、非生産ということがナンセンスであること。
    効率主義の蔓延る社会に生きる中でハッとさせられた

    0
    2026年02月25日
  • 政治学者、PTA会長になる

    Posted by ブクログ

    とある本で社会の成り立ちのような硬い話を読んでいたときに著者岡田憲治さんとこの本のことを知り、購入。PTAに触ったこともない自分にはあまり関係ないなと気軽に読み始めたけれど、べらんめえ口調で書かれた面白さと、その経験談からは仕事に還元できる視点が盛り沢山。いまはどの企業にもいるワーキングママたちの目線の一部を知れたこと。また企業はPTAのようなボランティア団体ではないとは言え、アルバイトのグループの行動特性はPTAの例として書かれている行動特性に似ているということ。変革しようと乗り込んだPTAで奮闘し、本質を大切にしながらも方法論でトライアンドエラーを繰り返し気づきを重ねていく話は企業で人を管理する立場の人間でしたら一読の価値ありです。面白かった。

    0
    2026年02月16日
  • 政治学者、PTA会長になる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっと読めた。
    「PTAに入会することを拒否している世帯の子に記念の紅白饅頭は配らなくて良いか」を真面目に議論したり、会合が5時間かかって文字起こししていたり、みんな憂鬱だったお月見会を防災会に発展的解消したり、ポイント制があったりベルマークやったり、色々面白すぎて抱腹絶倒だった。岡田さんのユーモア溢れる記述から浮かび上がる、日本の民主主義の根本的問題、ルールを作れない、変えられないというところにもしっかり表現が行き届いていて、あっという間に読み終わってしまった。最高すぎる!

    0
    2025年12月07日
  • 風と雲のことば辞典

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『雨』の次は『風と雲』。

    風と雲のことばだけど、天気の話がほとんど。雲の形や風の向き。読んでるだけで、詳しくなれそうだけど、情報が多すぎて忘れてしまう。西表島の『イリ』は西の意味で、東は『アガリ』とも書かれてた。ちょうど読んでた本に出てきた言葉だったので、なるほどと思って読んだ。
    ヨーロッパの辺りの西風、東風……の神様の名前もあったけど、忘れてしまった。
    『星きらめけば翌日風あり』のことわざも素敵だ。星がきらめくと翌日の天気は崩れる。使うことはないかもしれないけど、覚えておきたい。

    最後の方にことわざと、季語が四季別に載っている。俳句などを作る時にも役立ちそう。


    パラパラめくるだけでも楽しい。また、開いてみたい辞書。
    ごちそうさまでした。

    0
    2025年11月10日
  • 半径5メートルのフェイク論「これ、全部フェイクです」

    Posted by ブクログ

    何度でも言いますが、言葉というのはただの「道具」です。道具であるからには、使い方を学ばねばならないし、手入れも怠れない。その使命が終わったのなら、潔く手放す。この本には40の「フェイクな言葉」が紹介されています。手癖に塗れ、なんとなく、もともとの位置付けを忘れられた言葉たち。私たちはともすれば、考えるエネルギーを使うことを意識的にも無意識的にも忌避して、現状に甘んじてしまいます。そうやって慣れ親しんだ環境に居着くことに払うコストの大きさを、この本は示唆してくれました。各項目は独立しているので、少しずつ読み進めるのもいいですし、気になったところから始めるのもいいと思います。「よりマシ」な未来を選ぶことができるよう、考え、学び続けなければならないですね。

    0
    2025年07月27日
  • 言いたいことが言えないひとの政治学

    Posted by ブクログ



     理論編では、単に言葉にするだけでなく、振る舞いや行動を伴うことで世界を少しでも変える技法について論じられる。

    過去には「正しいことを言う」こと自体が重要だったがこともあったが、現代では単に主張するだけではなく、状況に応じた振る舞いが求められる。

    例えば、議論の前提を変える、対立ではなく協力を生み出す、問題を公開して周囲の力を借りるなど、多様な技法が紹介されている。

     実践編では、特にマンション管理組合の事例が印象に残った。

    住民から「宅配ボックスを設置してほしい」「草むしりは外注すべきではないか」といった意見が出るものの、高齢の組合長は「昔からこうやってきた」と取り合わない。

    こうした場面でどういうアプローチをとるのか?マンションという共同体、近隣住民との関係性等を含めて技法が紹介されている。目的は何か?着地点をどこに設定するか?などなど。

    本書の結論として、「言う」と「言わない」の間には広大な選択肢が存在し、その中には「沈黙する」という技法すら含まれる。

    単に発言するかどうかではなく、状況に応じた多様なアプローチが可能であることに気づけたこと自体がこの本を読んで得た価値のひとつである。政治学にも興味が湧いた。

    ざっと数回流し読みしただけなので、時間がある時に再度読み直したい。

    0
    2025年02月13日
  • 言いたいことが言えないひとの政治学

    Posted by ブクログ

    政治のお話ではないのでご安心ください。 言いたいのに言えない事ってたくさんありますよね。それでずいぶんモヤモヤとしてきたなと思っている方もたくさんいると思います。家族、パートナー、職場、PTA、自治会、学校‥などなど、本書は、なぜ言えないのかを分かりやすく紐解いてから進めていきます。
    けして 安直なハウツー本ではありません。発言力や自己主張を叫べと言っているのでもありません。そこが 本書のいいところです!
    著者の岡田さんは、読者に対して丁寧に親切に、なんとか言葉や振る舞いで思いを伝える工夫やきっかけを提案してくれます。
    ゼロから始めるのではなく、すでに持っている経験や技術を活用しながら、一緒に考えていく姿勢がとても胸に響きます。

    理論編と実践編で構成されています。
    【理論編】
    「声を上げよう!と言われても」
    「言うための技法」
    「やるための技法」
    【実践編】
    第1章 ネトウヨになった父に暴言はやめてと言いたい
    第2章 「男なら泣くな」と子どもを叱る 夫に言いたい
    第3章 マンション管理組合の長老に「話を聞いて」と言いたい
    第4章 PTA 活動で「ムダな仕事は省こう」と言いたい
    第5章 会社に給料をあげてほしいと言いたい
    第6章 子どもに「ダメなやつ」と言った担任の先生と学校に言いたい
    第7章 近隣外国人に生活マナーを守ってほしいと言いたい
    第8章 地域イベントをやってみよう と言いたい
    第9章 多様な選択肢を作って、と 政治に言いたい
    第10章 戦争をやめてと世界に言いたい

    本書は、言えなくて困っている人に手を差し伸べることではなく、「もうかなりできているのに、そのことに気がついていないこと」に 「それですよ 」と指さすことが目的だと著者は述べています。モヤモヤしている読者ひとり一人が、1ミリでも「自分にもできそう!」と思う部分があって実践に移そうとするときの、優しい“背中押し”を感じる内容でした。

    0
    2025年01月31日
  • 言いたいことが言えないひとの政治学

    Posted by ブクログ

    小田嶋隆さんきっかけで読みはじめた著者とは、同年齢だとか共通のご縁もあり、新刊が出る度に読んで10年以上になる。10冊目になる本書では紹介されるエピソードのそこかしこに、“友人知人やわたし自身”を発見するような解析度。著者本人の声が聞こえてくるようで、とてもおもしろかった。個人的には“傾聴”の意義を再確認できたこと、本書が今年の読み納めで通算100冊目だったのも嬉しい。

    0
    2024年12月31日
  • 半径5メートルのフェイク論「これ、全部フェイクです」

    Posted by ブクログ

    これ、フェイクでくくるかなあ。。。
    世の中で常識と思われていることと、実際は違うのだ、ということを
    50個のコラムで解説する良書。
    フェイクじゃないだろう、、、
    PTAは任意団体、辞めてもいい、ことを皆が知らないのは、フェイクじゃなくて
    思い込みじゃないの?
    まあ、確かに、為政者が、都合のいいように皆に思い込ませている、というのは
    あるけれど、、

    と、本の構成にはケチをつけたけれど、内容はいい。
    特に、ヒトラーが民主主義の手続きを経てナチスを完成させたくだり。
    まさにここ数日の韓国の政変、戒厳令はそれをなぞりかねないモノだった。
    議会を止め、憲法を書き換え、、、これが大統領の権限でできそうだった。
    国会議員が気付いて国会に入り込み、これを議決で阻止したから事なきを得たが、
    もし大統領の意向が軍隊に浸透していて議員を国会にいれなければ、
    韓国は大統領の独裁国家になってもおかしくなかった。
    まさかナチスのようにはならないだろうが、北朝鮮との関係がどうなったか、、

    なんてことを想起させる文章を書いているので、非常に良い読み物。
    括りがフェイクじゃなあ、、

    フェイク1 現実とは、目の前で起こっていることそのもの
    フェイク2 PTAは、教育委員会や公立学校の下部組織
    フェイク3 NPOは非営利団体だから利益を出してはいけない
    フェイク4 スポーツ報道は、今日もスポーツの話を伝えている
    フェイク5 ベースボールは依然として日本の国民的娯楽の王様
    フェイク6 どんな事態にも対応できるマニュアルを活用するのがリーダー

    0
    2024年12月07日
  • 政治学者、PTA会長になる

    Posted by ブクログ

    YouTubeの「積読チャンネル」で知り、
    これまでPTAには良い印象は持っておらず(業務が大変そう、人間関係がドロドロしてそう)、娘が小学校に入ってもあまり関わりたくないな〜と思っていたが、ちょっと覗いてみたい気持ちもあって本書を読んでみた。

    著者の岡田さんは、最初は半ば強引にPTA会長にされたものの、目の前の苦しんでいる役員のためにPTAの改革を進めようと尽力される。
    しかし、合理的と思われる改革は、役員にあまり受け入れてもらえない。
    うわべでは「生産性が無く、親を無駄に拘束してしまっている」と著者が感じる活動は、実のところ、親同士が交流するきっかけになっていて、いい息抜きになっていたりする。
    なるほど、活動が行われ続けているのには、それなりに理由があるんだな、と気づいた。

    白黒はっきりつけることが、必ずしも正しいことではないんだと思わされた。

    PTAの立ち位置や基本姿勢が分かったらので、怖さはあまりなくなったかな。
    私はママ友が皆無なので、小学校とのつながりを持ちたいと感じたときにはPTA活動が助けになってくれるかもな〜とポジティブに思えるようになった。

    1
    2024年11月20日
  • 教室を生きのびる政治学

    Posted by ブクログ

    はじめはもっと自治について主体的に取り組むように叱咤される本かと思って手に取らなかった(くらしのアナキズムとか読んだ後だったから)が、読んでみたらめっちゃ寄り添ってくれてありがたー

    0
    2024年10月29日
  • 半径5メートルのフェイク論「これ、全部フェイクです」

    Posted by ブクログ

    当たり前のこと、ニュースで流れること、誇張されている事が多いと改めて実感させられました。一歩引いて考えることが大事ですね。統計的にも下がっているのに。
    昔は些細なこともニュースにならず世の中の末端の人までは伝わらなかったことが今では調べればSNSを使えば知ることが出来る。そのために人の意見に騙されやすい気がしてます。
    フェイクなのかフェイクじゃないのかしっかり見極めて世論を捉えていこうと思いました。

    0
    2024年09月29日
  • 半径5メートルのフェイク論「これ、全部フェイクです」

    Posted by ブクログ

    信じていたことや、額面通りに受け取ったことの中にフェイクがあることを知り、自分の無知さや平和ボケさを再認識しました。

    これからはニュースを垂れ流しにするのではなく、自分の頭で考え、調べていきます。

    0
    2024年09月22日
  • 政治学者、PTA会長になる

    Posted by ブクログ

    YouTubeの積読チャンネルで紹介されていて読んだ本。
    「そんなの自分で判断して決めればいいじゃん」という著者と、自分で判断して決めていくことが不安で前例踏襲しようとする他のPTA役員の葛藤が生々しく描かれてていて、仕事の課題を考える際の新たな知見になった。

    0
    2024年09月07日
  • 半径5メートルのフェイク論「これ、全部フェイクです」

    Posted by ブクログ

    「これ、全部フェイクです」
    言いたいことをギュッと凝縮したキャッチーなサブタイトルと真っ赤な表紙に目を引かれ、目次にパラパラ目を通せば身近なことから世界のことまでテーマはいろいろ幅広い。著者の本を読むのは9冊目だから少しは慣れているつもりだけれど、「全部フェイク」がどこに着地するのか?と思っていたらそう来ましたか!そうですよね!
    安易に着地せず、宙ぶらりんで行きましょう!
    色分けなど各所に読みやすい工夫がされているのも良き。

    0
    2024年08月25日
  • 教室を生きのびる政治学

    Posted by ブクログ

    教室にいた頃に知りたかった内容で、そういうことを言ってくれる大人や本に早く出会いたかったなと思いました。

    話し合いの章を読みながら、世の中はキレイ事ばかりではないこもわとを改めて感じました。

    0
    2024年06月27日