内田春菊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
乙女心をくすぐる素敵なデザインのワンピースが自分のものに。
しかし、それを着ると……!?
予想を大きく上回る面白さだった。
失礼ながら、もっとしょぼい話を想像していたので。
好きな異性に想いを伝えられず悶々としている少女の心が、
美しく装うことで解放されたものの、恐ろしい結末に――
という短編連作ホラー漫画。
このワンピースは人の欲や恐怖心を糧にして生き続けるらしいが、
由縁は語られない。
単に作者が考えていなかっただけかもしれないが(笑)
説明を省いてモヤモヤっと幕を下ろしたことで、
不気味な余韻が残って、恐怖マンガとしての質を高めている気がする。 -
Posted by ブクログ
表題作を含む短編集。
以下の3編が凄くよかったなぁ。
● 『あたしのこと憶えてる?』―花屋で働く年下のボーイフレンド、あるおは、逢うたびに同じことを話す。彼はものを憶えられない「病気」だった。
忘れてしまわれることが悲しみというよりも、それ自体が楽しい春菊さんの妄想なのかなあ。て読みました。毎日が新鮮な年下のボーイフレンド。かわいくって素敵で『愛しくてたまらな』くなってしまうじゃないですか。
● 『ときどき軽い』-ティッシュの箱の中から、透明なゼリー状の生き物?が出てきて…。
なんなのこれ…!言うくらいアタマオカシイ妄想(笑)
こんなこと思いつく春菊さんがかわいい。
● 『コウスケ -
Posted by ブクログ
内田春菊なる「ものかき」(本人談)は、果たして男性脳なのか女性脳なのか? としたとき、明らかに女性脳なのだけど、こうした作品があるから混乱する。きっととても自分を客観的に見られる部分もあるのだと思う。この本もさいしょは主人公が男性なんだけど、そして何人もの女性と不倫しているのだけど、あとにいくにつれひとりの女性の心理がだれより細かく描かれ出す。この瞬間がじつは嫌いではないです。彼氏がいるのに、浮気相手からもらったプレゼントをわざと彼氏の目につくところに置いておき、バレると泣いて「だって嬉しかったから、どうしてもそばに置いちゃって」と女性ぶり、その作戦に失敗するとやはり彼氏のもとへ戻る。ワタシ