【感想・ネタバレ】がんまんが~私たちは大病している~ (2)のレビュー

あらすじ

2015年の大腸がん告知、抗がん剤治療を経て、人工肛門を造設した漫画家・内田春菊。前作「がんまんが」では人工肛門になるまでがセキララに描かれたが、その後も目まぐるしい日々は続いていた――!? 手術後の体や環境の変化と不安、日常における人工肛門の反応や装具の取り付け方、障害者申請や保険金のシステム、再びの抗がん剤治療などがん治療にまつわるアレコレが重なりつつも、生活を守るため相変わらずの仕事量&免許取得へ慌ただしい毎日。その一方で、子4人も不安を抱え、時には大ゲンカも…。この大腸がんで内田春菊は何が変わり、そして何が変わらなかったのか。病と家族と真正面に向き合った、闘病エッセイの新たなバイブルです。

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Posted by ブクログ

がん手術後に人工肛門(ストーマ)を造設した内田春菊さんのエッセイマンガ。

なかなか知ることのないストーマの色々と日々を赤裸々に描かれています。
春菊さんがすごいな~と思うのはこの描写。
病気のことを書くとなると暗い気持ちばかりがクローズアップされがちですが、春菊さんはそれをあっけらかんと表現しているのがすごい!
(いや、本人の心の中にはもっと色々あったかもしれないけど…)
お手入れの仕方だとか、困ったことだとか…
もしストーマになるかも…不安だな…
という人がいたら絶対におすすめしたい本。
きっと勇気をもらえると思う。

「病気も受け入れていこう~」というご本人の強い気持ち、というか自然体で病気とその後を受け止める姿がもうなんかすごい!

マンガで見ていると春菊さんのストーマさんに親しみがわいてきてかわいいなあと思ったり…。

で…
最後の章…
え!?まさかの…続く!?

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2021年07月23日

Posted by ブクログ

はじめて詳しく知るストーマ
一昔前なら、こんなに変わっちゃった、自分は終わり、と思うかもだけど、春菊さんのは本当にポジティブでよいと思う。
続編も期待

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2021年03月10日

Posted by ブクログ

抗がん剤が効いたから、術後も再発防止に1クール/免許教習再開/音楽活動再開/息子の退職、娘①の芸能活動、娘②の登校拒否。ゴキブリに騒ぐ/ガン4000年の歴史、最近の急速な進歩。ツーピース型装具の快適/小説にダメ出しされ/名医サワ先生でも二度も抜糸漏れ/同情してマウントとる女/閉経後の女は男なしで生きられる、不自由になり一人暮らしできる男は少ない/男の性欲=支配欲の認識/禁酒を実行できる意志力/会社で入った保険で下りたカネには税金がかかる/ゲス不倫ブームで思わぬ原作印税/金欠は彼女が慰謝料払っているからか?

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2020年07月29日

Posted by ブクログ

父親がオストメイトなので手に取った。後にも先にもストーマ漫画はこの作品しか生まれないと思う。どうしても詳しく聞けないことを、一当事者の立場でまとめられているこの漫画は私としてはありがたい。オストメイトとは?実際どうなの?バイブル的な手元に置いておきたい一冊。

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2020年02月23日

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